後藤達也矯正歯科のブログです

後藤達也矯正歯科
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こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例を紹介したいと思います。

 

患者様は、21歳女性です。

主訴は「歯のでこぼこ」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

正面から見ると下の前歯が根本しか見えていません。

右上の前から3番目の歯が下の歯よりも内側に入っています。

右上の奥歯の噛み合わせが1歯対1歯になっている(=出っ歯の噛み合わせ)

下の前歯に少しガタガタが認められます。

 

診断:上顎前突(出っ歯)、叢生(歯のがたつき)、右上犬歯舌側転位

 

装置の希望は特になかったので表側矯正、インビザラインのメリットデメリットを説明の上

インビザラインにて治療していくことになりました。

出っ歯の噛み合わせ改善のため上の奥歯を少し後ろに下げる(遠心移動)必要があるため

まず上の親知らずを抜きました。

1ターン目のマウスピース数は全部で45個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、ゴムの併用もしていただきました。

またデンタルモニタリングというフィットチェック、アタッチメントの脱離等をAI診断してくれるアプリ

も使用していただきました。

このアプリのフィットチェックが意外に厳しくて…アライナーの装着時間を守らないとアンフィットで

3日止められてしまいます。

そうならないために装着時間を守って下さいます。便利なアプリです。

アライナー45番時のお口の中のお写真です。

 

右上の前から3番目の歯が内側に入っていましたが改善されています

下の前歯のがたつきも改善されています

右側の出っ歯の噛み合わせも改善されています

今回のケースは1ターンできれいになったのでこれで保定期間に移行しました

 

矯正にかかった期間は、1年でした

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。今回のブログでご紹介するのは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)の症例です。

 

24歳女性です。

主訴は、「前歯が出ている」「歯のがたつき」「咬み合わせ」でした。

初診時のお口に中のお写真です。

 

正面
右側
左側
上顎
下顎

 

以前矯正治療の経験があり、上下左右第一小臼歯(前から4番目の歯)が抜歯してあります。

上下とも前歯にがたつきがあります。

上の前歯が出ています。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(まえばのがたつき)・上下第一小臼歯抜歯矯正治療後の後戻り

 

第一小臼歯がすでに抜歯されているので歯を抜いて治すという選択ができません。

かといってそのまま並べても出っ歯さんは治りません。余計に出てしまいます。

そこでカリエールモーションを使って奥歯を後ろに下げてから前歯を並べることを提案し、

装置の希望が裏側矯正でしたが、カリエールモーションの併用は難しいため

インビザラインか表側矯正を説明し、

インビザラインで治療していくことになりました。

 

最初に上の奥歯を下げるためにカリエールモーションを使っていきます。

そのためにまず親知らずを抜きました。(親知らずを抜いたスペースに奥歯を下げるため)

上はカリエールモーション、下はインビザラインをセットし、

下のアライナーは1個1週間ずつ交換していただき、

カリエールモーションと下の奥歯の装置でゴムを1日20時間以上かけていただきました。

6ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

上の奥歯から犬歯が下がったことで上の2番目の歯の見え方がより見えるようになっています。

下は30番までアライナーを進めていたので下の前歯のがたつきが良くなっています。

この状態で上もマウスピースに変更していきました。

上のマウスピースを始める時は、

一旦下のマウスピースの交換を止めてアタッチメントを外して

上下ともに1番のアライナーから始めれるようにiTero(2回目)を行っていきます。

 

2回目のアライナー数は全部で20個でした。

ゴムを併用しながら1個1週間ずつ交換していただき、

20番の時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

上の前歯のがたつきもなくなってきました。

前歯の咬み合わせが浅すぎるので3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のアライナー数は全部で19個でした。

1個1週間ずつ交換していただき、

19番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯の咬み合わせもよくなりました。

前歯のがたつきが改善したことによって見えるようになった小さい虫歯も他院に治療に行っていただきました。

写真では見えづらいですが、奥歯の咬み合わせが少し咬みが甘いところがあります。

4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のマウスピース数は、全部で18個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

今回からゴムの種類を替えて咬みが甘いところでゴムかけをしていただきました。

アライナー18番の時のお口の中のお写真です。

 

 

咬み合わせは良くなりました。

上下の正中をなるべく合わせたいので5回目のiTeroを行いました。

 

5回目のマウスピース数は、全部で10個でした。

アタッチメントをつける時に歯の幅を調整するIPRを前歯に行いました。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー10番の時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

前歯も奥歯もかみ合わせが良くなりました。

上下の正中も合いました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間中も安定するまではマウスピースを1日中使っていただいています。(アタッチメントはなし)

 

矯正にかかった期間は、2年6ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:750,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置

(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、26歳女性です。

主訴は「前歯が出ている」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

前歯に歯のがたつきがあります。

奥歯の噛み合わせが1歯対2歯ではなく1歯対1歯で噛んでいます。

これは出っ歯さんの噛み合わせです。

右側の一番奥の歯が写真だと見えづらいのですが、

ほっぺた側に出てしまっているので下の歯と噛めていません。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(まえばのがたつき)・上顎右側第二大臼歯鋏状咬合(すれ違い)

 

患者様の装置の希望はなかったため

いろんな装置のメリットデメリットを説明し、

カリエールモーションを使うことで歯を抜かずに

インビザラインで治療していくことになりました。

 

まず右上の一番奥の歯のすれ違い咬合を改善するために上下インビザラインからスタートしました。

1回目のマウスピース数は、全部で25枚でした。

1、2番のマウスピースは1個2週間ずつ、

3番〜6番まで1個1週間ずつ、

7番から加速装置(オルソパルス)を毎日使用していただき1個3日ずつ使用していただきました。

7番のアライナーから上の3番目の歯と下の6番目の歯にボタンをつけてゴムを併用しました。

そしてアライナー番号25番で上顎をカリエールモーションに変更しました。

カリエールモーション3ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

上の前歯に隙間ができています。

上の前から3番目の歯が下の3番目と4番目の歯と歯の間に位置しています。

この状態でカリエールモーションを外して上下インビザラインにするために2回目のiTeroを行いました。

 

2回目のアライナー数は全部で59個でした。

1番〜25番まで1個1週間ずつ

26番から1個5日ずつ交換していただき、

40番のところでマウスピースに浮きが認められたため3回目のiTeroを行いました。

40番の時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

インビザラインにて上の奥歯をさらに後ろに下げたため3番目の歯の後ろに隙間ができています。

ここから犬歯(3番目の歯)を後ろに下げる予定でしたが浮きが出てきてしまいました。

 

3回目のマウスピース数は、全部で37個でした

1個4日で交換していただき、

アライナー番号37番の時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

前歯に残っていた隙間がなくなりました

良い感じに見えますが、実は前歯が少し出ています

そこを改善するために4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のマウスピース数は全部で47個でした

1個5日交換していただき、

アライナー番号47番の時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

さらに前歯が下がり綺麗になりました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間中はアタッチメントがないマウスピースを使用していただいています。

 

矯正にかかった期間は、2年10ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

orthopulse:70000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちは。

今回のブログはカリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、13歳男の子です。

主訴は、「前歯が出ている」「かみ合わせ」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上の前歯に隙間があります。

上の前歯の傾斜が少しきつく少し出ている感じがします。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部空隙歯列(すきっ歯)

 

患者様は目立たない装置が希望でしたので裏側の装置かインビザラインの2択になります。

今回のケースは抜歯すると口元が下がりすぎてしまうため

抜歯はせずカリエールモーションによる奥歯を下げたスペースを使って前歯を下げたいので

裏側の装置よりインビザラインが適していることを説明し、

インビザラインで治療していくことになりました。

 

1回目のマウスピース数は全部で70枚でした。

まず上の中心にある隙間を閉じたかったので上下でマウスピースを装着していただきました。

1個1週間ずつ使っていただき、

16番まで使っていただきました。

そこから上顎はアタッチメントを外してカリエールモーションに変更しました。

下のマウスピースも少し浮いていたのでインビザラインのマウスピースではなく、

当院で作製したマウスピース(歯は動かない)を使っていただきました。

1ヶ月間弱めのゴムを使っていただき、2ヶ月目から強いゴムに変更しました。

4ヶ月間カリエールモーション後のお口の中のお写真です。

 

 

上にカリエールモーションがついていますが、装置の前に隙間ができているのがわかります。

それだけ上の奥歯が後ろに下がった証拠です。

ここから上下インビザラインにするために2回目のiTero(アイテロ)を行いました。

2回目のマウスピース数は全部で23個で1個1週間ずつ交換していただきました。

カリエールモーションでできた隙間を上の前歯を下げるために使いたいので

ゴムも併用していただきました。

アライナー番号23番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の前歯が下がったので前歯にあった隙間が閉じました!

もう少し咬ませるために3回目のiTeroを行いました。

3回目のマウスピース数は、全部で31個で1個1週間ずつ(ゴム併用)交換していただきました。

アライナー番号31番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯も下がり、奥歯の嚙み合わせもよくなりました。

これで保定期間に移行しました。

矯正にかかった期間は、1年10か月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            

・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは舌側矯正の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は24歳女性です。

主訴は、「前歯が出ている」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

・上下ともに前歯にがたつきがあります

・左下の前から6番目の歯と右下の前から7番目の歯が抜歯されています

・口元が出ています

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(まえばのがたつき)・下顎左側第一大臼歯右側第二大臼歯抜歯済

 

患者様の装置の希望は裏側の装置だったため、

舌側矯正のメリットデメリットを説明し、

上左右側第一小臼歯2本抜歯が必要なことを伝え、

上がインコグニト(舌側装置)、下がマルチブラケット(表側矯正)で治療していくことになりました。

 

まず上記の写真より多数の虫歯があることがわかります。

装置が歯の表面を覆うため矯正途中で虫歯の治療ができないことと

虫歯を治すと歯の形態が変わるため装置がはまらなくなってしまうため

インコグニトの装置を作製する前に虫歯は治しておかなければなりません。

 

虫歯治療後のお口の中のお写真です。

 

右側

左側

 

虫歯を治していただき、iTeroを行いました。

インコグニトはオーダーメイドになるので装置が届くまでに9週間かかります。

9週間後、装置が届いたので早速装置をつけていきました。

まず上の奥歯に装置をつけて上の歯を2本抜きました。

その後前歯にも装置をつけ、ワイヤーを通して矯正治療スタートです。

その後調整のために1ヶ月に1回来院していただきました。

上がある程度並んだら下の歯にも装置をつけていきました。(7ヶ月後)

その後上下ともに調整していき、

装置をつけて1年8ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

抜いたスペースを使って上の前歯を下げました。

奥歯が少し噛んでいないところがあるので

最後の微調整をインビザラインで行うことにしました。

全ての装置を外した時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

iTeroを行いました。

マウスピース数は、インビザラインのライトコースなので14枚でした。

4週間後マウスピースが届き、アタッチメントをつけました。

1個2週間ずつ使っていただき、

マウスピースとともにゴムかけをしていただきました。

アライナー番号11番の時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

奥歯の噛み合わせも良くなりました。

少し残っていた隙間もなくなりました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間中は、アタッチメントのないマウスピースを使っていただいています。

 

矯正にかかった期間は、2年6ヶ月でした。

 

矯正費用

 

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:950,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

 
TEL:0566-73-0311


https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

2020年5月29日のブログで歯列を広げるQHについて書きましたが、

QHの後によく使われるマルチブラケットについて説明していきます。

 

マルチブラケットは、小児矯正の最終段階です。

今まで説明してきたバイオネーター、拡大床、QHで歯列を広げたあと

マルチブラケットにて細かいがたつきの改善・咬ませるということを

行っていきます。

 

小児矯正のマルチブラケットは、大体の子が部分的に前歯6本につけます。

前歯6本で並びきらない時は奥歯の方までブラケットをはることもあります。

 

適応症例は前歯に叢生(がたつき)がある時です。

 

 

適応時期は、乳歯が全て抜けて永久歯が装置がつけられるくらい萌出してからです。

 

マルチブラケットをつける期間は、叢生の重症度によって変わってきますが、

上下の前歯につけると平均すると8ヶ月から10ヶ月くらいで前歯のガタつきは改善してきます。

ブラケットは基本的には先に上につけて

ある程度並んだら下の前歯にもブラケットをつけていきます。

 

ブラケット装着後、一番重要なのは歯磨きです。

装置をつけると虫歯のリスクが上がります。

※一度虫歯になってしまうと治りません。

ブラシのヘッドは、なるべく小さい物を使ってください。

毛先が割れてきたら交換時期です。

装置に対して3方向から毛先を当てます。

文章だとわかりづらいので動画を載せておきます。

 

https://www.instagram.com/stories/highlights/18056031442233701/

 

食べてはいけない物(装置が脱離したり破損したりします)

 

・お餅、ガム、ハイチュウ、キャラメルなどの粘着性の高い物

・ピーナッツなどナッツ類

・氷を噛み砕く

・りんごを丸かじりする

 

痛みは2、3日ありますが、1週間程度で慣れてきます。

その期間はなるべく柔らかい物を食べさせてあげてください。 

※麺系は柔らかそうに感じますが前歯で噛み切らないといけないため

案外痛いです。(経験上)

 

金額ですが、歯を抜く治療にならない限り、

基本施術料(400,000円+税)の中に含まれます。

例外・・・少し前歯のがたつきがあるだけでマルチブラケットのみで治る場合は

部分矯正になりますので金額が変わってきます。(ほとんどいません)

 

これは当院のみの料金システムになります。

マルチブラケットに移行する段階で追加の施術料がかかってくる歯科医院も

ありますので矯正を始める前に確認してください。

 

TEL0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、子供の矯正装置タングクリブについて説明していきます。

 

タングクリブ(tonguecrib)とは、tongueは舌、cribは四方に柵のあるベビーベッドという意味なので

柵をつけて舌を前に出さないようにする舌突出防止装置のことです。

 

タングクリブは、固定式と可撤式があります。

可撤式は、2020年5月14日のブログ「子供の矯正装置〜拡大床について」で説明している拡大床に

タングクリブがついたものになります。(下の写真)

 

 

固定式は、上の奥歯にバンドと呼ばれる金属の輪っかをはめ、そこにタングクリブが付与されています。

 

 

舌の位置は、矯正治療に深く関係しており、

舌の位置を修正していくと治療期間の短縮や後戻り防止につながります。

逆を言えば舌で前歯を押していたり、舌の位置が低すぎると

口呼吸の習慣化

顎の成長を妨げるもしくは悪い方に成長させる

治療期間が長くなる

前歯が出たり、隙間が再び開くなどの後戻りが起きる

などマイナスなことしかありません。

当院のほとんどの患者様は、MFT(筋機能訓練)と言って

舌の位置の修正や口輪筋を鍛える運動などを行なっています。

MFTを行った上でなお舌の位置が安定せず矯正治療の妨げになっている場合

このタングクリブをセットしていきます。

 

タングクリブの装着期間は、

 

可撤式は基本的には拡大床を使っている期間と同じになります。

しかし下にも拡大床をセットするタイミングでタングクリブだけ除去する可能性があります。

 

固定式は、まずタングクリブだけを装着し、咬み合わせが安定してくるのを待ちます。

ある程度咬み合わせが安定したら前歯を並べるため前歯を咬ませるため

前歯にブラケットをつけていきます。

前歯が並んだところで一度タングクリブを外していきます。

外しても前歯の咬み合わせが変わらなければそのままタングクリブは外していきます。

外して前歯の咬み合わせが浅くなるようならもう一度タングクリブを戻して筋機能訓練を強化していきます。

タングクリブの装着期間は、患者様の舌癖の状態にもよりますが、

大体半年〜1年くらいはついています。

 

やはりタングクリブは大きい装置になりますので違和感の大きい装置です。

できるだけ使わずに矯正していけるように一緒に舌の練習を頑張りましょう。

  
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

が・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

今年最後のブログです。

今年はあまり更新できませんでしたが、

来年も患者様にとって良い情報を提供できるように更新していきたいと思います。

今年1年ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

こんにちは。

今日は、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例を

お見せしたいと思います。

 

患者様は22歳女性です。

主訴は、「前歯が出ている」「歯のがたつき」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

特に上の前から1番目の歯に「翼状捻転」と呼ばれる捻れがあります。

上の前歯は下の前歯に触れておらず上の前歯が少し出ているように見えます。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(まえばのがたつき)

 

患者様の装置の希望はありませんでしたが、目立たない装置の方が良いということで

インビザラインか裏側矯正のどちらかになりますが、

歯を抜く必要はないので裏側矯正よりインビザラインの方が適していることを説明し、

インビザラインにて治療していくことになりました。

 

1回目のマウスピース数は全部で27枚でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

最近導入したデンタルモニタリングを使用していただき、

マウスピースのフィットを交換のタイミングでチェックしていきました。

 

上の前歯を下げるために上下でゴムも併用していただきました。

アライナー番号27番の時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

前歯の翼状捻転も良くなり、

前歯も咬むようになりました。

これで保定期間に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、7ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:30,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

 
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

  

矯正治療のリスク・デメリット

 

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちは。

今回のブログは、裏側矯正と最終仕上げでマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)を

使った症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、32歳女性です。

主訴は、「前歯が出ている」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

上の前から2番目の歯が左右とも下の歯より内側に入っています。

上下とも前歯の傾斜度がきつく写真はないですが口元が出ています。

 

診断:上下顎前突(出っ歯)

 

患者様の装置の希望はなかったため

表側、裏側、マウスピース矯正の特徴を説明し、

上下裏側矯正で治療していくことになりました。

診断の結果上下の前から4番目の歯を計4本抜く必要があることを説明しました。

 

診断から9週間後に装置が届きました。

まず上の抜く歯より後ろにある奥歯に装置をつけました。

1週間後上の前から4番目の歯を2本抜いて、

そのまた1週間後に抜いた所の消毒と上の前歯に装置を装置をつけてワイヤーをセットしました。

 

1週間後今度は下の奥歯に装置をつけました。

その1週間後下の前から4番目の歯を抜き、

そのまた1週間後抜いた部位の消毒と下の前歯に装置をつけ針金をセットしました。

 

この後は1ヶ月おきの来院になり、ワイヤーやゴムの交換をしていきます。

2年9ヶ月経った時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

上下ともに前歯をかなり下げることができました。

最後のかみ合わせの微調整をインビザラインのライトコースで行うことを提案し、

承諾してくださったのでインビザラインを始めました。

装置を全て外し、iTeroを行いました。

装置を外した時のお口の中のお写真です。

 

正面

 

インビザラインが届くまで当院が作製したマウスピースを4週間ほど使っていただきました。

インビザラインライトコースは1クールが14枚と決まっています。

1個2週間ずつ使っていただき、

アライナー14番の時のお口の中のお写真です。

 

正面

 

正面の写真から正中が合ったのがわかります。

右の写真から右のかみ合わせが良くなっていることもわかります。

これで保定期間に移行しました。

保定期間中は、アタッチメントのないマウスピースを使っていただいています。

 

矯正にかかった期間は、3年5ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:1,100,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

矯正治療のリスク・デメリットについて

 

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。


 

こんにちは。

今回のブログは、子供の矯正治療の症例をお見せしたいと思います。

 

今まで子供の矯正は、カリエールモーションを使った症例しか載せたことがありませんでした。(意外)

今回の症例は、カリエールモーションを使っていません。

 

患者様は9歳の男の子です。

主訴は、「前歯が出ている」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

正面
右側
左側

 

右側からの写真がわかりやすく、上の前歯の角度(傾斜度)がきついように見えます。

右上の前から6番目の歯が下の歯より内側に入っています。

左下のCという乳犬歯が早期脱落したことにより犬歯の萌出スペースが完全になくなっています。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・上顎右側第一大臼歯交差咬合・下顎左側犬歯萌出余地不足

 

