こんにちは。

今回のブログもマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン )の

症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、40歳男性です。

男性の患者様は、やはり女性より少なく全体の2割くらいしかいらっしゃいません。

仕事をする男性にこそ第一印象は大事ですよね。

第一印象の決め手は、歯並びですよ!!笑

今回の症例を見ていただき、矯正したいと思ってくれると嬉しいですね。

 

主訴は、歯のがたつきでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

初診時の状態として上の前歯が2本内側に入っています。

さらに上の奥歯が前方に倒れている(近心傾斜)ことによって

出っ歯の噛み合わせになっています。

そして分析した結果、骨格的には受け口であることがわかりました。

 

診断:下顎前突・前歯部叢生

 

分析の結果、歯を抜かずに治せることと

患者様が装置が目立つことに不安があったことから

インビザライン で治療していくことになりました。

1回目のアライナーの数は、全部で43個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、アライナー40番の時のお口の中のお写真です。

 

上の2番目の歯がまだ内側にあります。

これは装着時間が1日20時間以上を守れず

アライナーが浮いてしまった為と考えられます。

修正のため2回目のお口の型取りを行いました。

2回目のマウスピース数は、全部で25個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、アライナー25番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の2番目の歯が下の歯より前に出てきました。

しかし前歯に挺出用アタッチメントが付いていますが、前歯が噛んでいません。

それは、舌癖があるからです。

常に前歯の裏側に舌が触れている状態で、

嚥下(えんげ)のたびに前歯を前方に押し出すため

矯正力より舌の力が優ってしまうので前歯が噛めないのです。

この時から舌のポジションの確認と舌の運動を始めました。

修正のための3回目のお口の型取りを行い、

3回目のマウスピース数は、全部で27個でした。

24番のアライナーが終了した時のお口の中のお写真です。

 

 

上の2番目の歯のねじれや傾きも綺麗になりました。

奥歯はもちろんのこと、前歯もしっかり噛めるようになりました。

歯肉の状態も初診時に比べると歯石が溜まりづらくなり、

歯磨きもしやすくなり、色も良くなったように感じます。

患者様にも満足していただいたので保定に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、3年です。

 

矯正に興味ある方、矯正やりたいと思っている方

ぜひカウンセリングにお越しください。

TEL0566−73−0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:700000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。