こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用した

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン )

の症例をお見せします。

 

患者様は、16歳女性です。

主訴は、前歯が出ていることとがたつきでした。

初診時のお口の中の写真です。

 

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

正面の写真から奥歯は噛んでいるのに前歯が噛んでいません。

横からの写真を見てもらうと下の3番目の歯より

上の3番目の歯の方が前にきています。

これは出っ歯の噛み合わせです。

 

診断:上顎前突(出歯)・前歯部叢生(がたつき)・開咬

 

患者様は、裏側の矯正が希望でしたが、

分析の結果、カリエールモーションを使えば歯を抜かずに治せることや

マウスピース矯正の方が適していると判断し、

患者様も了承してくださったので

インビザライン で治療していくことにしました。

 

最初に届いたマウスピース数は、47個でした。

上は、奥歯を後ろに下げる為にカリエールモーションを、

下は、マウスピースを1番からつけていただきました。

さらに最初から舌の癖があることがわかっていたので

カリエールモーションを始めると同時に

舌の筋肉トレーニングを始めました。

 

カリエールモーション終了時(3ヶ月後)(下のマウスピースは14番)

のお口の中の写真です。

 

 

↑上の3番目の歯が下の3番目の歯より後ろにきているのがわかります。

上の奥歯が後ろに下がった証拠です。

ここで上下インビザライン に移行する為にスキャニングを行いました。

 

2回目のマウスピースの数は、全部で48個でした。

数が多かったので加速装置をお渡しし、1個4日で交換していただきました。

アライナー45番の時のお口の中の写真です。

 

 

上下の前歯のがたつきはほとんどなくなりましたが、

右下の前から2番目の歯の高さが低いことと、

上の2番目の歯の高さもまだ低いです。

噛み合わせはまだ浅いですが、

下の前歯に上の前歯が被さるようになってきました。

3回目のスキャニングを行いました。

3回目のアライナー数は、22個でした。

1個4日交換をしていただき、アライナー22番の時のお口の中の写真です。

 

 

 

上の2番目の歯と右下の2番目の歯の高さが、

横の歯と比べると低かったですが、同じ高さになりました。

しかし全体的に前歯の噛み合わせが浅いので、

4回目のスキャニングを行いました。

4回目のアライナー数は、22個でした。

1個4日交換していただき、アライナー22番の時のお口の中の写真です。

 

 

前歯もしっかり噛めるようになったので、これで保定に移行しました。

 

矯正治療期間は、1年と9ヶ月でした。

 

他院で歯を抜かないと治らないと言われたけど歯を抜きたくない方、

矯正に興味ある方、マウスピース矯正希望の方・・・

ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。

TEL0566−73−0311

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。