上の前歯が出ている理由は、奥歯が内側に倒れて並んでいるため前歯の並ぶスペースがなく

前歯は前に出るしかなかったのです。

まず内側に倒れている奥歯を広げてあげる必要があります。

その装置がバイオネーターです。

 

バイオネーター
装着時

 

バイオネーターは、以前ブログで説明した通り上下の奥歯を広げることと

下顎を正しい位置に修正することができます。

1ヶ月1回転のペースで広げていきます。

バイオネーターを2年間使い続けていただき、

乳歯が全て永久歯に変わってからクワドヘリックスに変えました。

 

クワドヘリックス

クワドヘリックスで右上の6番目の歯が内側に入ってしまっているのを改善していきます。

クワドヘリックスを6ヶ月入れた後

今度は上の前歯を並べるために前歯だけに表側に装置をつけていきます。(マルチブラケット)

舌癖があったので筋機能訓練(MFT)を行いながら、

ワイヤー治療を1年9ヶ月行った後のお口の中のお写真です。

 

 

左下の3番目の歯の入るスペースがなかったですが、綺麗に並びました。

上の前歯も出ている感じがなくなり、本人もお父様にも喜んでいただけました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間中は上にサーカムリテーナーを使っていただいています。

 

矯正にかかった期間は、4年7ヶ月でした。

 

※子供の矯正治療は、全ての乳歯が生え変わり永久歯が生え揃うまで診ていくので

当院の子供の矯正治療は長いです。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:400,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の

症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、21歳女性です。

主訴は、「前歯が出ている」「でこぼこ」「かみ合わせ」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯は1歯対2歯で噛んでいます。

前歯はかなりがたつきが大きいです。(特に下顎)

写真だとわかりづらいですが口元も出ています。

 

診断:上下顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(まえばのがたつき)

 

口元を下げ、かつがたつきを改善するとなると上下の前から4番目の歯を抜く必要があるので

抜歯の必要性の説明と

患者様はインビザライン希望だったため

装置(表側、裏側、インビザライン)のメリットデメリットを説明し、

インビザラインにて治療していくことになりました。

 

1回目のマウスピース数は、全部で66個でした。

抜歯はインビザラインが始まってから抜いていただきます。

先に抜いてしまうと抜いたスペースに向かって歯が動くので動いてしまうと

マウスピースが入らなくなってしまうのでマウスピースが届いてから歯を抜きます。

(親知らずは先に抜いていただくこともあります)

アライナー1番と2番を2週間ずつ使っていただき、

その間に前から4番目の歯を4本抜きました。

3番から歯を抜いてある状態の形状に変わるため必ず抜かないとマウスピースが入りません。

アライナー3番の時にアタッチメントをつけて、3番から6番まで1週間交換していただきました。

アライナー7番の時の歯にボタンをつけてゴムかけも開始しました。

7番の時にフィットが良かったのでオルソパルス(加速装置)をお渡しし、

その後のアライナーを1個5日で交換していただきました。

アライナー21番で下の奥歯に浮きが出てきてしまったので2回目のiTeroを行いました。

 

アライナー21番の時のお口の中のお写真です。

 

 

2回目のマウスピース数は、全部で57個でした。

26番までは1個1週間で交換していただき、

27番からは1個5日で交換していただきました。

アライナー57番の時のお口の中のお写真です。

 

 

抜いた所のスペースはほぼ閉じました。

前歯のがたつきも良くなりました。

あと少し奥歯のかみあわせを調整する必要があるので3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のマウスピース数は、全部で25個でした。

1個5日交換していただき、

アライナー25番の時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯のかみ合わせも良くなりました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間中は、アタッチメントがないマウスピースを使っていただいています。

 

矯正にかかった期間は、2年でした。

 

矯正費用

検査料:30,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)

の症例をお見せしたいと思います。 

 

患者様は、34歳女性です。

主訴は、「歯のでこぼこ」「上下の前歯があたる」「八重歯」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

奥歯は1歯対2歯で咬んでいるので良い咬み合わせのように思われるかも知れませんが、

下の前歯が少し内側に倒れていることと

右の上下の前から3番目の歯(犬歯)を見ていただくと前に傾斜していて上の犬歯より前にあるので

受け口傾向にあると言えます。

 

診断:下顎前突(受け口)・前歯部叢生(まえばのがたつき)

 

患者様の希望装置は裏側につける装置でしたが、

抜歯が必要ないことから裏側矯正のデメリットの方が大きいことを説明し、

さらに表側、裏側、インビザラインのメリット・デメリットを説明の上

インビザラインにて治療していくことに決めました。

 

1回目のアライナー数は全部で39個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

歯を1本ずつ遠心(後ろ)に移動させる計画でしたが、

アライナー10番の時に奥歯に浮きが出てきてしまったので

下をマウスピースではなくカリエールモーションにて遠心移動させることを提案し、

カリエールモーションを使うことにしました。

 

アライナー番号10番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上下ともまだ奥歯しか動かしてないので見た目は変わっていません。

 

2回目のマウスピース数は、全部で40個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

下の一番奥の歯を後ろに下げるのをマウスピースで行ったあと(1〜13番)

下にカリエールモーションを設置しました。

カリエールモーション開始から3ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

 

上も13番までアライナーを使用しているので

前から4番目と5番目の歯と歯の間に隙間があります。

下は奥歯が4本まとめて後ろに下がっているので

3番目の歯と4番目の歯の間に隙間があります。(特に右側)

この状態で上下インビザラインに移行するために3回目のアイテロを撮りました。

 

3回目のアライナー数は、全部で37個でした。

これからオルソパルスという加速装置を使っていただき、

1個4日で交換していただきました。

アライナー番号37番の時のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯のがたつきはかなり改善されましたが、

上の前歯のがたつきが少し残っています。

4回目のアイテロを撮りました。

 

4回目のアライナー数は、全部で22個でした。

上の前歯のがたつき改善のためにIPRを行いました。

1個4日ずつ使っていただき、

アライナー番号22番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯のがたつきは良くなりました。

まだ奥歯の噛み合わせが噛み合っていません。

5回目のアイテロを行いました。

 

5回目のアライナー数は、全部で12枚でした。

1個4日ずつ使っていただき、

アライナー番号12番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯のがたつきも奥歯の噛み合わせも良くなりました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間中はアタッチメントのないアライナーを使用していただいています。

 

矯正にかかった期間は、2年でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

orthopulse:70,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちは。

今回のブログは久しぶりに舌側矯正の症例をお見せしたいと思います。

 

当院の舌側矯正で使用する装置は、フルオーダーメイドの「インコグニト」です。

ゴールドで作製されているためニッケルアレルギーの心配がなく、

薄くて違和感が少ないのが特徴です。

 

患者様は、19歳男の子です。

主訴は、「前歯が出ている」「咬み合わせ」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

特に上の2番目の歯は下の歯よりも内側にあります。

奥歯の咬み合わせは1歯対2歯の関係なので良いですが、

上下とも前歯の傾斜がきつく口元が出ています。

 

診断:上下顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(まえばのがたつき)

 

患者様は裏側矯正を希望されていたので

裏側矯正のメリット・デメリットを説明し、

上下左右第一小臼歯の抜歯が必要なことも説明し、

上が舌側矯正(インコグニト)、下が表側矯正(マルチブラケット)の

ハーフリンガルで治療していくことにしました。

 

まずインコグニトはドイツで作製されるため注文してから9週間かかります。

診断から9週間後、まず上の奥歯に装置をつけました。

 

下から始めとけばいいじゃないかと思われるかも知れませんが、

下から始めると下の方が早く並ぶため下の装置をつけている期間が長くなってしまいます。

上下顎前突の患者様は下の前歯の傾斜もきついため先に下から始めると

受け口気味になってしまうことがあります。

また下を先に始めると下の歯が動くと上の歯も少しずつ動いていきます。

上の装置をつける時一塊にして装置をつけるので歯が動いていると微妙に装置の位置がずれてしまいます。

という理由から舌側矯正は基本的には上から装置をつけていきます。

 

奥歯に装置をつけた時上の第一小臼歯の歯と歯の間にセパレーションという小さいゴムを入れました。

このゴムが唾液を吸って少し大きくなると歯と歯の間に隙間ができ、

歯を抜きやすくしてくれます。

1週間後上の歯を2本抜きました。

またその1週間後上の前歯に装置をつけてワイヤーを通しました。

その後は1ヶ月ごとに来院していただきました。

下の歯は3ヶ月後に抜歯しました。

下の歯にも装置をつけてまた1ヶ月おきに調整のため来院していただきました。

 

上の装置のお写真です。

 

 

装置を外した時のお写真です。

 

 

矯正にかかった期間は、3年です。

 

保定期間中は上に日中プレスリテーナー(マウスピース)、就寝中サーカムリテーナーを装着していただいています。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:900,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今日は、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例を

お見せしたいと思います。

 

患者様は19歳女の子です。

主訴は、「前歯が出ている」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせが1歯対1歯になっているため出っ歯さんの咬み合わせです。

 

診断:上顎前突(出っ歯)

 

患者様の装置の希望はなかったためそれぞれの装置のメリットデメリットを説明し、

インビザラインで治療していくことになりました。

主訴は「前歯が出ている」でしたが、上が出ているというよりかは

下の顎が少し後ろに下がっていて上が出ているように見えるので

歯を並べることによって下の顎が少し前に出ることを想定して

インビザラインのライトコースで治すことにしました。

これで口元が治らなかった場合カリエールモーションを使って上を下げていきます。

 

ライトコースは1クール14枚のマウスピースです。

それを3クールできます。

インビザラインフルは基本的に1個1週間交換ですが、

ライトは1個2週間交換です。

 

途中で上の歯にIPR(歯の幅の調整)を行いました。

また上下の咬み合わせを良くするために上下でゴムかけ(II級ゴム)もしてもらいました。

 

1クール目のアライナー番号14番の時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせがかなり良くなりました。

上の前歯にがたつきが少し残っています。

2回目のiTeroを行いました。

 

2クール目も1個2週間ずつで

アライナー14番まで使っていただきました。

ゴムは継続です。

アライナー番号14番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯のがたつきは良くなりました。

奥歯も下の歯と歯の間に上の歯が入り込む1歯対2歯の関係になりました。

 

これで保定期間に移行しました。

保定装置はあと1クール分残っているので

14枚のアタッチメントがないマウスピースを使っていただいています。

 

矯正にかかった期間は、16ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:30,000円(税抜)

基本施術料:400,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちは。

今日のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、18歳女性です。

主訴は、歯のでこぼこ・咬み合わせが気になるでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

正面からの写真を見ていただくと右上の一番奥の歯が頬側に張り出していてよく見えると思います。

下の歯と咬み合っておらず完全に外側に出てしまっています。

上下の前歯に歯のがたつきがあり、特に右上2番目の歯が下の歯より内側に入っています。

 

診断:前歯部叢生(まえばのがたつき)・上顎前突(出っ歯)・上顎右側第二大臼歯鋏状咬合

 

患者様の希望は、裏側矯正かインビザラインでした。

分析の結果、適正装置・それぞれの装置のメリットデメリットを説明し、

インビザラインにて治療していくことになりました。

 

1回目のアライナー数は、全部で62個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号62番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上下とも歯のがたつきが良くなっています。

右上の一番奥の歯も頬側に出ていましたが、改善しました。

下の前歯のがたつきを改善したため咬み合わせが浅くなっており、

前歯が咬んでいません。

2回目のiTeroを行いました。

 

2回目のアライナー数は、全部で44枚でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号44番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯も咬めるようになりました。

これで保定期間に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、2年3ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

OrthoPulse:70,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今日は、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)

の費用についてお話ししようと思います。

 

インビザラインには3つのコースがあり、それぞれ適応症例があり金額も違います。

 

1、コンプリヘンシブ

 

適応症例が広く、当院で一番使用されるコースです。

適応症例は

抜歯が必要な重度叢生(歯のがたつき)、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)

非抜歯の叢生、上顎前突、下顎前突

ととても多いです。

このコースは、5年という期限があり矯正治療の期間は平均2〜3年なので十分な期間が設定されています。

治療が途中になってしまうことはまずありません。

 
当院の金額は、900,000円(税抜)になります。

 

2、ライト

このコースは2021年から少し規定が変わり、適応症例の幅がグッと減りました。

その理由は、以前は2回リファイメントが行えましたが、今は1回しかできないからです。

1回のマウスピース数が14枚までと決まっているので


リファイメントが1回だと合計28枚分しか動かせないのです。

適応症例は軽度の前歯部叢生(歯のがたつき)です。

このコースの有効期限は2年になります。

1個2週間ずつ使うと14枚終わるのに7ヶ月かかります。

28枚で15ヶ月かかります。

途中お休みしない限り期限切れは大丈夫だと思います。

 

当院の金額は、400,000円(税抜)になります。

 

3、エクスプレス

このコースはほとんど使うことはありません。

適応症例が本当に限られるからです。

有効期限は1年間です。

1回のマウスピース数は最大7枚です。

リファイメントが1回あるので計14枚分動かせます。

1個2週間ずつ使うと7枚終わるのに3ヶ月かかります。

14枚で7ヶ月かかります。

 

当院の金額は150,000円(税抜)になります。

 

上記に書いたようにそれぞれのコースで金額が違います。(当院の場合)

一律の金額しかないところもあるので

インビザラインのカウンセリングを受けた時は必ずどのコースで金額はいくらなのか確認して下さい。

 

インビザラインフルの金額は医院によってかなり違います。

金額は大事ですが、安いという理由だけで決めないでください。

安すぎるのは要注意です。

 

患者様自身が安心して通える矯正歯科を選んでください。

そんな医院になれるよう私達も努力します。

 

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置

(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、24歳女性です。

主訴は、「前歯が出ている」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせが1歯対2歯の関係ではなく1歯対1歯で咬んでいるので

上の歯が全体に前にある証拠です。

上下とも前歯にがたつきがあります。

その中でも左から3番目の犬歯という歯が上の方にあり、

いわゆる八重歯の状態です。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(まえばのがたつき)・上顎左側犬歯低位唇側転位(八重歯)

 

患者様の装置の希望は、マウスピース矯正または裏側矯正でしたので、

両者のメリット・デメリットと適正装置のお話をさせていただき、

カリエールモーションを併用しながらインビザラインにて治療していくことにしました。

最初に下にはインビザラインのアライナーを1番から使っていただき、

上にカリエールモーションを装着し、

毎日20時間以上ゴムをかけていただきました。

アライナー番号12番にアライナーの変形があり装着できなかったため

一時インビザラインのマウスピースではなく当院で作製したマウスピースを装着していただき、

カリエールモーションを続けました。

カリエールモーションスタートから7ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

 

右上の前歯の歯と歯の間に隙間ができています。

上の奥歯が後ろに下がった証拠です。

これで上下ともマウスピース治療に移行しました。

2回目のiTeroを行いました。

 

2回目のマウスピース数は全部で31個でした。

下の前歯の叢生改善と唇側傾斜改善のためにIPRを行いました。(歯の幅を小さくするための歯の削合)

上の前歯を下げるためにカリエールモーションでできた前歯の隙間を使います。

下の写真にあるボタンにゴムかけもしていただきました。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号31番の時のお口の中のお写真です。

 

 

左上の前から3番目の歯がしっかりアーチの中に入りました。

上下とも前歯の並びも良くなりました。

咬み合わせの微調整のため3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のアライナー数は、全部で18枚でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号18の時のお口の中のお写真です。

 

 

咬み合わせも良くなりました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間は、アタッチメントのないアライナーを装着していただいています。

 

矯正にかかった期間は、1年9ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)で

ゴムをかけるためのボタンについて説明したいと思います。

 

インビザラインで歯の表面につくものは2種類あります。

「アタッチメント」と「ボタン」です。

 

アタッチメントは、2020年8月16日に投稿した

「マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン )のアタッチメントがとれたらどうしたらいいの?」を参考にしてください。

https://gototatsuya.com/blog/2020/08/16/

 

ボタンはアタッチメントと違い、アライナーに凸部があるわけではなく、

むしろくり抜かれているため、

その上にアライナー(マウスピース)がかぶってくるわけではありません。

 

 

アライナーをはめた時ボタンにアライナーが被ると脱離の原因になるので

もし被っている時はアライナーを鋏で少し切っていただきたいです。

 

ボタンはゴムがかけれるようになっていて、金属の物や透明の樹脂でできた物もあります。

 

金属のボタン(主に奥歯や歯の裏側で使用)
透明のボタン(前歯に使用)

 

このボタンが脱離するとゴムがかけれなくなってしまうため

脱離したらすぐにかかりつけ医院に連絡してください。

つけにきていただくか、予約が近ければそのために来院しなくても良い場合もあります。

 

ゴムがかけれなくなってしまった場合も同様に連絡してください。

樹脂がついている場合ボタンが欠けてしまってかけれなくなっているかもしれません

金属がついている場合ボタンが変形してしまってかけれなくなっているかもしれません

どちらもご自身で直せないので来院していただく必要があります。

 

片方ボタンが外れてゴムがかけれなくなった場合

<来院日(付け直しする日)が1週間以内の時>

もう片方のゴムがけは継続していただきます

<来院日が1ヶ月以降の時>

もう片方のゴムがけも中止していただきます

※当院の場合です

 

ゴムかけは大事です。

長期間ゴムかけをしなくなってしまうと

私みたいに前歯が出てきてしまうこともあります。

(前回のブログにレントゲン写真載せてあります)

指示されたことはきっちり守りましょう。

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

こんにちは。

今日のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は37歳男性です。

主訴は、歯のでこぼこでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上の前から2番目の歯が下の前歯より内側にあります。

下顎の前歯にも叢生(がたつき)があります。

 

診断:前歯部叢生(まえばのがたつき)

 

患者様の装置の希望は裏側矯正またはインビザライン希望でした。

診断により歯を抜かずに治せることからインビザラインの方が適正なことを説明をし、

インビザラインで治療していくことになりました。

 

診断から2週間後

1回目のマウスピースが届きました。

アライナー数は全部で28個でした。

1番から使っていただき、3番目のアライナーからアタッチメントをつけていきました。

6番まで1個1週間ずつ使っていただき、

その後、光加速装置を毎日使っていただき1個4日交換に変更しました。

アライナー番号15番で来院時のお口の中のお写真です。

 

 

上の2番目の歯にアライナーに浮きが出てきていたので2回目のiTeroを撮りました。

 

2回目のマウスピース数は、全部で22個でした。

1個4日ずつ使っていただき、

アライナー番号16番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上から2番目の歯が下の前歯に引っかかっていたのが前に出てきました。

しかしまだがたつきはあり、アライナーが2番目の歯のところが浮いてきてしまったので

3回目のiTeroを撮りました。

 

3回目のアライナー数は全部で17枚でした。

前回も上から2番目の歯に浮きが出てきてしまったので今回は1日増やして

1個5日交換していただき、

アライナー番号17番まで使っていただきました。

かなりがたつきは良くなりましたが、2番目の歯の捻れがまだ取れていません。

4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のアライナーは全部で13個でした。

1個5日交換していただき、

アライナー番号13番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の2番目の歯の捻れは良くなりましたが、

左上の1番目と2番目の歯の少咬み合わせが少し浅いのが気になります。

5回目のiTeroを行いました。

 

5回目のアライナー数は、全部で12個でした。

1個5日で交換していただき、

咬み合わせの調整のために歯と歯の間を削るIPRを行いました。

アライナー番号12番の時のお口の中のお写真です。

 

前歯の咬み合わせは良くなりました。

奥歯の咬み合わせを緊密化するために6回目のiTeroを行いました。

 

6回目のアライナー数は全部で11個でした。

1個5日交換していただき、

アライナー番号11番の時のお口の中のお写真です。

 

 

咬み合わせも良くなりましたが、

上の前歯にあるブラックトライアングルが気のなるので

IPRでブラックトライアングルを小さくするために7回目のiTeroを行いました。

 

7回目のアライナー数も全部で11枚でした。

最初にIPRを行いました。

1個5日交換していただき、

アライナー番号11番の時のお口の中のお写真です。

 

  

綺麗になりました。

これで保定期間に移行しました。

保定装置はアタッチメントがないマウスピースを使用いただいています。

矯正にかかった期間は、1年10ヶ月でした。

 

今回は上の2番目の歯の浮きが数回出たことによってiTeroの回数が多かったですが、

上の2番目の歯が浮くことはよくあります。

2番目の歯が下の前歯よりも内側に入っている時は数回iTeroを行い、

少しずつ出してくる形になります。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

OrthoPulse:70,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

 

こんにちは。

今日は、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)

の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、24歳女性です。

主訴は、「歯のでこぼこ」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯にがたつきがあり、

上の前から2番目の歯は左右とも下の歯よりも後ろに下がっています。

少しですが、犬歯(前から3番目の歯)関係が出っ歯さんの咬み合わせです。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(まえばのがたつき)

 

患者様の装置の希望は、裏側矯正またはインビザラインでした。

両装置のメリット、デメリット、適正装置の説明をし、

歯を抜かずカリエールモーションを併用したインビザラインで治療していくことになりました。

 

まずカリエールモーションを使う前に上下の親知らずを抜いてきていただきました。

特に上の奥歯を下げる時に親知らずが生えてるスペースを使っていくので親知らずの抜歯は必須です。

 

カリエールモーションを使って上の奥歯を遠心移動させる(後ろに下げる)ことから始めました。

カリエールモーションは歯の動きが早いので基本的には月1回来院していただきます。

ゴムの種類は2種類です。(弱→強)

下はインビザラインを1番から使っていただき1週間ごと交換していきます。

カリエールモーションとインビザラインの併用です。

下のアライナー番号は56番、カリエールモーション12ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯のがたつきは良くなっています。

カリエールモーションを1年行っていましたが、上の3番目の歯を見ると若干動いているものの

ゴムかけの時間が短かく、あまり動いていなかったので上下マウスピースに移行していきました。

2回目のiTeroを行いました。

 

6週間後2回目のアライナー数は全部で63個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、ゴムも併用しました。

(カリエールモーションで使用したゴムの弱い方を使用)

アライナー番号47番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上のがたつきも良くなってきていますが、

アライナーが浮いてきていたのでまだ途中ですが、

3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のアライナー数は、全部で23個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号23番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の2番目の歯のがたつきもかなり良くなりました。

あともう少し咬み合わせを緊密するために4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のアライナー数は全部で21個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号21番の時のお口の中のお写真です。

 

 

咬み合わせも前歯のがたつきもよくなり綺麗になりました。

これで保定期間に移行しました。

保定装置はアタッチメントがないマウスピースを装着していただいています。

 

矯正にかかった期間は、3年4ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:800,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

2022年もたくさんの症例をお見せできればと思っております。

本年もよろしくお願い致します。

 

今回はマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例を紹介したいと思います。

 

患者様は37歳女性です。

主訴は、「前歯が出ている」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせは良いですが、

上下ともに前歯が前に出ている感じがしますね。

上下とも前歯に叢生(歯のがたつき)があります。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(前歯のがたつき)

 

前歯を大きく下げるとなると上下前から4番目の歯(4本)を抜く必要があり、

インビザラインでは難しいこと、治療期間等の説明をし、

患者様はインビザライン希望でしたので

インビザライン治療時のシュミレーションをお見せし、

インビザラインで治療することになりました。

 

インビザラインで歯並びを治すのと同時進行で左上の1番目の歯が根っこの治療により

歯の変色が見られたため1本だけ歯の漂白を行いました。

マウスピースのフィットチェックのために来院していただく時に歯の中に入れるお薬を交換するだけで

痛みも違和感もありません。

この患者様は4回お薬を交換しました。

 

1回目のマウスピース数は、全部で44個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号39番で浮きが出てきてしまったので

そこで止めて2回目のスキャニング(iTero)を行いました。

 

2回目のアライナー数は、全部で20個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号20番の時のお口の中のお写真です。

 

左上1番目の歯の色が漂白したことにより白くなっています。

上下とも前歯のがたつきが綺麗になっています。

前歯の傾斜を治すために上下でゴムを併用していただいたので

前歯の角度も良くなっています。

 

これで保定期間に移行しました。

保定期間中はアタッチメントのないマウスピースをしていただいています。

 

矯正にかかった期間は、15ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/onlinecounseling/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、51歳女性です。

主訴は、咬み合わせと開咬でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯が前に出ています。

前歯が噛んでいません。

 

診断:下顎前突(受け口)・前歯部開咬(奥歯は噛んでいるが前歯が噛んでいない状態)

 

患者様がマウスピース希望だったので

分析をした結果インビザラインで治療可能と判断し、

インビザラインにて治療していくことにしました。

 

1回目のアライナー数は全部で27個でした。

1番と2番のアライナーだけ2週ずつ使っていただき、

3番のアライナーからアタッチメントを付与して1週間ずつ使っていただきました。

1ヶ月に一度の来院時下の歯にIPR(歯の幅の調整)を行いました。(全部で7箇所)

アライナー番号24番の時のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯の隙間がかなり改善されました。

上と下の前歯の噛み合わせがまだ噛んでいません。

2回目のiTeroをしました。

 

2回目のアライナー数は、全部で25枚でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

22番で来院していただく予定でしたが

患者様のご都合により1年後に来院されマウスピースの使用もやめてしまったとのことでした。

 

1年後に来院された時のお口の中のお写真です。

 

 

矯正を途中でやめてしまうとしっかり噛んでいないため後戻りも早いです。

また下の前歯に隙間ができています。

今度はマウスピースの装着を頑張るということで3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のアライナー数は、全部で24枚でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号21番の時のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯の隙間は閉じました。

上と下の前歯も咬めるようになりました。

これで保定期間に移行しました。

保定装置は、アタッチメントがないアライナーを装着していただいています。

 

矯正にかかった期間は、2年ですが1年来院されなかったことを考慮すると

矯正治療期間は、1年くらいだと思います。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:800,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置

(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、42歳女性です。

主訴は、前歯が出ていることと歯の凸凹でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

下の前歯が1本ありません。

上の前歯が出ています。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(歯のがたつき)・下顎右側側切歯欠損(スリーインサイザー)

 

シュミレーションの結果

カリエールモーションを使えば歯を抜かずに治せることと

患者様は裏側矯正またはマウスピース矯正希望だったことから

両方の説明をし、

カリエールモーションを併用しながらインビザラインで治療していくことになりました。

 

1回目のアライナー数は全部で46個でした。

まずはカリエールモーションは使わず

上下ともマウスピースからスタートしました。

1番から6番まで1個1週間ずつ使っていただき、

アライナーのフィットが良かったので

加速装置をお渡しして

その後1個4日で交換していただきました。

 

アライナー番号43番の時のお口の中のお写真です。 

 

 

下の前歯のがたつきは良くなりました。

左上の前から2番目の歯のがたつきが改善していないため

2回目のiTeroを行いました。

上のマウスピースが浮いていたので

今の歯並びに合うマウスピースを作製し新しいマウスピースが届くまでそのマウスピースを使って、

下は44番から46番のパッシブアライナー(動かないアライナー)を使っていただきました。

 

4週間後アライナーが届き、2回目のアライナー数は、全部で75枚でした。

1個4日で交換していただき、

アライナー番号59番で来院された時に奥歯の下がり方がうまくいっていなかったため

上顎にカリエールモーションをセットしました。

ゴム(強め)かけをしていただき、

カリエールにしてから3ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

 

フィットが悪くなった時の写真がないので比較できませんが、

前歯を下げるためと左上2番のねじれを改善するために奥歯を下げました。

これで上下マウスピースに戻していきます。

3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のアライナー数は、全部で24枚でした。

1個4日で交換していただき、

アライナー番号14番の時のお口の中のお写真です。

 

 

左上2番目の歯に浮きが出てしまったので

途中ですが4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のアライナー数は全部で21個でした。

1個4日ずつ交換していただき、

アライナー番号18番の時左上2番に浮きがあったので

その歯にボタンをつけゴムかけをしてもらうようにしました。

3ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

 

左上の2番目の歯はかなり捻れが改善され、

歯の高さもゴムかけにより右の2番目の歯の高さと合ってきました。

5回目のiTeroをいました。

 

5回目のアライナー数は全部で13個でした。

1個4日で交換していただき、

アライナー番号13番の時のお口の中のお写真です。

 

 

左上2番目の歯の捻れと高さがかなり改善されました。

奥歯の咬み合わせの改善ともう少し上下とも前歯を下げたいので

IPRを組み込むために6回目のiTeroをしました。

 

6回目のアライナー数は、全部で14枚でした。

最初に歯の幅を調整(削合)するIPRを上下ともに12ヶ所行いました。

1個4日交換していただき、

アライナー番号14番の時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせも前歯の捻れも良くなりました。

上の2番目の歯を動かすのがインビザラインの弱いところです。

2番目の歯を動かすのに数回のスキャニング、ゴムかけ、補助装置等が必要になってきます。

今回も2番目の歯を動かすために iTeroを数回行い、ゴムかけもしていただきました。

患者様の頑張りでこんなに綺麗になりました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間中はアタッチメントがないアライナーを装着していただいています。

 

矯正にかかった期間は、3年と2ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:800,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、23歳・女性です。

主訴は、「前歯が出ている」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

  

上下ともに前歯にがたつきがあります。

奥歯の咬み合わせが1歯対1歯になっています。

これは出っ歯さんの咬み合わせです。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生

 

患者様の希望がインビザラインだったことと

親知らずを抜いてカリエールモーションを使えば歯を抜かなくて治療できることから

インビザラインで治療していくことにしました。

 

まず上顎にはカリエールモーションを

下顎にはインビザラインをセットしました。

1回目のマウスピース数は、59個でした。

下顎は、1個1週間ずつアライナー(マウスピース)を交換していただき、

カリエールモーションのゴムは1日20時間以上装着していただきました。

 

インビザライン単独の時は来院間隔が2ヶ月〜4ヶ月と長いですが、

カリエールモーションがついている場合歯の動きが早いので1ヶ月に一度来院します。

 

カリエールモーションを始めて6ヶ月後(下顎のアライナー番号22の時)のお口の中のお写真です。

 

 

上の前から3番目の歯の前に大きくスペースができているのがわかります。

これだけ上の奥歯が後ろに下がったことになります。

ここからは上下マウスピースに変更していきました。

 

2回目のアライナー数は全部で64個でした。

振動タイプの加速装置をお渡しして

1個4日で交換していただきました。

前歯を下げるためにカリエールモーションの時のように上と下でゴムかけもしています。

 

アライナー番号50番の時に妊娠をされてつわりがひどく加速装置が使えなくなったため

50番から1個1週間交換に変更しました。

 

矯正中妊娠される方はたくさんいらっしゃいます。

矯正治療に支障はないですし、出産されたあともベビーカーに乗せて一緒に来院される患者様もたくさんいらっしゃいます。

 

アライナー番号64番の時のお口の中のお写真です。

 

上の3番目の歯の前にあったスペースは前歯を下げるために使ったため隙間がなくなっています。

前歯が明らかに下がっています。

もう一息下げるために3回目のiTeroをしました。

 

3回目のアライナー数は、全部で31個でした。

アライナー1番の時にもう少し前歯を下げるために歯と歯の間を少し削ってスペースを作る(IPR)を上下に行いました。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号31番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前回の写真と比べると少しだけ前歯の角度が変わったのがわかります。

奥歯の咬み合わせも良くなりました。

 

これで保定期間に入りました。

保定期間はアタッチメントがないマウスピースをまずは一日中装着していただき、

徐々に装着時間を減らしていきます。

 

矯正にかかった期間は、2年と6ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:800,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の

装着時に使用する「チューイー」について説明したいと思います。

 

チューイーとは、弾力のある板状のものやロール状になったチューブのことで、

マウスピースの適合をよくするために使います。

 

ロール状のチューイーは板状のものに比べて

太くて硬いので噛む時に滑ってしまい噛みにくいので

当院では板状のチューイーを採用しています。(下の写真)

 

 

新しいアライナーを装着するとピタッとはまっているように見えますが、

新しいアライナーは歯が動いた後の形になっているため完全にフィットした状態ではありません。

「新しいアライナーに確実にフィットさせる=歯が計画通り動いている」

ことになるので新しいアライナーにフィットさせるためにチューイーが必要なのです。

 

特に女性は指の力が弱く強く押していても浮いていることがたまにあります。

装着に慣れてくると噛んではめたり、全体を押さずに装着する方もいます。

 

一部アライナーがしっかりはまっていないので歯が動かなくなり、

さらにアライナーが浮いてくる原因になります。

その浮き防止のためにもチューイーを使った方が良いのです。

 

またアライナーによって少し辺縁が短かったり、少し浮きが出るアライナーもあります。

そういった時もチューイーを一日5分くらい浮いている部分に使っていただくとフィットしてくることがあります。

 

私は、16番のアライナーで下の前歯4本に浮きが出てしまったので

夜ドライヤーで髪を乾かしながらチューイーを使うようにしました。

装着1日目と1週間後の前歯の比較写真です。

 

装着開始時
チューイーを一日5分噛むようにしてから1週間後

 

明らかに下の前歯のフィットが良くなっていることがわかります。

※個人差があります

 

チューイーの使い方

 

当院で使っているチューイーは板状のものになるのでその使い方を説明します。

 

◯装着時のフィットの確認の場合

まずアライナーを上下とも装着します。

この時必ず噛まずに手で装着して下さい。(変形の原因になります)

チューイーを厚みを出すために半分に折り曲げ、歯列全体を奥歯から順に噛んでいきます。

 

 

◯少し浮きがある場合

時間がある時に1日5分くらい浮いている部分をアライナーを装着した状態で

チューイーをカミカミして下さい

 

 

 

※使用後はチューイーを水洗いし、乾燥させて下さい。

 

当院では無料でお渡ししています。

 

インビザライン矯正中の方に少しでもお役に立つ情報を配信していきたいと思っています。

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は14歳女の子です。

主訴は、下の歯のがたつきでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯にがたつきがあります。

正面から見ると下の前歯があまり見えません。

 

診断:前歯部叢生(歯の凸凹)

 

患者様の装置の希望はなかったため

表側矯正、インビザラインの説明をし、

患者様はインビザラインを選択されました。

 

1回目のマウスピース数は、全部で36個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

上の前歯を下げるために上の4番目の歯と下の6番目の歯に小さい装置(ボタン)をつけゴムかけもしていただきました。

アライナー番号30番の時のお口の中のお写真です。

 

  

下の前歯が見えるようになりました。

今まだ30番なので下の前歯のがたつきが残っていますが、

アライナーに浮きが生じたためここで2回目のアイテロを撮りました。

 

2回目のマウスピース数は、全部で20個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号20番の時のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯のがたつきも良くなりました。

これで保定に移行しました。

保定装置はアタッチメントのついていないマウスピースを装着していただいています。

 

矯正にかかった期間は、1年と1ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今日のブログは、カウンセリング時にも質問の多い矯正中の妊娠について説明していきたいと思います。

 

当院では女性の患者様が8割を占めており、

その中でも20歳〜30歳代の患者様が特に多いです。

矯正は年単位の治療になるためやはり治療中に妊娠される方もいらっしゃいます。

 

妊娠したら矯正治療を中断しないといけないのか!?

そんなことはありません。

中断はしなくていいですが、注意することはあります。

矯正治療の中で妊娠に関係してくることは、

・レントゲン写真

・抜歯

・装置を外すタイミング

です。

詳しく説明していきます。

 

・レントゲン写真

レントゲン写真で懸念する点は放射線被曝による赤ちゃんへの影響です。

歯科で用いるレントゲンは口の中だけを撮影していることと防護用の鉛エプロンを着用して撮影を行うため

胎児への影響はほとんどないと言われています。

自然被曝量は年間2.4mSvに対しデンタルレントゲンは1枚あたり0.01~0.02mSv・パノラマレントゲンは0.005~0.01mSv・

セファログラムレントゲンは0.002~0.01mSvととても少ない被曝量からも胎児への影響は心配ないことがわかります。

しかし放射線被曝は少ないに越した事はないので当院では基本的に矯正を始める時と矯正を終える時に撮影します。

妊娠中に矯正を終える時は出産されるまで最後のレントゲン撮影を待ちます。

 

・抜歯

 

抜歯自体が問題ではなく、抜歯の時に使う薬剤に注意が必要です。

局所麻酔薬は麻酔の量が少ないため胎児に影響はないと言われていますが、

妊娠後期は早産の危険性があるため

もし麻酔を必要とする治療がある場合、安定期(妊娠5ヶ月〜7ヶ月)に行います。

抜歯は基本的に矯正が始まってすぐに行います。

なので矯正中に妊娠されてもすでに抜歯は終わっているためあまり関係がないのです。

親知らずの抜歯に関しても必要な時は矯正前に抜いていただきます。

後戻り防止のために抜歯が必要な時は矯正終了後出産、授乳が終わってから抜いても遅くないので安心してください。

鎮痛剤や抗生物質に関しては妊娠中は基本的には出しません。(止むを得ない場合は処方します)

 

・装置を外すタイミング

 

妊娠中は装置を外すタイミングがとても重要です。

妊娠中は代謝機能が向上するため骨の代謝も上がります。

骨の吸収と添加を繰り返すことによって歯は動くので

骨代謝が向上している時に装置を外すと歯は動きやすく後戻りしてしまいます。

特に妊娠後期に外すと後戻りしやすいので出産されるのを待つ場合もありますし、

保定装置を必ず1日中つけてくださいと強くお願いをしています。

 

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)の患者様は、

つわりがひどくてマウスピースがつけれない方がいます。

無理につけずつわりがひどい時はマウスピースの装着をお休みしていただき、

またつけれるようになったら治療を再開します。

(治療期間が延びる可能性があります)

インビザラインは5年という有効期限があるので一時的に治療を中止しても再開することができます。

 

読んでいただいた通り矯正中に妊娠されても矯正治療はできます。

妊娠を考えているからと矯正治療を諦めないでください。

もし不安なことがあればカウンセリング時に何でも聞いてください。

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

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こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、27歳女性です。

主訴は、歯のでこぼこと咬み合わせでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上下ともに前歯に歯のがたつきがあります。

下の3番目の歯(犬歯)が前方に傾斜しています。

 

診断:下顎前突(受け口)・前歯部叢生(歯のがたつき)

 

歯を抜かずに並べようとするとスペースがないため下の前歯は前に出てしまい、さらに受け口が悪化してしまいます。 

この場合歯を抜かなければなりません。

下の歯だけを抜いても口元は下がらないため上下で歯を抜く必要があります。

患者様は裏側の装置希望でしたが、舌側矯正の違和感や金額を説明した上で

インビザラインで治療していくことにしました。

そして抜く歯は、上顎左右第一小臼歯(前から4番目の歯)、下顎左右第二小臼歯(前から5番目の歯)です。

 

1回目のマウスピース数は全部で66個でした。

まず1番と2番のマウスピースをお渡ししました。

1個2週間ずつ使っていただき、この4週間のうちに上下とも歯を抜きました。

3番でアタッチメントをつけていき、3番から6番までをお渡しし、

今度は1個1週間ずつ使っていただきました。

また4週間後来院していただき、光加速装置をお渡しし、

7番から15番までを3日ずつ使っていただきました。

アライナー番号15番の時のお口の中のお写真です。

 

 

15番の時マウスピースのフィットが悪くなっていたので2回目のアイテロ(スキャニング)を行いました。

 

2回目のアライナー数は、全部で36個でした。

1個3日ずつ交換していき、

アライナー17番の時のお口の中のお写真です。

 

17番でマウスピースのフィットが悪くなったため3回目のアイテロを行いました。

 

3回目のアライナー数は全部で28枚でした。

3日交換だとマウスピースが浮いてきてしまうため1個5日交換に変更しました。

アライナー番号21番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の抜いたスペースは綺麗に閉じましたが、

まだ下のスペースが残っています。

4回目のアイテロを行いました。

 

4回目のアライナー数は、全部で48枚でした。

アタッチメントをつける前に1番のアライナーを装着していただいたところ

アライナーが浮いてしまったためスキャニングをし直しました。(5回目)

※アライナーの製造過程でアライナーに歪みが生じることがあります

 

5回目のアライナー数は、27枚でした。

1個5日ずつ使っていただき、

アライナー番号24番の時のお口の中のお写真です。

 

 

下のスペースもなくなり、咬み合わせも良くなりました。

これで保定期間に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、1年半でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:850000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

OrthoPulse:70000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

 

今回のブログは、カリエールモーションを併用した

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例です。

 

患者様は、13歳中学2年生の男の子です。

 

主訴は、前歯が出ている・歯のでこぼこ・咬み合わせでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯に歯のがたつきがあります。

上の前歯が出ています。

 

診断:上顎前突・前歯部叢生

 

患者様がマウスピース希望だったためインビザラインで治療していくことにしました。

しかしインビザライン単独では奥歯を1歯ずつ遠心移動(後ろに送ること)が必要であり、

1歯ずつ移動させるのはインビザラインのアライナー数がとても多くなります。

その期間を短くするためにカリエールモーションを併用することにしました。

 

まず上にカリエールモーションを、下にインビザラインを装着しました。

顎間ゴムを20時間以上つまり食事の時以外は装着していただきました。

カリエールモーション開始から4ヶ月後のお口の中のお写真です。

  

 

前から3番目の歯(犬歯)を見てください。

明らかに位置が変わっており、初診の時より上が後ろに下がっているのがわかります。

この状態で上下インビザラインに変更していきます。

2回目のスキャニングをしました。(iTero)

4週間後インビザラインが届き、再度アタッチメントをつけていきます。

2回目は、全部で53枚で1個1週間ずつ使っていただきました。

アライナー番号50番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の前歯は前に出ている感じがかなり改善されました。

奥歯の咬み合わせがまだあまいです。

歯のがたつきがまだ残っています。

3回目のスキャニングをしました。

 

3回目のアライナー数は、全部で22個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、22番の時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせは良くなりました。

まだ少し歯のがたつきが残っています。

4回目のスキャニングを行いました。

 

4回目のアライナー数は、全部で20個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号20番の時のお口の中のお写真です。

 

 

歯のがたつきもなくなり、

奥歯の咬み合わせも良くなりました。

これで保定に移行しました。

保定装置はアタッチメントがないアライナーを装着していただいています。

 

矯正治療にかかった期間は、2年と7ヶ月でした。

 

矯正費用

 

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:850000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます。

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

今回のブログは、デンタルモニタリングについて説明していきます。

 

デンタルモニタリングとは、専用のアプリとお口の中をご自身で撮影できるキットを使う遠隔チェックシステムです。

 

 

当院ではマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)を使用する患者様に

デンタルモニタリングを使っていただきます。

 

専用アプリをダウンロードして、当院でお貸しする撮影キットを使ってお家でお口の中を撮影していただき、

そのデータをAIが解析します。

 

AIがマウスピースの浮き、アタッチメント・ボタンの脱離

さらにプラークの量、歯肉の腫脹、咬耗など歯肉や歯の異常も検知します。

 

数時間後にお知らせが届き、

マウスピースを交換してよいタイミングかどうかAIが指示してくれます。

 

私高柳江理奈もついにデンタルモニタリングしながらインビザラインを始めます。

これについてはまたブログ書きます♡

デンタルモニタリングもインビザラインも患者となることでわかることもあると思います。

患者様の何かの助けになりたいと思っておりますので一緒に頑張りましょう。

 

デンタルモニタリングのメリット

 

・アプリを通じていつでもドクター(クリニック)と繋がっていますので安心して矯正治療が受けられます。

 

・当院では来院間隔が長く、3〜4ヶ月に1回の来院の方々がほとんどです。

 デンタルモニタリング使用時ではアライナー交換の度アライナーの適合状態をAIとドクターの目で確認しますので

 モチベーションが下がりづらく、安心してアライナーを交換していけます。

 

・ご自身でも気づけないアライナーの浮きやアタッチメントの脱離を早期に発見することで

 治療期間の延長を防止できます。

 

・緊急時にいつでもスキャン撮影して先生に診てもらうことができます。

 お電話で聞くだけでは状況がわからない時やLINEの写真ではぼやけてしまって診断ができない時も

 来院しなくても状況を確認することができます。

 

 

デンタルモニタリングの設定の説明をしていきます。

 

まず当院にてデンタルモニタリングに名前・生年月日・メールアドレス・電話番号・お顔のお写真(1枚)を登録します。

デンタルモニタリングからメールが1通届きます。

 

そのメールにアンドロイドかアイフォンを選択するボタンがあるのでどちらかを選択します。

そうするとアプリをダウンロードする画面に飛びます。

そこでアプリをダウンロードしてください。

ダウンロードが終わりましたら、もう一度メールを開いていただき、

『このリンクをクリックして頂くと、お客様のアカウントにログインして頂けます。』を選択します。

自動的にアプリに移行してログインした画面になります。

 

 

これでデンタルモニタリングが使えるようになりました。

このあと実際にカメラを使って撮影をしていきますが、

私もまだ始まっていないのでまた次のブログで説明していきたいと思います。

 
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

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こんにちは。

今回のブログは、矯正治療で用いる固定源のお話をします。

 

矯正治療で歯を動かす時、作用と反作用の力が歯に加わります。

動かしたい方向に力をかける場合その力の方向が作用の力になります。

その反対の方向に反作用の力がかかります。

なので反作用の力はなるべく小さい方が、歯は動かしたい方向により動きます。

その反作用の力をなるべく小さくしてくれるのが「固定源」です。

固定源になる装置はたくさん種類があります。

どういう時にどういう装置を使うのか説明していきます。

 

・パラタルバー(PB)

パラタルバーは、表側矯正や裏側矯正で使う固定装置になります。

パラタル(palatal)は口蓋という意味でその名の通り上顎の口蓋部に入れるためパラタルバーと言います。

黄色い矢印がパラタルバーです。(写真)

 

 

歯を抜いて抜いたスペースを使って前歯を下げる時奥歯と前歯に鎖状になったゴムをかけて前歯を下げます。

その時ゴムの力で前歯は後ろに下がる方向へ(作用)、奥歯は前に出る方向へ(反作用)動こうとします。(下の写真)

 

 

奥歯が前に出てしまうと前歯を下げるために使いたいスペースが少なくなってしまうので

奥歯が前に動くのを防止するのがパラタルバーです。

 

・ミニインプラント(TAD)

Temporary Anchorage Deviceのこと。

ミニインプラントは表側矯正、裏側矯正、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)に使います。

黄色い矢印がミニインプラントです。(写真)

 

  

ミニインプラントは普通のインプラントよりかなり小さく8ミリくらいしかありません。

ミニインプラントは写真のように骨に打つことによって不動である骨を固定源にする装置です。

パラタルバーでは少し力不足な時や奥歯を遠心移動(後ろに動かすこと)させる時に使います。

 

・リンガルアーチ(LA)

リンガルアーチは、子供の矯正、インビザラインの前段階に使います。

リンガル(Lingal)とは舌側のことで、歯の裏側にアーチ状の装置を入れるのでリンガルアーチと言います。

 

子供の矯正装置としては、上の前歯が内側に倒れていたり、

内側から生えてきたときに裏側から力を加え前に出す時に使います。

 

 

インビザライン治療時には、歯を抜いて抜いたスペースに向かって歯を動かす時に

ゴムで引っ張るためパラタルバーの時同様奥歯が前に出てこないようにするために使います。

 

・ソルダリングリンガルアーチ(SLA)

SLAは、上顎にカリエールモーションを使う時にその固定源として下顎に使います。

 

 

カリエールモーションのフックとSLAの奥歯にあるフックにゴムをかけて上の奥歯を下げる時

上の奥歯を下げる力が作用だとしたら下の奥歯が前に出る力と上に出る力が反作用の力になります。(下図)

下の奥歯が前に出る力は、下の前歯も前に出てきてしまったり、叢生(がたつき)がきつくなったりします。

下の奥歯が上に出る力は、咬み合わせを浅くし、前歯が咬めない開咬という状態になるリスクが上がります。

それを防止するのがSLAです。

 

 

矯正治療で使う固定装置には様々な形があり、当院で使っている固定装置も一部にすぎません。

大きさも様々ですし、装着感も違ってきます。

矯正相談に行った際こういった装置を使うのかどうか確認しておくと良いでしょう。 


ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

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こんにちは。

今日のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例を紹介します。

 

患者様は、18歳男の子です。

 

主訴は、歯のでこぼこでした。

 

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせは悪くないです。

上下ともに前歯にがたつきがあります。

特に上の前から2番目の歯が下の前歯より内側に入っています。

 

診断:前歯部叢生(前歯のがたつき)

 

装置の希望がなかったことと分析の結果インビザラインなら

歯を抜かずに治せるのでインビザラインで治療していくことにしました。

 

1回目のマウスピース数は、全部で26個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

来院時歯と歯の間を削るIPRを行いました。(歯が並ぶスペースの確保のため)

マウスピースと併用して上と下でゴムかけもしていただきました。

アライナー番号26番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の前から2番目の歯は前に出てきました。

奥歯の咬み合わせが少しあまいところがあるので2回目のiTeroを行いました。

 

2回目のアライナー数は、全部で17個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号17番の時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせもよくなりました。

上と下の正中が少しだけずれているので修正のために

3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のアライナー数は、全部で15個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号15番目の時のお口の中のお写真です。

 

 

これで奥歯の咬み合わせも前歯のがたつきも良くなりました。

保定期間に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、1年と5ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:850000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます


ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちは。

今回のブログは、裏側矯正「インコグニト」の症例をお見せしたいと思います。

 

裏側矯正とはその名の通り歯の裏側に装置をつけ表側矯正のように針金を使って行う矯正のことです。

舌側矯正とも言います。

裏側矯正に使う装置はいくつも種類があり、

当院ではインコグニトというフルオーダーメイドの装置を扱っています。

オーダーということで患者様のお口の中のデータを送ってからドイツで作製されるため

当院に届くまでに9週間かかってしまいます。

しかし歯の裏側の形状は一人一人違い、

その歯の形に合わせて装置を作製することによって限りなく薄い装置ができるのです。

このインコグニトを使った症例を紹介します。

 

患者様は、19歳女性です。

主訴は、 前歯が出ている・がたつき・咬み合わせ でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上下ともに前歯にかなりのがたつきがあります。

左下の6番目の歯が根っこだけ残された状態になっており、

その上から6番目の歯の前後の歯の被せとくっついているブリッジという被せ物が入っています。

奥歯の咬み合わせが1歯対1歯で咬んでいます。

これは上が前に出ている証拠で出っ歯さんの咬み合わせです。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(前歯のがたつき)

 

左下の6番目の根っこを抜いて抜いたスペースに向かって7番目の歯と親知らずを前に移動させることから

マウスピースでの治療は難しいと判断し、

患者様の装置の希望がなかったことから

表側矯正と裏側矯正の両方の説明をし、

患者様は、上が裏側、下が表側で矯正をすることを選ばれました。(ハーフリンガル)

 

治療手順は、まず上の左右4番目の歯を抜いて上の歯に装置をつけていきます。

1ヶ月おきに来院していただき、歯を並べるためにワイヤーを交換していきます。

上の歯が並んだと同時に左下の6番目の根っこだけが残っていたので

その歯(残根)を他院にて抜いてきていただきました。

下の歯の表側に装置を貼り、下の歯も並べるためにワイヤーを交換していきました。

上が並んだので上の前歯6本をまとめて下げていきます。

この時ワイヤー交換はせず、ゴムで前歯を下げて行くのでゴムの交換を1ヶ月おきにしていきます。

下の歯も半年くらいで並んでくるので、並んだら左下の7、8番目の歯を前に動かしていきます。

最終的に少し咬み合わせがあまいところは夜間にゴムもやっていただきました。

 

治療完了時のお口の中のお写真です。

 

 

 

保定期間中は、昼間はマウスピースを夜間はサーカムリテーナーを装着していただいています。

上下ともに前歯は裏側にワイヤーで固定されています。

 

矯正にかかった期間は、3年と5ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:900000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今日のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置

(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、36歳女性です。

主訴は、前歯が出ている・歯のでこぼこでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

1枚目の写真から下の前歯があまり見えていないので咬み合わせが深いことがわかります。

2、3枚目の写真から上の歯と下の歯が1歯対1歯で咬んでいます。

これは上の歯が全体的に前に出ている咬み合わせです。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(まえばのがたつき)

 

患者様の希望がマウスピースだったこと、カリエールモーションを使えば歯を抜かずに治療が可能なことから

カリエールモーションを併用しながらインビザラインで治療していくことにしました。

 

まず初めに上にカリエールモーションを装着し、下はインビザラインを1番から順番に使っていただきました。

カリエールモーションのゴムを1日1回は替えていただき、

ゴムの装着時間は1日20時間以上です。

下のマウスピースは1個1週間ずつの交換で、

カリエールモーションは動きが早いので1ヶ月ごとに来院していただきました。

 

4ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

 

写真を見ていただくと明らかに3番目の歯の前にスペースができています。

奥歯が後ろに下がった証拠です。

この状態から2回目のiTeroを行い、上下マウスピースに移行していきます。

 

2回目のマウスピース数は全部で、26個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号26番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の3番の後ろにあったスペースは前歯を下げるために使いました。

がたつきも良くなっていますが、右下の3番目の歯がまだ並んでいません。

また患者様はもう少し前歯を下げたいということで

修正のため3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のマウスピース数は、全部で17個でした。

最初に前歯を下げるためには隙間がいるので歯と歯の間を削る『IPR』を行いました。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号17番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯が前回より下がりました。

右下の3番目の歯がまだ並んでいません。

4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のマウスピース数は、全部で18個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号10番の時に右下3番に浮きがあったため

右下3番の高さを出すためのゴムをやっていただくためのボタンを装着しました。

その後も1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号18番の時のお口の中のお写真です。

 

 

右下3番の高さが他の歯と同じくらいになってきました。

仕上げのために5回目のiTeroを行いました。

 

5回目のマウスピース数は、全部で17枚でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号17番の時のお口の中のお写真です。

 

 

全体的にきれいになりました。

患者様が右下の3番目の歯が他の歯に比べて少し出ている気がするということで

そこを修正するために6回目のiTeroを行いました。

 

6回目のマウスピース数は、全部で12枚でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号12番の時のお口の中のお写真です。

 

 

患者様の満足のいく歯並びになりました。

これで保定に移行していきました。

しばらく保定用のマウスピースをしていただきます。

 

矯正にかかった期間は、2年と7ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます。

 
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

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リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、当院に欠かせないものナンバーワンのiTeroについてです。

 

iTero(アイテロ)は、口腔内スキャンつまり口の中をカメラで撮影していく機械のことです。

 

従来の精密印象(粘土みたいな材料で型取り)は印象材自体が化学反応を起こす時に若干収縮するため

患者様の歯を完全にコピーできているわけではありません。

 

アイテロは患者様の歯型を3Dデジタルデータに読み込むため患者様の歯型に限りなく近くすることができます。

 

そのためインビザラインのマウスピースがよりフィットが良くなり、歯の動きが格段に良くなりました。

 

また印象材は硬化時間が長く、嘔吐反射が起きやすいため患者様にとってとても苦痛なものでした。

 

アイテロは小型のカメラで撮影するため嘔吐反射が起きづらく、

撮影時間も平均5分ととても早いのが魅力です。

 

インビザラインの症例が多い当院には欠かせないアイテムです。

 

当院には1台しかなかったアイテロに加え、アイテロの新型を導入しました!!

 

その名も『iTero 5D』

 

 

新型のすごーいところは、

NIRI撮影による虫歯の診査ができる事です。

目視では見つけれなかった虫歯もレントゲン撮影でも小さくてわからなかった虫歯も

見つけれる確率が上がりました。

 

  

また処理速度が速くなっているので(30%UP)、

撮影時間もより短くなりました。

 

矯正相談時にシュミレーションをお見せするためにアイテロを使いますのでぜひ体感してみてください。

 

シュミレーションもアイテロの機能の一つで、

アウトカムシュミレーションと言います。

アウトカムシュミレーションは、アイテロで撮影した今の歯並びを基に歯1本1本を切り取り、

矯正後のきれいになった状態に並び直してくれる機能です。

 

 

上の画像のように左が今の歯並びで、右が矯正後の歯並びになっています。

これを相談時に見ることができます。

自分の歯並びがどうなるのかなって想像することしかできなかったのが

目で見ることができます。

 

ぜひ矯正相談にお越しいただき、自分のきれいになった歯並びを見てみてください。

 

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

こんにちは。

今日のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置であるインビザラインの

歯を動かすのに重要なアタッチメントについて説明します。

 

アタッチメントについては内容を変え何度かブログにも書いています。

 

 

 

気になる内容があれば見てみてください。

 

今回は、アタッチメントがついている期間について説明したいと思います。

アタッチメントとは、歯の表面につける米粒くらいの樹脂のことを言います。

このアタッチメントとマウスピースが当たることによって歯が動いていくので

インビザラインではなくてはならないとても重要なものになってきます。

 

ですので、アタッチメントは歯を動かしている期間中は基本的にずっとついていると思ってください。

もう少し詳しく説明していきます。

*あくまで当院の場合です

 

インビザライン治療が始まる時にまず1番と2番のアライナーが渡されます。

この時はまだアタッチメントはつきません。

 

矯正前にホームホワイトニングをされたい方はこの期間に行うことができます。

 

但しインビザライン「ライトパッケージ」と「エクスプレスパッケージ」の方は

1番からアタッチメントがつくことがあります。

 

この1番2番のアライナーを2週間ずつ使っていただき、1ヶ月後来院時にアタッチメントをつけていきます。

お渡しする箱かアライナーが入っている袋をみていただくと

全アライナー数が記載されています。(下に写真あり)

このアライナーを使い切るまでは基本的にはアタッチメントはつけっぱなしになります。

 

 

アライナーを使い切ったところでまた歯並びの設計をし直すために

iTeroで口の中をもう一度スキャニングしていきます。

この時に一度全てのアタッチメントを外していきます。

 

新しいアライナーが届くまで約5週間あるので

この間にもホワイトニングをすることができます。

 

5週間後新しくアライナーが届くとまた新たな場所にアタッチメントをつけていきます。

これを数回繰り返して歯並びを整えていきます。

 

歯並びが整ったところで保定に移行します。

保定期間はアタッチメントがついていないアライナーを使っていただくので

保定期間中は自由にホワイトニングをすることができます。

 

アタッチメントがつくタイミング

アタッチメントはずっと同じものがついているわけではないこと

アタッチメントがない期間もあること

ご理解いただけたでしょうか。

 

一般的な矯正期間は約3年で、通院回数は36回になります。

(この間アライナー作製中以外アタッチメントは基本的にはついています)

 

もしわからないことがあればカウンセリング時、来院時何でも聞いてください。

TEL:0566-73-0311

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こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、22歳女性です。

主訴は、歯のでこぼこ・咬み合わせでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

正面から見ると下の前歯を上の前歯が覆っていて下の前歯が見えません。

上下ともに前歯にがたつきがあります。

横から見ると上と下の奥歯が1歯対1歯で咬んでいます。(2枚目の写真がわかりやすいです。)

これは上の歯が前に出ている証拠です。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・過蓋咬合(咬み合わせが深い)・前歯部叢生(前歯のがたつき)

 

装置は、歯を抜かずに治せることと患者様がマウスピース治療希望だったため

インビザラインにて治療していくことにしました。

 

1回目のマウスピース数は、66個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

上の歯を下げるために上と下でゴムかけもしていただきました。

アライナー番号47番の時のお口の中のお写真です。

 

 

アライナー番号47番の時にマウスピースのフィットが悪くなっていたため

この時点で2回目のiTeroを行いました。

 

2回目のアライナー数は、67個でした。

加速装置を毎日使いながら1個4日ずつ交換していただき、

アライナー番号46番の時のお口の中のお写真です。

 

 

アライナー番号46番の時にマウスピースが浮いてきてしまっていたため

この時点で3回目のiTeroをしました。

1日20時間以上装着ができなかった日が少しあったみたいです。

 

3回目のアライナー数は、全部で59個でした。

1個4日交換していただき、

56番の時のお口の中のお写真です。

 

 

がたつきも出っ歯さんも改善されたので保定期間に移行しました。

 

矯正にかかった期間は2年と4ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

  
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

 

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置

(以下インビザラインとする )の症例を紹介したいと思います。

 

患者様は、38歳男性です。

主訴は、前歯がでている・歯のがたつき・咬み合わせでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

奥歯が1歯(上)対2歯(下)ではなく1歯対1歯で咬んでいます。

これは上の歯が全体に前にでていることが原因です。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(前歯のがたつき)

 

患者様の装置の希望がなかったことと

カリエールモーションを使えば歯を抜かずに治療できることから

カリエールモーションとインビザラインにて治療していくことにしました。

 

まず初めに上顎にカリエールモーションを装着し、

下顎はインビザラインのマウスピースを1番から順番に1週間ずつ交換していただきました。

 

※ゴムかけは1日20時間以上、ゴムは1日1回の交換です。

 

カリエールモーションを始めて5ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

 

1枚目の写真をみていただくと

上の1番目の歯と歯の間に隙間ができています。

奥歯が後ろに下がることによって前歯のがたつきが自然にほぐれ、

歯と歯の間に隙間が出来ます。

 

2枚目の写真では、3番目の歯の前にかなりの隙間ができています。

 

3枚目の写真では、左上の2番目の歯が内側に入っていて全然見えていなかったのが

かなり見えるようになっており、奥歯が下がって前歯のがたつきが自然に改善された証拠です。

 

この状態から上下マウスピースに移行しました。(下は22番のマウスピースまで進んでいます。)

 

2回目のマウスピース数は、全部で43個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

来院時、歯のがたつき改善のために歯と歯の間を少し削る「IPR」を行いました。

 

アライナー番号40番の時のお口の中のお写真です。

 

 

カリエールモーションで奥歯を後ろに下げた時にできた隙間は埋まりました。

少し前歯にがたつきが残っているので

3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のマウスピース数は、全部で15個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号15番の時のお口の中のお写真です。

 

 

左上3番と右下2番のがたつきは改善されましたが、

左上1番と2番の段差が気になるということで

4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のマウスピース数は、全部で17個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号17番の時のお口の中のお写真です。

 

 

患者様も満足のいく歯並びになったため保定期間に移行しました。

矯正にかかった期間は、2年でした。

 

矯正費用

 

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

※現在の料金とは異なる場合がございます

  

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)を使用した症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、35歳女性です。 

主訴は、歯のでこぼこと歯が出ていることでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

右上の前から2番目の歯が内側に入ってしまっています。

これは正中が右に寄っていることと

右上の3番目の歯が本来の位置より前にあることにより

入るスペースがなくなっています。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(歯のがたつき)

 

患者様の装置の希望はなく、

歯を抜く治療だと4本の抜歯が必要であり、

口元が下がりすぎてしまうことと治療期間が長くかかるので

歯を抜かずにカリエールモーションで奥歯を後ろに下げて出っ歯の改善をする計画にし、

歯のがたつきはインビザライン にて改善していくことにしました。

 

最初にまずカリエールモーションを使って上の奥歯を後ろに下げました。

カリエールモーションの写真です。↓↓

 

※この患者様の写真ではありません

  

下のがたつきはそんなに大きくなく、↓↓

 

すぐにインビザライン で動かす必要がなかったので

下にリンガルアーチという固定式の装置を装着しました。

1日20 時間以上ゴムを装着していただきました。

 

7ヶ月後のお口の中のお写真です。

 

 

写真の2枚目を見て頂くとわかりやすいですが、

上の前から3番目の歯が咬んでいなかったのが、

しっかり下の歯と歯の間に入っています。

上の奥歯が下がった証拠です。

この状態でインビザライン に移行しました。

 

1回目のマウスピース数は、全部で21個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号18番の時のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯にがたつきが残っており、

もちろんマウスピースが浮いた状態で来院されました。

今の歯並びから動かなくするために簡易的なマウスピースを作り、

次のマウスピースが届くまで使っていただきました。

2回目のiTeroを行いました。

 

2回目のマウスピース数は、全部で21個でした。

1個1週間ずつ交換していただき、

アライナー番号14番の時のお口の中のお写真です。

 

 

まだマウスピースを全て使い切ってないですが、

左下の1番目と5番目の歯が浮いてきてしまったので

3回目のiTeroをとりました。

 

3回目のマウスピース数は、全部で15個でした。

1個1週間ずつ交換していただき、

アライナー番号15 番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯は、並んできました。

左下の5番目の歯のねじれがとれていないせいで

左の咬み合わせが合っていません。

4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のマウスピース数は、全部で16個でした。

1個1週間ずつ交換していただき、

アライナー番号16番の時のお口の中のお写真です。

 

 

患者様が上の正中と左下の1番目と2番目の歯と歯の間のブラックトライアングルが気になるということで

IPRでブラックトライアングルを小さくするために

5回目のi Teroを行いました。

 

5回目のマウスピース数は、全部で13個でした。

最初にIPRを行い、1個1週間ずつ交換していただき、

アライナー番号10番の時のお口の中のお写真です。

 

 

歯と歯の間の黒く見えていた隙間がかなり小さくなりました。

咬み合わせも良くなり、患者様の満足のいく歯並びになりました。

上の前歯に根っこの治療がされており、黒ずんでいましたが

患者様に他院にて漂白をしていただきました。

これで保定に移行し、上下でマウスピースを使っていただいています。

 

矯正にかかった期間は、2年と8ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちは。

2020年9月8日にアップした「マウスピースが浮いてきたらどうしたらいいの?」というブログでは

浮いてきた時の対処法について書きましたが、

今回のブログでは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)のマウスピースの実際に浮いている写真を交えながらどういう浮きが良くないのかを説明していきたいと思います。

 

インビザラインで歯を動かすためには・・・

「フィットが命です!!」

インビザラインをしている患者様にしていただきたいことは、

常にフィットの確認です。

慣れてくると鏡を見なくてもマウスピースを装着できるようになります。

鏡を見る回数が減るとしっかりはまっているかの確認も減っていることになります。

そうすると浮きに気づかず使っていってしまうのです。

 

その1例です。

 

 

一見浮いているように見えませんが、

上の2番目の歯を見ていただくと

歯とマウスピースの先端があっておらず隙間があります。

また歯とマウスピースの間に空気の入った唾液が入っており、

泡状になっています。

ぴったりはまっているマウスピースでは、唾液は入り込みますが

一層入るだけなので泡上にはなりません。

 

この方もそんなに浮いているように見えないですが、

下の前歯から右奥歯にかけてマウスピースの中が泡状の唾液になっているのがわかります。

左下の3番目の歯からはあまり泡状になっておらずピッタリはまっています。

 

 

この方は少しわかりづらいですが、左下の奥歯に浮きがあります。

マウスピースと歯との間に空間があります。

正面から見ただけでは気づかずしっかり奥歯のフィットも確認しなければいけないことがわかります。

 

動かしている量や部位が歯それぞれで違っているので

フィットが良いところもあれば悪いところもあるので

ご自身でフィットを確認していただく時に

前歯がはまっているから大丈夫だ!ではなく

奥歯もきっちり確認していただきたいです。

 

浮いているかもと思ったら迷わずかかりつけ医院に連絡してください。

 

当院はLINE登録をしていただいていますので

浮いた写真を送っていただければ対処法を返信いたします。 

 

こんにちは。

 

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)を

使用した症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、34歳女性です。

主訴は、前歯が出ている・歯のでこぼこでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

横から見ると奥歯の咬み合わせは良いですが、

上の3番目の歯は、下の3番目と4番目の歯と歯の間に咬みこんでおらず

少しだけ前にあります。

ということは上が少しだけ前に出ているということです。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(前歯のがたつき)

 

左下の1番目の歯が完全に内側にあり、

この歯を歯列に入れようと思うと、下の歯を2本抜歯が必要になり、

それに伴い上の歯も2本抜歯が必要になってきます。

それでは期間もかかるし、口元も下がりすぎてしまうため

左下の1番目の歯を抜いて、上の前歯を下げるために

上下でIPR(歯と歯の間にスペースを作るために歯を削ること)を行う計画にしました。

患者様は、裏側矯正かマウスピース矯正希望だったため

今回IPRを行いたいためインビザライン にて治療しました。

 

さらに治療期間短縮のために加速装置(オーソパルス)を使用しました。

 

1回目のマウスピース数は、全部で39個でした。

1個3日で交換していただき、

上の前歯を下げるためにゴムを併用していただきました。

 

アライナー番号36番の時のお口の中のお写真です。

 


 

上下の前歯のがたつきは改善されました。

上の前歯がまだ出ています。

2回目のiTeroを行いました。

 

2回目のマウスピース数は、全部で27個でした。

1個3日交換していただき、

前歯を下げるためにIPRを行いました。

アライナー番号24 番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前回より前歯が下がりましたが、

患者様がもう一息下げたいということで3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のマウスピース数は、全部で16個ありました。

前歯を下げるために最初にIPRを入れました。

1個3日ずつ使っていただき、

アライナー番号16 番の時のお口の中のお写真です。

 

 

また少し前歯が下がりました。

患者様がもう少し前歯を下げたいということで

4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のマウスピース数は、全部で10 個でした。

1個3日交換していただき、

アライナー番号10番の時のお口の中のお写真です。

 

 

患者様の満足のいく口元になりました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間も暫くは一日中マウスピースを装着していただいています。

 

矯正にかかった期間は、1年と5ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:850000円(税抜)

OrthoPulse:70000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

近年、テレビやSNSでもよく耳にするようになったマウスピース矯正ですが、

マウスピース矯正にはインビザライン やアソライナー等いくつか種類があります。

 

その中でも世界で一番のシェアを誇るインビザライン を当院では扱っています。

 

当院にカウンセリングに来る方がよく

「インビザライン って失敗しないですか?」

「インビザライン は歯茎が下がるって書いてあったんですが、本当ですか?」

など質問が多くなってきました。

そこで今回のブログは、そんな質問、疑問にお答えします。

 

では、インビザラインで失敗するということはどういう場合なのでしょうか。

 

「歯茎が下がってしまった・・・」

 

どんな装置でも歯茎が下がるリスクはありますが、

マウスピース矯正で歯茎が下がる時は、

 

○マウスピースの装着時間が守れていない時

 

マウスピースの装着時間が守れないと

マウスピースが浮いてきて思わぬ方向に力がかかり、歯茎にダメージを与えることがあります。

装着時間は必ず守りましょう。(インビザライン の場合22 時間以上)

 

○治療経験が少ない歯科医師が設計した時

 

マウスピース治療は歯科医師なら誰でも行えるわけではありません。

特にインビザライン みたいに歯を1本ずつ動かす設計ができ、

無限に動かせることはメリットでもありデメリットでもあります。

しっかりとした診断と経験が必要です。

 

○骨の厚みが薄く、歯茎が下がるリスクが高い時

 

骨の厚みがもともと薄い方、特に下顎の前歯が埋まっている所の厚みが薄い方がいます。

そういう方は下の前歯を並ばせたり、下げたりすると

歯茎が下がってしまうことがあります。

 

 

「咬み合わせが悪くなってしまった・・・」

 

咬み合わせが悪くなる原因は、

 

○マウスピースの装着時間が短い

 

マウスピースの装着時間が少ないと治療計画通りに動かなくなってしまいます。

そうすると最終的に動かしたかったところまで歯が動かないので

もちろん咬み合わせは中途半端なところで終わってしまいます。

 

○治療計画に無理がある

 

インビザライン できれいに歯を並べるには

しっかりとした綿密な治療計画(クリンチェック)が必要です。

設計は無限に歯を動かせますが、

実際には骨のある場所の中でしか歯を動かすことはできません。

 

こういったことを考えられる歯医者さんを見つけるためのポイントがあります。

 

☆しっかりクリンチェック(治療計画)を説明してくれる。

 

シュミレーションを見せるだけでなく、なぜそういう治療計画にしたのかを説明してくれて、

矯正のリスク等もしっかり説明してくれるところを選ぶ

 

☆自分から質問できる、しやすい先生を選ぶ。

 

矯正は期間がかかります。

年単位のお付き合いになりますので何か疑問に思ったらすぐ聞ける環境の方が

良いと思います。

 

☆先生が治した症例を見せてくれる

 

自分と似た歯並びで治療が終了してる方の症例を見せてもらえるか聞きましょう。

目で見ると安心感が違います。

 

☆インビザライン の経験年数や症例数を確認する。

 

インビザライン はインビザライン 特有の歯の動かし方があります。

インビザライン 治療の経験が豊富な先生をお勧めします。

 

☆先生の経歴・職歴を確認する。

 

歯科の中には虫歯・歯周病・外科等様々な分野に分かれていますが

矯正は歯科の中でも特殊で、全ての歯科医師が治療できるわけではありません。

矯正歯科専門の病院を選ぶか

先生が矯正歯科専門の病院で勤務経験があることを確認してみて下さい。

 

インビザラインだから失敗するのではありません。

インビザラインを扱っている先生 が、矯正専門ではない先生が多すぎるのです。

病院が家から近いとか駅から近いからという理由だけで決めずに

長いお付き合いになりますので納得のいく病院を選んでください。

 

当院ではカウンセリング時に歯並びのシュミレーションをお見せしたり、

似た歯並びの症例をお見せしています。

無料ですので、お気軽にカウンセリングにお越しください。

 

TEL:0566-73-0311

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)の症例を

お見せしたいと思います。

 

患者様は、54歳女性です。

主訴は、歯のがたつきと咬み合わせでした。

矯正をしようと思った経緯ですが、

3年前に下の前歯の出た感じがひどくなり前歯を1本抜いており、

2年前に特に症状があったわけではありませんが、

かかりつけ医に咬み合わせをチェックしてもらい、

その時に歯を削られ、徐々に歯並びががたがたになってしまったということでした。

 

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯を1本抜いてあります。

上下とも前歯部に叢生(がたつき)があります。

3枚目の写真を見て頂くと奥歯の咬み合わせが1歯対1歯で咬んでいます。

これは出っ歯さんの咬み合わせです。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(がたつき)

 

患者様の装置の希望は特になかったため、

出っ歯さんを改善するためにカリエールモーションを、

がたつき・咬み合わせを改善するためにインビザライン を使用することを

提案し、歯を抜かずに治していくことにしました。

 

まず上顎にカリエールモーションを、

下顎にインビザライン のマウスピースをセットしました。(1回目のiTero)

インビザライン のマウスピースは1個1週間ずつ交換していただき、

カリエールモーションと下の奥歯でゴムかけを1日20時間以上していただきました。

カリエールモーションを6ヶ月行い、

下のアライナー番号22番の時のお口の中のお写真です。

 

 

側方からの写真を見ていただくと

明らかに奥歯の咬み合わせの位置が変わっています。

うまく上の奥歯が後ろに下がったと言えます。

この状態で上下マウスピースに移行していきました。(2回目のiTero)

 

2回目のマウスピース数は、全部で39個でした。

 

がたつきをとるためにスペースが必要なため

歯と歯の間を削りました。(IPR)

 

1個1週間ずつ使っていただき、

27番のアライナー時に来院していただいた時に

左下の前から5番目の歯のねじれがきつすぎて

マウスピースが浮いてきてしまったので、

部分的にマルチブラケットをつけることにしました。

その間ワイヤー交換が必要だったため1ヶ月に1回来院していただきました。

左下5番目の歯のねじれがある程度改善した時のお口の中のお写真です。

 

 

左下に浮きがあったもののそこ以外はフィットが良かったため

上下の前歯部のがたつきはよくなっています。

3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のマウスピース数は、全部で53個でした。

 

今回アライナーの枚数が多いのは、

2回目の時にアンフィットが起こり、

奥歯の咬み合わせが崩れ、その修正のためにマウスピース数が増えました。

 

設計として上の前歯を下げるためにゴムかけがありましたが、

患者様のご希望でゴムかけはなしで進めました。

(場合によっては動きに支障をきたすことがあります。)

 

1個1週間ずつ使っていただき、来院時にIPRも行いました。

アライナー番号50番の時のお口の中のお写真です。

 

 

右の咬み合わせは良くなりました。

左の咬み合わせがもう一息です。

上の前歯に少しねじれが残っています。

4回目のiTeroを行いました。

 

4回目のマウスピース数は、全部で25個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号25 番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯のがたつきは少し改善されました。

左の奥歯は歯の傾き(真っ直ぐさ)は良くなってきていますが、まだ咬んでいません。

5回目のiTeroを行いました。

 

5回目のマウスピース数は全部で22個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号22 番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯のがたつきも

奥歯の咬み合わせもよくなりました♪

これで保定期間に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、3年8ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)を

用いた症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、24歳女性です。

主訴は、歯のでこぼこと咬み合わせでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上の3番目の歯を見ると前方に傾斜しているのが分かります。

上下ともに前歯にがたつきがあります。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(がたつき)

 

患者様は、マウスピース治療が希望だったため

インビザライン にて治療していくことにしました。

さらに痛み軽減、治療期間短縮のため光加速装置を用いました。

 

最初に届いたマウスピース数は、全部で41個で、

1個3日交換していただきました。

上の前歯を並べるためにはスペースが必要だったため

歯と歯の間を削ってスペースを作りました。(IPR)

さらにそのスペースを前歯を下げるためにも使いたかったため

上の3番目の歯と下の6番目の歯に小さいボタンをつけ、

そこにゴムをかけてもらいました。(アライナーと併用)

アライナー番号32番の時に来院していただいた時に

マウスピースの浮きがあったためその時点で2回目のスキャニングを行いました。

その時のお口の中のお写真です。

 

 

32番のアライナー時にはもっと並んでいるはずが

上の前歯にまだがたつきがかなり残っています。

 

2回目のマウスピース数は、全部で57個でした。

今度は1日20時間装着をしっかりお約束していただき、

再び1個3日交換でいくことにしました。

アライナー番号57番の時のお口の中のお写真です。

 

 

下の前歯のがたつきは改善しましたが、

上の前歯のがたつきがまだ少し残っています。

3回目のiTero(口腔内スキャニング)を行いました。

 

3回目のマウスピース数は、全部で20 個でした。

1個3日交換していただき、

アライナー番号20番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の前歯のがたつきも綺麗になりました。

上の前歯が下がったため、上と下の前歯もしっかり咬むようになりました。

これで保定期間に移行していきます。

保定期間は、安定するまで上下マウスピースを続けていただいています。

 

矯正にかかった期間は、1年と4ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:850000円(税抜)

OrthoPulse:70000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、当院でもよく使われるカリエールモーションについてです。

 

カリエールモーションとは、臼歯部(奥歯)の遠心移動(後ろに下げる)が

行える装置です。

 

 

カリエールモーションは、ブラケットやマウスピース型カスタムメイド矯正装置

(インビザライン )の前準備として使用します。

 

※何のために使用するの?

 

上顎前突(出っ歯)

下顎前突(受け口)

上下顎前突(上も下も出ている)

重度叢生(がたつきが強い)

 

の症例を「歯を抜かずに」治療する際に使用します。

 

※カリエールモーションを使える条件

 

・ゴムを20 時間以上つけてもらうこと

 

・一番奥の歯の後ろに奥歯を下げられるだけのスペースがあること

(親知らずがある場合抜いて頂く場合があります)

 

・カリエールモーションがつく歯が被せ物になっていないこと

(被せ物の写真のせておきます)

 

※カリエールモーションをつける期間は?

 

カリエールモーションは奥歯の下がるスピード、量、ゴムの装着時間等に左右されるのでつける期間については個人差があります。

 

平均的には6ヶ月〜8ヶ月くらいは装着します。

 

※カリエールモーションをつけて外してまたつけることはあるの?

 

あります。

 

カリエールモーションで奥歯を後ろに下げた後に

インビザラインに移行する場合 上下マウスピースになっても

上と下でゴムはかけ続けて頂くことがほとんどです。

そのゴムをやらなかったり、時間が少ないと後戻りします。

その場合もう一度カリエールモーションをつけることがあります。

 

また上も下も歯が出ていて上下とも下げる場合

先に上か下どちらかにカリエールモーションをつけて

予定のところまで下がったら

カリエールモーションを反対側(上→下、下→上)にもう一度つけて

上下とも下げることがあります。

 

この二つ以外にもう一度カリエールモーションをつけ直すことはありません。

 

カリエールモーションは、「非抜歯治療」つまり「歯を抜かない治療」

に不可欠な装置です。

この装置により歯を抜かずに治せた患者様は数知れず・・・

カリエールモーションを用いた症例をいくつかブログに

載せていますのでぜひご覧ください。

 

カリエールモーションの金額は、基本施術料 に含まれています。

カリエールモーション単独で追加の費用はかかりません。

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)にて

治療した症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、27歳女性です。

主訴は、歯のでこぼこでした。

初診時のお口の中のお写真です。

  

 

左上2番目の歯が完全に内側に入っています。

上下の3番目の歯の位置を見て頂くと

良い咬み合わせの位置は上の3番目の歯が下の3番目の歯より

後ろにあるのが良いですが、

前にあるということは上が前に出ている即ち出っ歯の咬み合わせです。

 

診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(がたつき)

 

患者様は裏側矯正希望でしたが、

上顎前突ですが口元は出ていないので抜歯は必要がないので裏側矯正ではせず、

出っ歯の咬み合わせを改善するのによくカリエールモーションを使いますが、

上の奥歯に金属の被せ物が入っているため

カリエールモーションは使用できませんでした。

そのため代わりに奥歯を後ろに下げられる装置としては

インビザライン が適しているので

インビザライン で治療していくことになりました。

 

1回目のマウスピースの数は、全部で62個でした。

来院頻度は、約3ヶ月に一度くらいです。

1個1週間ずつ交換していただき、59番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前から3番目の歯の位置を見て頂くと

下の歯と歯の間に上の歯が入り込んでいます。

良い咬み位置になりました。

前歯のがたつきが少し残っています。

 

2回目の型取り(itero)を行いました。

2回目のマウスピース数は、全部で17個でした。

毎回フィットが良い方だったので全てお渡ししました。

※フィットが良い方は来院回数も少なくて済みます。

1個1週間交換していただき、17番の時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の噛み合わせも良くなり、

前歯のがたつきも良くなりました。

これで保定期間に移行しました。

保定期間もしばらくは一日中上下マウスピースをしていただきます。

 

矯正にかかった期間は、1年と8ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、『ディスキング中に歯がしみた時の対処法について』です。

 

まずディスキング(IPR)とは、ある目的のために歯と歯の間を薄く削ることです。(0.2~0.5㎜)

 

主な目的

 

・叢生(がたつき)を改善するためのスペース作り

・ブラックトライアングルの縮小

・上顎または下顎の前歯部を下げる

・歯の幅を調整する

 

などが挙げられます。

 

ではなぜ歯がしみるのか?

 

虫歯で穴が開いている以外でしみる原因は「象牙質知覚過敏症」です。

歯は層になっており、表面はエナメル質で覆われており、

その中に象牙質があり、一番深いところに神経があります。(下図)

 

 

歯茎が下がり歯の根本(歯の根の部分にはエナメル質はなく象牙質に覆われています)が

むき出しになっていたり、

エナメル質が部分的に欠損し、象牙質が露出してしまうと

冷水等の刺激が加わった時

象牙質には微細な管が神経に向かって走っており、

その管の中は水分で満たされており、

その水分が振動し、神経まで刺激を伝達し、

一瞬電流が走るような痛みを与えます。

これが歯がしみる仕組みです。

 

簡単にいうと象牙質が露出すると歯がしみます。

 

IPRをするとなぜ歯がしみる人がいるのか?

  

IPRの器具は2種類あり、一つはノコみたいな形をしています(下の写真)

 

それを、使う時に摩擦による熱がエナメル質、象牙質まで加わると刺激となり、

歯がしみることもあります。

その場合は、回転数を低くして摩擦を減らしたり、

もう一つの器具を使用したりします。

もう一つの器具は、こういった細いバーを使用します。(下の写真)

 

 

この器具を使用する際に

歯に熱が加わるのを防ぐために器具からお水が出ます。

もともと知覚過敏症がある方は、

そのお水だけでもしみます。

ましてや歯に振動や摩擦力が加わると刺激になって歯がしみます。

そういう時、必要な場合は局所麻酔をして行います。

 

IPRは、目的が違っても歯のどこを削るかは同じです。

歯と歯が一番接するところ=一番エナメル質が厚いところを削ります。

歯の中で一番薄いエナメル質を有するのが下の前歯です。

下の前歯は、薄いところでは0.2ミリしかエナメル質がないところもあります。

しかし一番厚いところは0.8ミリあります。

IPRで1本の歯に対して削る最大量は0.25ミリです。

削る量としては約4分の1になるので

IPRによる虫歯や知覚過敏は起きにくいはずです。

 

もしIPRをしている最中にしみてしまったら

遠慮なく手をあげて教えて下さい。

上記に記したようにしみる原因に対して何か対処できるはずです。

 

※あくまでも当院での対処法になります。

ディスキング中または後に歯がしみた場合は

担当の先生に相談して下さい。

 

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置

(以下インビザライン とする)を用いた症例をお見せします。

 

患者様は、21歳男性です。

主訴は、前歯だ出ている・でこぼこ・咬み合わせでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

正面からの写真を見ると下の前歯が上の前歯に覆われており、

下の前歯が見えません。

横の写真から上の前歯が出ているのがわかります。

3枚目の写真からは下の前歯にがたつきがあるのがわかります。

 

診断:上顎前突・前歯部叢生・過蓋咬合

 

患者様がマウスピース矯正を希望されたことと

親知らずのみを抜歯すれば出っ歯が改善できると診断したため

カリエールモーションとインビザライン にて治療していくことにしました。

 

まず上には上顎前突を改善するためにカリエールモーションを、

下には叢生を改善するためにインビザライン を装着しました。

下のマウスピースは1個1週間ずつで交換してもらい、

顎間ゴムは1日20時間の装着で毎日交換してもらいました。

 

初診時と約4ヶ月後のお口の中の写真の比較です。

 

 

少しわかりづらいですが、

上の前歯と下の前歯の前後差がとれています。

また下の前歯が少し見えるようになっています。

この状態でカリエールモーションを外しました。

下のマウスピースは15番まで進みました。

上下マウスピースに移行していきます。

 

2回目のマウスピースは全部で18個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、15番で来院していただきました。

その時のお口の中のお写真です。

 

 

正面の写真から噛んだ時に下の前歯が見えるようになりました。

2枚目の写真から出っ歯感がなくなったのがわかります。

3枚目の写真から下の前歯のがたつきがほとんど改善されました。

 

あとは咬み合わせや歯1本1本の微調整を行うために

3回目のiTero(アイテロ)を行いました。

3回目にきたマウスピース数は全部で23個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

20 番のアライナー時のお口の中のお写真です。

 

 

咬み合わせもよくなり、

細かいがたつきも改善されました。

これで保定期間に移行していきます。

保定期間も上下マウスピースを装着していただいています。

 

矯正にかかった期間は、1年と3ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/contact/

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回は、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)を使用する患者様に向けて・・・

「マウスピースが浮いてきたらどうしたらいいの?」

にお答えしたいと思います。

 

インビザライン はマウスピース1枚ごとに私たちがチェックするものではなく、

何枚ものマウスピースを患者様にお渡ししてご自身で交換していただきます。

来院回数が少ないというメリットでもありますが、

管理が難しいというデメリットでもあります。

マウスピースのほんの少しの浮きが

マウスピースを交換していくたびに少しずつずれ、

気づいた時にはもう一度型取りが必要なくらいの浮きになっている。

ということがよくあります。

 

 

浮く原因として

 

1、マウスピースの装着時間が短い

2、アタッチメントがはずれている

3、設計に対して歯の動きの速度が合っていない

4、ゴムの力が強すぎる

 

が挙げられます。

 

どれくらいの浮きがあると良くないのかご自身で判断するのはとても難しく、

浮きがあるせいで歯が思わぬ方向に動くことがあるので

ご自身での判断は、危険です。

 

チェックしてもらった時とフィット感が違うな・・・と思ったら

すぐに電話するのではなく

いくつか確認していただきたいことがあります。

 

1、アライナーの番号を確認しましょう。

 

 アライナーは当たり前ですが、番号によって形が違います。

 順番通り使用していかなければなりません。

 今まで使っていた番号の次の番号なのか確認して下さい。

 

 

2、アタッチメントがはずれていないか確認しましょう。

 

 アタッチメントがはずれていたらつけ直しが必要です。

 アタッチメントがはずれている部位を電話かLINEにてお伝え下さい。

 

3、マウスピースの形に違いがないか確認しましょう。

 

 まれにマウスピースの変形やボタン用の穴が開いていないことがあります。

 一つ前か後のマウスピースと見比べてみてください。

 また、一度浮くマウスピースの次の番号のアライナーをはめてみてください。

 次のマウスピースに浮きがなければその一つだけが歪んでいる可能性があります。

 その時は、一つ飛ばして次のマウスピースを使って下さい。

 

 また、ボタン用の穴が開いていない場合は、

 ハサミで同じように開けていただくか

 開けれない時は当院で開けますので

 今お渡ししているマウスピースを全て持ってきて下さい。

 他のマウスピースにも不備がないか確認いたします。

 

3つのことを確認していただき、当てはまらない場合は、

よろしければ浮いている状態の写真を撮っていただき、

メールかLINEにてお写真をお送りください。

対処方法をお送りいたします。

 

浮きの原因で一番多いのが「装着時間が短い」です。

浮きがあり、再度型取りになると

新しいマウスピースが届くのに時間がかかってしまいます。(約6週間)

矯正期間を最短で終わらせるためにも

20 時間装着をしっかり守りましょう。

 

これらの浮いた時の対処法はあくまでも当院の対処法になります。

浮いてしまった時はかかりつけの矯正歯科に連絡して下さい。

 

何かありましたらこちらまでご連絡お願いいたします。

 

TEL:0566-73-0311

 

 

LINE:https://lin.ee/7c3CBfU

 

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置

(以下インビザライン とする)の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、16歳女の子です。

主訴は、歯のでこぼこでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上下の前歯にがたつきがあります。

上の三番目の歯が上の方にあります。

 

診断:前歯部叢生・上顎左右側犬歯低位唇側転位(八重歯)・上顎前突

 

上の3番目の歯が入るスペースがないので

カリエールモーションで上の奥歯を遠心移動(後ろに下げる)させて

その後前歯のがたつきをインビザライン にて改善する計画を立てました。

 

まず上にカリエールモーションを装着し、

下には固定源としてリンガルアーチを入れました。

ゴムを20 時間以上装着していただき、

4ヶ月やっていただきました。

その時のお口の中のお写真です。

 

 

上の3番目の歯が下に降りてきているのがわかります。

3番が下におりてきたことによって

前歯部のがたつきも少しだけ改善されています。

この状態で上下マウスピースに移行していきます。

 

1回目に届いたマウスピース数は、29個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

26番のマウスピースが終わるタイミングで来院していただきましたが、

その時にはマウスピースが合わなくなっており、

何番まで使ったかわからないということでした。

今の歯並びから動かなくするために簡易的なマウスピースを当院で作製し、

そのマウスピースを新しいマウスピースが届くまで使ってもらいました。

その時のお口の中のお写真です。

 

 

マウスピースが浮いていたことにより前歯のがたつきが改善していません。

2回目のiTero(アイテロ)を行いました。

 

2回目に届いたマウスピースの数は、17個でした。 

1個1週間ずつ使っていただき、

14番の時のお口の中のお写真です。

 

 

 

かなり前歯のがたつきが改善されました。

右上の2番目の歯に少しだけねじれが残っているのと

上の左右の3番目の歯が少し外側に傾斜しているので

3回目のiTeroを行いました。

 

3回目に届いたマウスピースの数は、13個でした。

1個1週間ずつ交換していただき、

13番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯のがたつきが改善されました。

奥歯の噛み合わせも良いので、

これで保定に移行しました。

保定装置は上下マウスピースを使っていただいています。

 

矯正にかかった期間は、2年と4ヶ月でした。

 

矯正費用

 

検査料:40000円(税抜)

 

基本施術料:800000円(税抜)

 

調整料:4000円(税抜)

 

保定料:40000円(税抜)

 

インビザライン に興味ある方、歯を抜かないと治らないと診断された方

一度無料カウンセリングにお越しください。

 

TEL:0566ー73−0311

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のお題は、

「マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン )の

アタッチメントがとれたらどうしたらいいの?」です。

 

まずアタッチメントとは・・・

歯を動かすために必要なもので、

歯の表面につける米粒くらいの樹脂のことです。

 

 

アタッチメントの一部にアライナーが当たることによって

歯を三次元的に動かすことができるので

アタッチメントは、インビザライン 治療にとって必要不可欠なものです。

 

アタッチメントには色々な形がありますが、

それぞれ役割が違って、いらないアタッチメントはついていません。

アタッチメントがはずれてしまったら再度付け直した方がいいでしょう。

 

しかし今装着している番号のアライナーで

そのアタッチメントが機能しているかは話は別です。

 

全ての歯が同時に動いているわけではなく、

例えば3番のアライナーでは1本の歯だけが動いていて

4番になったら4本の歯が動いていたり・・・

全く動いていない時もあります。

 

必ずすぐ付け直さなければいけないわけではないので

そういう時はお電話していただくか

メールかラインにてご相談ください。

 

その際は何番目のアライナーを使用中かお伝えください。

ドクターがクリンチェックを確認し、

すぐ付け直しに来院していただいた方がいいか

予約日通りで大丈夫なのかをお伝えします。

 

また必ずご連絡いただきたい時もあります。

ゴムがけを行なっている患者様で

歯に直接小さなボタンが接着されている時は、

そのボタンがはずれてそのままにしてしまうと

歯の動きが悪くなったり

後戻りすることもあります。

ですので、ボタンがはずれた際はすぐにご連絡してください。

歯についているボタン↓↓

 

 

たまに間違えてアタッチメントがはずれてしまったのではないかと

質問されることがあるのですが

アタッチメントではなくアライナーにのみ付与されるものもありますので

念のため紹介しておきます。

 

「バイトランプ」

上の前歯の裏側にでっぱりがあります。

これはアライナー装着時にそこで噛んでもらうことにより

奥歯を離開させ咬合力が治療の妨げにならないように付与されています。

これはアタッチメントではありませんので、歯の裏側には何もついていません。

 

これらは、当院の対応になりますので

かかりつけの歯医者さんに確認しましょう。

 

何かありましたらこちらまでご連絡ください。

TEL:0566−73−0311

 

こんにちは。

 

今回のブログは、子供の矯正装置の一つであるカリエールモーションについて

説明します。

 

子供の矯正装置と書きましたが、

カリエールモーションは大人にも使う装置です。

 

カリエールモーションとは・・・

臼歯部(奥歯)を遠心移動させる(後ろに下げる)装置です。

 

見た目は、こういう装置です。

上の装置と下の奥歯についている装置のフックに

自分でゴムかけをしてもらいます。

透明もあります。↓↓↓

 

 

適応症例

 

この装置は、上顎前突(出っ歯)にも下顎前突(受け口)にも使います。

 

適応年齢

 

基本的に乳歯が全て抜けてから使います。

年齢で言うと12歳〜14歳くらいです。

この装置は成長による制限はありません。(成人でも使えます)

 

使用目的

 

この装置は、前のブログで説明した子供に使用する

バイオネーター、拡大床、ムーシールド、QH(クワドヘリックス)の後に使います。

 

要は歯列を拡大した後に拡大だけでは出っ歯や受け口、重度叢生が治らない時に

奥歯を後ろに下げて前歯を下げるためのスペースや前歯のがたつきをとるための

スペースを作ります。

 

カリエールモーションの動き方の動画を添付しておきます。↓↓

 

 

使用期間

 

だいたい3ヶ月〜6ヶ月です。

その後マルチブラケット(表側矯正)装置に移行していきます。

ゴムがやれないと何一つ動かない装置なので、

ゴムかけがやれないと治療期間が延びていきます。

 

使用方法

 

1日20時間以上ゴムかけをします。

ゴムは効果を持続させるために1日1回は新しいものに交換してもらいます。

 

メリット

 

昔から使われている遠心移動装置「ヘッドギア」という装置に比べると

 

目立ちにくい

 

違和感が少ない

(ヘッドギアは口の中だけでなく頭を固定源にするため大きい装置である)

 

治療の期間が短縮できる

(ヘッドギアは年単位で遠心移動させる)

 

歯を抜かない治療ができる

 

デメリット

 

1日中ゴムかけをする(食事以外)

 

矯正費用

 

検査料:40000円(税抜)

 

基本施術料:400000円(税抜)

 

調整料:4000円(税抜)

 

保定料:40000円(税抜)

 

子供の矯正装置は、カリエールモーション一つの値段ではありません。

歯並びが治るまでに必要な装置全てを含んだ料金になります。

 

子供の矯正中だけど歯を抜かないと治らないと言われてしまった子・・・

相談に行って歯を抜かないと治らないと言われた子・・・

治療に期間がかかっていて不安な子・・・

まずは無料カウンセリングにお越しください。

 

TEL:0566−73−0311

  

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)の症例をお見せします。

 

患者様は、15歳男の子です。

主訴は、「がたつきが気になる」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

左上の3番目の歯(八重歯)が隙間が足らず上の方にあります。

 

診断:上顎左側犬歯低位唇側転位・前歯部叢生

 

患者様は、裏側希望でしたが、

最小量の抜歯で済ませるためには

下顎にIPR(歯と歯の間に隙間を作ること)が必要なことと

予測実現性を上げるためにはインビザライン の方が好ましかったため

インビザライン にて治療することにしました。

 

また上の正中がお顔の真ん中と一致しているため

右の歯は抜かずに左上の4番目の歯を抜いてその抜いたスペースに

上にある3番目の歯をいれるという治療計画にしました。

 

まずインビザライン の前に歯を抜いてリンガルアーチという装置を

上顎に入れました。

リンガルアーチは左上の3番目の歯以外を動かしたくないため

固定源の役割があります。

同時に下だけインビザライン をスタートさせました。

3番目の歯を動かし終わった時のお口の中のお写真です。

 

 

左上の3番目の歯がおりてきているのがわかります。

この状態で上下マウスピースにするためにリファイメント(再アイテロ)を

行いました。

 

届いたマウスピースの数は、61個でした。

数が多かったので、加速装置を使用してもらい1個4日で交換してもらいました。

58番のアライナーの時のお口の中のお写真です。

 

 

上下のがたつきがとれています。

左の咬み合わせがまだ整っていません。

そこを修正するためにリファイメント(2回目)を行いました。

 

次に届いたマウスピースは、全部で18個でした。

また1個4日交換していただき、

18番のアライナーの時のお口の中のお写真です。

 

 

あれ?少し全体に崩れた気がしますね。

これは正中を合わせるように設計されていますが、

早期接触といって全体に歯が当たる前にどこかの歯が先に当たってしまって

うまく噛めない状態になっています。

噛ませるためにリファイメント(3回目)を行いました。

 

次にきたマウスピースの数は、全部で19個でした。

1個4日ずつ交換していただき、

正中を合わせるためにゴムかけをしてもらいました。

17番のアライナーの時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせは前回より緊密になり、

正中も大体合いました。

しかし左下の1番目の歯の歯茎が少し下がっているのがわかります。

これは早期接触がまだ少しあり、早期接触は歯茎がV字に下がってしまうことがあります。

これを修正するためにリファイメント(4回目)を行いました。

 

次にきたマウスピースの数は、全部で16個でした。

1個4日交換していただき、引き続きゴムかけもしてもらいました。

16番のアライナーの時のお口の中のお写真です。

 

 

正中もぴったり合いました。

奥歯も咬めるようになりました。

左下の1番目の歯の歯茎も横の歯と同じくらいの高さまで回復しました。

これで綺麗になったので保定に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、2年半です。

患者様には「あっという間に終わった感じで辛さも何もなかったです。」

と言っていただけました。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

矯正に興味ある方はぜひ無料カウンセリングへお越しください。

TEL:0566−73ー0311

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のお題は「マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)でマウスピースとよく併用するエラスティックゴムについて」

です。

 

表側矯正でもゴムを併用することがありますが、

基本的に目的は同じです。

前歯を下げるためや噛み合わせをよくするためなど

ゴムのかけ方によって用途は様々です。

 

 

マウスピースを使いながらゴムをかける方法は・・・

マウスピース自体に切り込みが入っていてゴムをかけるタイプと

 

 

マウスピースがくり抜かれていてそこに透明の小さいボタンをつけて

歯にゴムをかけるタイプがあります。

 

 

 

同じ患者様で同じ状況でゴムがけをした場合としなかった場合を

比較したわけではないので絶対!必要!とは言い切れませんが

ある患者様でゴムをしなくて治療期間が

延びてしまった症例を紹介したいと思います。

 

患者様は16歳の男の子

主訴は前歯が出ているでした。

インビザライン 希望だったため

カリエールモーション後インビザライン で治療しました。

初診時とカリエールモーション終了時の比較写真です。

 

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 02-7-300x200.jpg です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 02-8-300x200.jpg です

初診時、上の歯と下の歯が1対1で噛んでいる事がわかります。(上の写真)
下の写真がカリエールモーション終了後で、

下の歯と歯の間に上の歯が 入り込んで噛んでいることが分かります。
その後カリエールモーションをはずしてインビザラインに移行しました。
しかし インビザラインをスタートしてから5ヶ月目ぐらいの時に

インビザラインが治療計画通りにいっていないことがわかり、
患者様に確認したところ・・・

インビザラインの間ゴムをつけていなかったことがわかりました。
カリエールモーションで短期間で動かした歯は元の位置に戻りやすいため、

インビザラインの間もゴムをかけるのは必須です。
一度インビザライン+ゴムを中止し、

再びカリエールモーションを装着しました。
インビザライン中に少し戻ることを考慮し、

最初のカリエールモーション使用の時よりも

多めに奥歯を下げておくことにしました。
期間は6か月かかりました。

2回目のカリエールモーション終了時の写真です。

 

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 02-3-300x225.jpg です

その後上下インビザライン に移行しました。

もちろんゴムを併用していただきました。

治療終了時のお口の中のお写真です。

 

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 05-4-300x200.jpg です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 02-4-300x200.jpg です

この患者様の矯正にかかった期間は2年8ヵ月でした。

もしゴムをしっかりやっていたら少なくともカリエールモーションを

再度使った期間(6ヶ月)は短縮できたでしょう。

 

矯正費用

検査料:40,000円(税抜)

基本施術料:850,000円(税抜)

調整料:4,000円(税抜)

保定料:40,000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます

 

不必要な事を私たちは、お願いしたりしません。

なるべく患者様が手間のかかる事は省きたいですし、

目立つものは、なくしたいと思っていますが、

やはりゴムの力がないときれいに並ばない時もあるのです。

 

ゴムかけは必要な方とそうでない方がいらっしゃいますので

カウンセリング時にゴムかけが必要かどうか確認してください。

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。


 

こんにちは。

今回のブログは、子供の矯正装置の一つ『ムーシールド』について説明します。

 

今までは上顎前突つまり出っ歯さんを治す装置をたくさん紹介してきました。

今度は下顎前突(受け口)の時に使う装置『ムーシールド』についてです。

ムーシールドは、こんな形をしています。↓↓

 

 

これは既製品で極端にお口が小さくなければどの子でも使えます。

 

適応時期は・・・

明らかに下の骨の成長があり、遺伝的にも受け口の傾向がある時は、

乳歯列の時から使います。

また乳歯列の時は様子をみて上の前歯が生え変わってから治療がスタートする子もいます。

つまり受け口の子は受け口の度合いによってスタートの時期が大きく変わります

のでできれば受け口の子は早めに見せにきてほしいです。

 

年齢でいうとだいたい5歳くらいには見せに来ていただいて

矯正をするにはまだ早いようならその後3ヶ月〜半年ごとの定期検診になりますので

必ず矯正をすぐに始めないといけないわけではありません。

お気軽にお越しください。

 

このムーシールドの役割を説明しておきます。

この図が装着した時の状態です。

赤色のところがリップシールドと言って・・・

きつい上口唇圧を排除し、上顎の正常な成長を促します。

また、ムーシールドを装着した状態で

口唇を閉じる動作を意識的に行わせることで、

オトガイ部に過緊張を与え、下顎を後退させます。

 

黄色の部分が舌挙上部になります。

舌が低位で機能する「低位舌」を改善し、

嚥下時に舌が正しく口蓋に圧接される環境を作り出すことで

上顎の前方成長を促します。

 

装着時間は、就寝時のみで大丈夫です。

但し装置に慣れてなくてうまく寝れない時や就寝時に外れてしまう子は

学校から帰ってきてからの時間や休日に装着していただくことがあります。

 

お手入れ方法は、装着後お水で洗い専用ケースに入れておいてください。

※素材の特性上、アルコールを含むものを使用するとヒビが生じ破損する場合があるため、使用しないでください。

 

当院でムーシールドを使用した患者様を紹介したいと思います。

9歳の男の子です。

主訴は、歯のがたつきでした。

 

 

右上の1番目の歯が下の歯と当たっており、

下の歯の歯茎が少し下がっています。

 

診断:前歯部叢生

 

ムーシールド1ヶ月使用後↓

 

 

1ヶ月で前歯の重なりがなくなり、歯茎が治ってきているのがわかります。

咬み合わせも全体的に当たるようになりました。

 

この子は受け口としては軽度ですが、

もっと重症な下顎前突にも使えます。(むしろこっちの方が多いです。)

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:400000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

下顎前突の場合も使う装置はムーシールドだけではありません。

治療に必要な装置全て含んだ金額になります。

 

お子さんの歯並びが気になる方はぜひ無料カウンセリングへお越しください。

月に1度日曜カウンセリングも行っています。

ご予約はこちらまで↓↓↓

TEL:0566−73−0311

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

雨が多く、体調を崩しやすい季節です。気をつけてくださいね。

 

さて6月14日の日曜カウンセリングもお陰様でご予約がいっぱいでしたので

21日も行うことになりましたが、

すでにご予約が埋まっております。

ということで・・・

7月5日の午前中にカウンセリングを行います。

すでにもう予約が入っているため

13時〜しか空いておりません。

お早めにご予約お願いいたします。

TEL:0566−73−0311

 

こんにちは。

今回のブログはインビザライン の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、27歳女性です。

主訴は、「受け口と咬み合わせが気になる」でした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

初診時のお口の中の状態として

上の前歯より下の前歯の方が前に出ているのがわかります。

さらに上の正中に対し下の正中が左にずれているのがわかります。

 

診断:下顎前突

 

こういう風に明らかに下顎(下のあご)が出ている場合

外科(オペ)が適応になることが多いですが、

この方は切端咬合がとれたことからオペをしなくても治るのではないかと

判断しました。

 

切端咬合とは何か・・・

上の歯が下の歯に覆いかぶさらず先端でぶつかって噛んでいる状態のことです。

下の写真がその切端咬合になります。

 

 

この咬み合わせができるということは本来その位置で咬めるのに

奥歯が咬みやすい位置まで仕方なく今の咬み位置まで下顎がすべってるイメージです。

こういう方は骨が出ているわけではなく、

咬み合わせで受け口になっているので

外科治療はせずに矯正治療のみで治すことにしました。

さらにマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)で

矯正した方が今回の場合は咬み位置をかえられると考え、

インビザライン にて治療していくことにしました。

 

最初に届いたマウスピースは、28個です。

加速装置を使って1個4日で交換していきました。

25番目のアライナーが終わった時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯の咬み合わせが改善しています。

正中が少しずれています。

左の前から3番目の咬み合わせが少し甘いです。

1回目のリファイメント(再スキャニング)していきます。

 

今度届いたマウスピース数は、全部で26個でした。

また1アライナー4日で交換していただきました。

23番のマウスピースが終わった時のお口の中のお写真です。

 

 

上と下の正中が合いました。

八重歯(前から3番目の歯)の咬み合わせも良くなりました。

しかし噛んだ時にもう少し下の前歯が見える(咬み合わせが浅い)方が良いので

2回目のリファイメント(再スキャニング)をしていきます。

 

今度届いたマウスピース数は、23個でした。

再び1アライナーを4日交換していただきました。

20 番のマウスピースが終わった時のお口の中のお写真です。

 

 

前回より下の前歯がより見えているのがわかりますか?

これで患者様も院長も満足いく歯並びになったので保定に移行しました。

保定は、アタッチメント(歯の表面につける樹脂)がないマウスピースを

矯正にかかった期間と同じくらいは1日中、安定してきたら就寝時のみ装着していただく予定です。

 

矯正にかかった期間は、2年です。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

歯並び気になる方はぜひ無料カウンセリングへお越しください。

TEL:0566−73−0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

 

平日は仕事でなかなか来られない方、土曜も何かと忙しい方に朗報です。

 

5月に試験的に行いましたが、多くの方が来てくださり、

 

日曜日でないと時間が作れないという方がたくさんいることを痛感しました。

 

ということで・・・

 

6月も

 

日曜カウンセリング行います!!

 

日時:6月14日 9時半〜13時

 

無料ですのでお気軽にお越しください。

 

TEL0566−73ー0311

 

こんにちは。

今日は、小児矯正で用いるQHについて説明していきます。

QHとは、クワドヘリックスの略で、

quad(クワド)は4つという意味、helical(ヘリカル)は螺旋状という意味で

 

 

写真のように丸い螺旋状の部分が4つあります。

クワドヘリックスはこれが名前の由来です。

 

この装置の適応症例は狭窄歯列弓です。

歯列が極端に狭い状態のことです。

 

この装置は、バイオネーターや拡大床で歯列が広がりきれなかった時や

バイオネーターや拡大床の適応時期を過ぎている時に使います。

 

クワドヘリックスの適応時期は、

基本的には「側方歯群」と呼ばれる前から数えて3、4、5番目の歯が生え変わってからです。

写真のように明らかに歯列の幅が狭くてもうすぐ生えかわりそうな時は

Eという5番目の乳歯が残った状態でQHを入れる時もあります。

 

なぜ側方歯が生え変わってから入れるのか?

写真を見てもらうとQHのアームという部分が

歯の内側に当たっているのがわかります。

このアームが歯の内側から外側に向かって押す力が加わることによって

歯列を拡大していきます。

乳歯を広げても骨の中にある永久歯を広げれるわけではありません。

なので、永久歯が生えてから直接アプローチをかけていきます。

 

クワドヘリックスはバイオネーターや拡大床と違って固定式になります。 

最初は少し食べづらかったり、話しづらいですが

1週間もすれば慣れてきます。

 

食べてはいけない物ですが、

お餅・ガム・キャラメル・ハイチュウなど粘着性の高い物は

装置に絡みつくととれなくなる可能性があります。

それ以外は何を食べても大丈夫です。

 

歯磨きがしづらくなり、虫歯・歯肉腫脹のリスクが上がります。

ほうれん草などの繊維状の食べ物が特に装置にひっかかりやすいので

最初のうちは、親御様が磨けているか確認してください。

もし磨けていない時は仕上げ磨きをするのではなく

もう一度自分で磨いてもらってください。

 

この装置は1ヶ月に一度調整が必要です。

期間としては大体半年くらい入れておきます。

 

この装置のみで矯正が終了することはまずありません。

QH装着後何らかの装置を必ず使います。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:400000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

※この基本施術料は、QHのみの金額ではありません。

 

子供の矯正をお考えの方、ぜひ無料カウンセリングへお越しください。

TEL0566ー73ー0311

https://gototatsuya.com/contact/

こんにちは。

 

試験的に日曜の午前中に無料カウンセリングを行います。

 

日時は、5月31日(日曜)午前中です。

 

ご希望の方いらっしゃいましたらメールかお電話ください。

 

TEL0566−73−0311

 

 

よろしくお願いします。

こんにちは。

 

前回バイオネーターの説明をしましたが、

上顎前突でもバイオネーターが使えない子がいるので

そういった子に使う『拡大床』について説明していきます。

 

拡大床とは、小児矯正に使う装置の一つです。

 

 

その名の通り歯列を拡大するために使います。

バイオネーターは、上下とも拡大できますが、

拡大床は、上か下どちらかに装着します。

基本的にはまず上に装着して、ある程度広がった段階で

下にも拡大床を入れていきます。

 

拡大床の適応時期は、バイオネーターと一緒で、

上の前歯4本が生えてきてからです。

 

 

適応症は、上顎前突です。

バイオネーターと全く同じというわけではなく

バイオネーターは前回のブログで説明した通り

下顎を前に出した状態で使うので

咬み合わせがあさくなります。

その状態で『舌を前に出す癖』が加わると

下顎の位置が設定した位置より

舌とともに前に出過ぎてしまい

「開咬」という前歯が咬めない状態をつくってしまいます。

開咬にしないためにも予め舌癖のチェックをして

舌癖を治すために「筋機能訓練」をしていきます。

※筋機能訓練は、拡大床を使う子に限らず

バイオネーターを使う子や大人の方でも行っていきます。

 

拡大床が適応になる子は・・・

・舌癖があることが最初からわかっている子

・上も下も両方出ている子

・明らかに咬み合わせがあさい子

・鼻炎、アデノイド肥大等で鼻呼吸ができなくてバイオネータが使えない子

です。

 

あくまでも基本的には・・・なので、

実際に何の装置を使うかはお口の中を見てから決めます。

 

矯正費用は、バイオネーターの時と同じです。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:400000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

床矯正装置(拡大床やバイオネーター)のみで歯並びが治る子はまれです。

歯並びをきれいにするためには2、3回装置をかえていきます。

※この基本施術料は、拡大床一つだけの費用ではなく

歯並びを治すために必要な装置を全て含んだ金額です。

 

バイオネーターや拡大床は就寝時のみ装着になるので

比較的簡単で子供への負担が少ない装置です。

 

お子様の矯正を考えている方はぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL0566ー73ー0311

 https://gototatsuya.com/contact/

新型コロナ感染拡大防止の為、臨時休診とさせて頂きましたが、5月7日(木)より診療再開することとなりました。 

今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い致します。

皆様のご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。

 
また、新型コロナウイルス感染拡大防止に関しましてもまだまだ油断のできない状況にあります。 

当医院としても予防、対策は徹底してまいりますので、

ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

 

【感染拡大防止対策内容】

 
・十分な換気

 
・当分の間9時30分〜18時に診療短縮

 
・随時院内のアルコール消毒

 
・スタッフのマスク・手袋着用

 
・受付にて手指消毒設置

 
・患者様へのマスク着用のお願い

 
・遊戯台、本棚、雑誌等の撤去

 
・混雑時お車での待機のお願い

 

後藤達也矯正歯科

TEL0566ー73ー0311

 

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用した

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン )

の症例をお見せします。

 

患者様は、16歳女性です。

主訴は、前歯が出ていることとがたつきでした。

初診時のお口の中の写真です。

 

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

正面の写真から奥歯は噛んでいるのに前歯が噛んでいません。

横からの写真を見てもらうと下の3番目の歯より

上の3番目の歯の方が前にきています。

これは出っ歯の噛み合わせです。

 

診断:上顎前突(出歯)・前歯部叢生(がたつき)・開咬

 

患者様は、裏側の矯正が希望でしたが、

分析の結果、カリエールモーションを使えば歯を抜かずに治せることや

マウスピース矯正の方が適していると判断し、

患者様も了承してくださったので

インビザライン で治療していくことにしました。

 

最初に届いたマウスピース数は、47個でした。

上は、奥歯を後ろに下げる為にカリエールモーションを、

下は、マウスピースを1番からつけていただきました。

さらに最初から舌の癖があることがわかっていたので

カリエールモーションを始めると同時に

舌の筋肉トレーニングを始めました。

 

カリエールモーション終了時(3ヶ月後)(下のマウスピースは14番)

のお口の中の写真です。

 

 

↑上の3番目の歯が下の3番目の歯より後ろにきているのがわかります。

上の奥歯が後ろに下がった証拠です。

ここで上下インビザライン に移行する為にスキャニングを行いました。

 

2回目のマウスピースの数は、全部で48個でした。

数が多かったので加速装置をお渡しし、1個4日で交換していただきました。

アライナー45番の時のお口の中の写真です。

 

 

上下の前歯のがたつきはほとんどなくなりましたが、

右下の前から2番目の歯の高さが低いことと、

上の2番目の歯の高さもまだ低いです。

噛み合わせはまだ浅いですが、

下の前歯に上の前歯が被さるようになってきました。

3回目のスキャニングを行いました。

3回目のアライナー数は、22個でした。

1個4日交換をしていただき、アライナー22番の時のお口の中の写真です。

 

 

 

上の2番目の歯と右下の2番目の歯の高さが、

横の歯と比べると低かったですが、同じ高さになりました。

しかし全体的に前歯の噛み合わせが浅いので、

4回目のスキャニングを行いました。

4回目のアライナー数は、22個でした。

1個4日交換していただき、アライナー22番の時のお口の中の写真です。

 

 

前歯もしっかり噛めるようになったので、これで保定に移行しました。

 

矯正治療期間は、1年と9ヶ月でした。

 

他院で歯を抜かないと治らないと言われたけど歯を抜きたくない方、

矯正に興味ある方、マウスピース矯正希望の方・・・

ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。

TEL0566−73−0311

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちは。

今回のブログは、子供の矯正で、当院が一番使う矯正装置について説明します。

 

当院で一番多い症例は、上顎前突です。

 

上顎前突にもいろいろあります。

骨の成長異常:上の骨が出ている場合・下の骨が小さい場合

歯の異常:上の前歯が出ている・下の前歯が内側に倒れている

顎の位置異常:下顎が後ろに下がっているため上が出ているように見える

このように分類がたくさんあり、合併していることもあります。

 

分類はたくさんありますが、乳歯が残っている子の上顎前突には・・・ 

 

まず第一選択としてバイオネーターを入れます。

 

この装置は、かみ合わせの位置を変えれるのが一番のメリットです。

 

例えば下顎が後ろに下がっていて上顎前突になっている場合

下顎を正常な位置にした状態で咬み合わせをとります。

その咬み合わせの位置で装置が作製され、

装置をつけるといつもと違う咬み合わせの位置になります。↓

 

 

正面から見ていただくと、

下の前歯が本来の咬み合わせの時より見えているのが分かります。

下顎が前方に出されている証拠です。

 

この状態で就寝時装着していただきます。

 

数ヶ月経つと装置を入れていなくてもその位置で咬めるようになっていきます。

 

その位置で咬めるようになったからといって外せるわけではありません。

 

上顎前突には、前歯が出ていたり叢生(がたつき)を伴っていることが

ほとんどです。

がたつきを改善するために

乳歯のC、D、Eという側方歯群が抜ける時に顎が広がるので

基本的には乳歯が全て抜けるまで使います。

その後装置が変わる子もいれば、

この装置だけで終われる子もいます。

 

バイオネーターのみで矯正治療を終了した子です。↓

 矯正スタート↓

⬇︎

矯正終了時↓

 

この子は、9歳の男の子です。

主訴は、歯のがたつきでした。

上下4本ずつ前歯が生えた段階で、矯正をスタートしました。

 

もちろんバイオネーターです。

 

就寝時のみ装着していただき、生えかわりが終わるまで続けました。

終わった時には前歯のがたつきがとれ、

ブラケットを付けずに終了することができました。

期間は4年です。

 

この装置にかかわらず、基本的に来院は、月に1回です。

 

装置の調整、歯の掃除、フッ素塗布、必要があればMFTを行います。

寝る時だけ装着するので目立たず、無理なく矯正がやれます。

 

気になった方は、ぜひ無料カウンセリングにお越し下さい。

TEL0566ー73ー0311

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:400000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

【新型コロナウイルス感染症拡大防止に対する緊急事態宣言発令による当医院基本的方針に関するご連絡】

 


拝啓 仲春候、ますますのご清栄の事とお慶び申し上げます。

また、日頃より当医院をご愛顧を賜り誠にありがたく心より感謝申し上げます。

さて、この度、2020年4月7日付で新型コロナウイルス感染症が拡大しているなか、

政府から緊急事態宣言並びに各自治体からも自治体独自の緊急事態宣言が同時に発令され不要不急の外出自粛、

在宅勤務の推奨等、政府並びに各自治体による各種要請が発令されました。

現状、社会環境の深刻さを真撃に受け止めると共に、

当医院も新型コロナウイルス感染症拡大防止に取り組む事といたしました。

併せて、医院としての社会的責任並び従業員の健康及び安全の確保を万全なものにする為、

今後の医院としての取り組みを下記の通りに定めさせていただきます。

但し、あくまで政府並びに各自治体の要請に従っての時限措置での対応と致します。

今後の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下、

政府並びに各自治体等の各種要請が変更される事も予想されます。
大変恐縮とは存じますが、政府並びに各自治体の要請に従った当医院の取り組みとさせていただきますので、

何卒ご理解を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 
(記)不要不急の外出自粛要請に基づく診療形態は下記の通りです。

 
①休診期間:4月20日〜5月6日

 
②急患対応日として4月25日(土)・30日(木)の午前中のみ診療しております。

※4月20日以降休診のため電話での対応がとれません。

予約を取りたい方は、メールにてお願いいたします。

 
③ご不明な点がある方は、ホームページよりメールにてお問い合わせください。

 
④カウンセリングご希望の方は、ホームページの予約フォームにてご予約お願いいたします。

 

https://gototatsuya.com

 

こんにちは。

前回はそもそもなぜ子供の時から矯正をした方が良いのか説明しましたが、

今回のブログは、じゃあ必要なのはわかったけど・・・

いつくらいから始めたら良いのか説明していきたいと思います。

 

☆子供の矯正はいつから?

  

歯並びの重症度にもよりますが、

基本的に「上の前歯4本が生えそろったら」です。

 

 

例外もあります。

乳歯の時から前歯の噛み合わせが上下逆(受け口)だったり

上の一番目の歯が生えてきて完全に二番目の歯が生えるスペースがない時です。

 

 

※これらはあくまでも当院での基準です

 

☆子供の矯正の期間は?

 

この質問に関しても個人差があるので一概には言えませんが、

1年間から6年間くらいと幅があります。

当院としては12歳臼歯が生えるまでが子供の矯正だと思っています。

これは矯正がその時期までかかるわけではなく、

その前に矯正が終わったとしても生えかわりが終わるまでは

定期的に(三ヶ月から半年に一度くらいのペース)検診します。

 

☆子供の矯正っていくらくらいかかるものなの?

 

※あくまでも当院の場合です

 

カウンセリングは無料になります。

 

検査:40000円(税抜)

検査内容:口腔内写真、顔面写真、レントゲン写真2枚、itero(スキャニング)

 

基本施術料:400000円(税抜)

分割もできますので詳しくはカウンセリング時にお尋ね下さい。

 

当院は1装置いくらというシステムではありません。

矯正治療が終了するまで何個装置を使おうとこの金額以外かかりません。

マルチブラケットに移行しても追加のお金はかかってきません。

しかし歯を抜く治療に移行する時は追加のお金(350000円(税抜))が

かかってきます。

 

調整料:毎回4000円(税抜)

基本的には毎月ですが、

子供のマウスピース治療(インビザライン )だったり、

生えかわり待ちの期間など毎月でない場合もあります。

 

保定料:40000円(税抜)

歯並びがきれいになったらそれを維持していかなければなりません。

そのために取り外しのできる装置を作製します。

 

一般的な矯正期間と通院回数は、生え変わりに3年くらいかかり、その後ワイヤー矯正を1年くらい行うため通院回数は、約48回です。

 

医療費控除の対象

になりますので、詳しくはカウンセリングでお話します。

 

1装置いくらで矯正を行っているところではどれくらい装置が必要で

合計でいくらくらいかかるのか契約前に確認した方が良いと思います。

 

子供の矯正も高額ではありますが大人の治療はその倍以上の金額です。

歯を抜かずに治してあげられるし・・・安いし・・・

そんな良いことないですよね!!

 

タイミングがわからない方も一度カウンセリングにお越し下さい。

カウンセリングからずっと通い続けなくても良いですし、

矯正が必要なタイミングをお伝えしますのでその時また来院してください。

気軽に無料カウンセリングにお越し下さい。

TEL0566ー73ー0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン )の症例をお見せします。

 

患者様は、23歳女性です。

主訴は、歯のでこぼこでした。

初診時のお口の中の写真です。

 

 

上下ともに前歯にがたつきがあります。

噛み合わせが少し深いです。

 

診断:前歯部叢生

 

診断の結果、歯を抜かずに治せることと

患者様がマウスピース治療希望だった為

インビザライン で治療していくことにしました。

 

最初に届いたマウスピースの数は、全部で24個でした。

前歯部のがたつきをとるためにスペースが必要なので

IPRを行いました。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー24番の時のお口の中の写真です。

 

 

最後まで使ったのに、下の前歯にまだがたつきがあるのは

奥歯を噛ませる為にアライナーを全く使用しない期間があったため

がたつきが少し戻っています。

奥歯が噛めるようになったタイミングで

もう一度スキャニングを行いました。

2回目に届いたアライナー数は、16個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー13番の時のお口の中の写真です。

 

下の前歯のがたつきがとれています。

また正面の写真から下の前歯が

初診時より見えるようになっていることがわかります。(過蓋咬合の改善)

 

初診時、下の前歯に着色がありましたが、

これはがたつきが強いところは

歯ブラシが届かず汚れが溜まり着色しやすい環境になっていました。

歯並びが良くなると、歯磨きしやすくなるので

着色はつきにくくなり、

虫歯や歯周病のリスクも減少します。

これで綺麗になったので保定に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、1年です。

 

矯正に興味ある方、マウスピースでの治療を希望される方

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL0566−73−0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今日は、初めて子供の矯正治療について書きたいと思います。

カウンセリングに来てくれる親御さんは

矯正が必要かなと思って来てくださることがほとんどです。

しかしまず矯正が必要かどうかわからなかったり

何歳くらいにまず見せに行けばいいのかわからなかったり

気にはなってはいるけどカウンセリングに行けていない親御さんも多いと思います。

 

今回は子供の矯正の必要性・メリットについてお話しして行きます。

 

☆なぜ歯の矯正は必要なの?

 

・虫歯や歯周病の予防になる

がたつきがあると歯磨きがどうしてもしづらくなります。

プラークがたまると虫歯に、歯石がたまると歯周病になってしまいます。

きれいな歯並びは歯磨きがしやすく唾液の循環も良くなります。

口腔環境を良くし、歯の寿命を長くします。

 

・正しい発音ができる

前歯が噛んでいない「開咬」や重度の「上顎前突」「下顎前突」は

咬み合わせが悪く、サ行ラ行タ行や英単語など発音しづらい言葉があります。

発音が悪いと自信の喪失にもつながりかねません。

 

・自信につながる

私は子供の時前歯が出ているせいで馬づらとかリスとかあだ名をつけられ

ハンカチで口を隠すのが癖になっていました。

歯並びを治すのが大学生になってしまいましたが

今では思い切り笑えます!!

本当に人生変わるし、自信がつきました。

この感動をいろんな子に伝えていければと思っています。

 

☆子供のうちに始める意味はあるの?

 

・大人になって矯正をしたい!と思った時、歯を抜くリスクが減る

大人になってから矯正を始めようと思うと成長が終わった顎骨の中に

歯を並べないといけないので顎に対して歯が大きい場合は

抜歯をしなければなりません。

しかし子供(乳歯列期)から矯正を行うと顎の成長を促すことができ、

顎の位置が悪い時も治せることがあります。

そうすれば歯を抜かずに矯正できる可能性が増えます。

 

・シンプルで目立たない装置で治せることが多い

乳歯列期は、出来るだけ夜つけて寝る装置を使います。(当院の場合)

永久歯に生えかわるまで使っていただき、

症例によりますがこれで終われることもあります。

また固定式の装置にしても歯の裏側からアプローチする装置を使ったりします。

 

☆どういう子供に矯正が必要なの?

 

これはすごく判断が難しく、絶対自分たちで判断せず

矯正専門の病院で無料カウンセリングを受けてください。

例えば・・・

・上下奥歯は噛んでいるのに前歯が噛んでいない

 

・上の前歯より下の前歯が前にある(受け口)

 

・上の前歯が前に出すぎてて噛んだ時に前歯が噛み合わない

 

・乳歯が一本少なかったり、抜けた乳歯の数と生えてきた永久歯の本数が違う

 

・噛んだ時に上の前歯がかぶさりすぎて下の前歯が見えない

 

・前歯が重なって生えてきている

 

など・・・

 

お子様の口の中を一度チェックしてみてください。

当てはまる!と思ったら要注意です。

 

金額等も医院によって全然違いますし、

支払い方法も分割やデンタルローンなどを

取り入れている歯医者さんも増えています。

(当院も取り入れています!!相談にのります。)

一度気軽に相談にお越しください。

TEL0566−73−0366

 

こんにちは。

今日は、当院でもカウンセリング時や治療の途中で質問の多い

「保定装置」についてお答えしていきます。

 

保定装置とは、矯正終了後に綺麗になった歯並びを維持させるための装置です。

当院では、何の装置で矯正を行ったかによって使う保定装置もかわってきます。

 

表側矯正(マルチブラケットを用いた矯正)では基本的に

上顎には可撤式の「サーカムリテーナー」を

 

下顎には固定式の「フィックスリテーナー」を

 

使用していきます。

使用時間は、矯正終了から歯並びが安定するまでの数年間は

1日中(食事以外)装着していただきます。

定期検診時に歯並びをチェックし、

安定していれば夜間のみになっていきます。

 

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)では

基本的にはマウスピースで保定していきます。

 

保定期間中もアタッチメントがついていないアライナー(マウスピース)を

1番から使っていただき咬合をより緊密にしていきます。

 

 

 

インビザライン には5年という期限があるので

その間何回でも保定用アライナーを作り直すことができます。

また後戻りしてしまった時やもう少し治したいところがあったり、

やっぱりここ気になるなぁ・・・という時も5年以内なら再治療が可能です。

 

保定期間は、患者様によって違いますが

基本的には矯正期間と同じくらいの期間は

毎日1日中マウスピースを装着していただきます。

その後安定していれば「夜のみ装着」等装着時間が減っていきます。

もし5年経ち、インビザライン の有効期限が切れても

マウスピースが破損したり、なくしてしまっても

インビザライン のマウスピースではないですが、

型取りしてマウスピースを作ることも可能です。

 

またインビザライン の方は、保定装置がマウスピースなので

ホームホワイトニングの薬剤を買うだけでホワイトニングができます。

※他の装置で矯正された方もマウスピースを作製し

ホワイトニングすることもできます。(別途費用必要)

 

保定装置はたくさん種類があるので

当院で使う装置と他院で使っている保定装置は全く違う可能性もあります。

カウンセリング時に確認してください。

 

こんにちは。

今日は、症例ではなく・・・

出っ歯さんがマウスピース矯正で治したい!と思って

カウンセリングに行くと『できない』『治せない』『難しい』と

言わせてしまうことがあります。

それはなぜなのか・・・

その疑問にお答えしていこうと思います。

今回お話するのは、数あるマウスピース矯正の中でも

インビザライン についてお話します。

 

まず基礎知識として・・・

出っ歯とは、専門的に言うと『上顎前突』のことで、

簡単に言うと、上の前歯が出ていることです。

それを治す方法として

 

1、歯を抜いて、抜いたスペースを使って前歯を下げる

 

⬇️

 

2、上の奥歯を後ろに下げて前歯を下げるスペースを作る

 

⬇️

があります。

 

矯正治療の難易度として

『歯を抜かずに治す』 より 『歯を抜いて治す』の方が

難易度が上がります。

出っ歯さんが治らないのは、いくつか理由があります。

 

1つ目・・・

インビザライン は、マウスピース矯正の先駆者であり、

インビザライン の患者様が増えることによってデータを集め

治療の精度を上げてきました。

なのでサービス開始当初は、症例によってはとても難しく

限られたドクターしか抜歯ケースはできませんでした。

 

二つ目・・・

インビザライン が治療の精度を上げる過程で

システムが大きく変わる時(バージョンアップ)があります。

G3→G4→G5・・・今ではG7になりました。

そして小臼歯の抜歯のプロトコール(手順)ができたのが

2015年のG6でした。

 

 

日本でインビザライン が導入されたのが2006年なので、

その間、やはり抜歯ケースは難しかったと言えるでしょう。

 

3つ目・・・

奥歯を後ろに下げて上顎前突を治す時

親知らずがあるならば抜歯して、

または親知らずがあったであろうスペースを使って下げますが、

その下げれる量には限界があります。

 

4つ目・・・

下げれる量に限界があると書きましたが、

ドクターは、シュミレーション(クリンチェック)を見れば

前歯がこのくらい下がれば口元はこのくらい下がるであろうと

感覚でわかりますが、

患者様はシュミレーションを見たときに前歯が下がった分だけ

口元も同じだけ下がると思ってしまいます。

口元の下がる量も説明はしていますが、

イメージ像にドクターと患者様で『ずれ』が生じてしまい、

患者様からすると「もっと下がると思ってた・・・」「治っていない」

という結果になってしまうのです。

 

これらの理由から上顎前突は難易度が高く治療を断られたり、

満足のいく治療結果が得られなかったりするのです。

 

歯を抜く治療ができないわけではありません。

歯を抜く治療ができるドクターが少ないだけなのです。

 

もしカウンセリングを受けたけど

マウスピースでは治せないと断られてしまった方は、

本当に治せないのか・・・まだ諦めないでください。

一度無料カウンセリングにお越しください。

TEL 0566−73−0311

https://gototatsuya.com/contact/ 

 

こんにちは。

今回のブログもマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)

の症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、27歳女性です。

主訴は、前歯が出ていることと歯のがたつきでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

初診時の状態として、上下の前歯にがたつきがあります。

正面から見てもらうと奥歯が内側に倒れていて狭い歯列なのがわかります。

横から見ると(特に左側)奥歯が1歯対1歯で噛んでおり、

出っ歯の噛み合わせになっています。

 

診断:上顎前突・前歯部叢生

 

分析の結果、カリエールモーションを使えば歯を抜かずに治せることと

患者様がマウスピース治療を希望されていたため

カリエールモーションを併用したインビザライン で

治療していくことになりました。

まず上にはカリエールモーションをつけて奥歯を後ろに下げながら、

下にはインビザライン にてマウスピースの交換をしていきます。

1回目に届いたマウスピースの数は、73個ですが、

上の奥歯が良い位置にきた段階でカリエールモーションを外し、

下のマウスピースも途中ですが29番で止め、

再度スキャニングをし、上下マウスピースに移行していきます。

その時のお口の中のお写真です。

 

 

上の3番目の歯が、下の3番目と4番目の歯の間に入り込む位置まで

下がっているのがわかります。

この状態から上下ともマウスピース治療を開始しました。

今回きたマウスピースの数は、53個でした。(2回目)

1個1週間交換でいくと、1年と2ヶ月かかってしまうので

加速装置を使って1個4日で交換していくと7ヶ月くらいで終わります。

アライナー50番の時のお口の中のお写真です。

 

 

正面からの写真を見てもらうと、歯が内側に倒れていて歯列が狭かったのが

外側に広がり、歯列に丸みが出たのがわかります。

前歯のがたつきがとれ、上の3番目の歯の前にあった隙間も

前歯を下げることによりなくなっています。

また左上の一番目の歯に古い被せ物が入っていましたが、

被せ物と歯茎の境目の色が気になるということで

ある程度前歯が並んだこのタイミングで仮歯に替えました。

患者様の希望でもう少し前歯を下げる為に

もう一度スキャニングを行いました。

3回目のマウスピースは、全部で41個で、

1個4日で交換していきました。

アライナー38番の時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯を1本ずつ下げたことにより

上の歯が全体的に後ろに下がったことがわかります。

しかし下げたことにより前歯の噛み合わせが少し浅くなってしまったので

もう一度スキャニングを行いました。

4回目のマウスピースは、全部で32個で、

1個4日で交換していきました。

アライナー29番の時のお口の中のお写真です。

 

 

前歯もしっかり噛めるようになりました。

最後、被せ物も綺麗なものに替えて保定に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、2年と3ヶ月です。

 

矯正を始めたいと思っている方、

マウスピース矯正に興味がある方

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL0566−73−0311

https://gototatsuya.com/contact/

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログもマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン )の

症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、40歳男性です。

男性の患者様は、やはり女性より少なく全体の2割くらいしかいらっしゃいません。

仕事をする男性にこそ第一印象は大事ですよね。

第一印象の決め手は、歯並びですよ!!笑

今回の症例を見ていただき、矯正したいと思ってくれると嬉しいですね。

 

主訴は、歯のがたつきでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

初診時の状態として上の前歯が2本内側に入っています。

さらに上の奥歯が前方に倒れている(近心傾斜)ことによって

出っ歯の噛み合わせになっています。

そして分析した結果、骨格的には受け口であることがわかりました。

 

診断:下顎前突・前歯部叢生

 

分析の結果、歯を抜かずに治せることと

患者様が装置が目立つことに不安があったことから

インビザライン で治療していくことになりました。

1回目のアライナーの数は、全部で43個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、アライナー40番の時のお口の中のお写真です。

 

上の2番目の歯がまだ内側にあります。

これは装着時間が1日20時間以上を守れず

アライナーが浮いてしまった為と考えられます。

修正のため2回目のお口の型取りを行いました。

2回目のマウスピース数は、全部で25個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、アライナー25番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の2番目の歯が下の歯より前に出てきました。

しかし前歯に挺出用アタッチメントが付いていますが、前歯が噛んでいません。

それは、舌癖があるからです。

常に前歯の裏側に舌が触れている状態で、

嚥下(えんげ)のたびに前歯を前方に押し出すため

矯正力より舌の力が優ってしまうので前歯が噛めないのです。

この時から舌のポジションの確認と舌の運動を始めました。

修正のための3回目のお口の型取りを行い、

3回目のマウスピース数は、全部で27個でした。

24番のアライナーが終了した時のお口の中のお写真です。

 

 

上の2番目の歯のねじれや傾きも綺麗になりました。

奥歯はもちろんのこと、前歯もしっかり噛めるようになりました。

歯肉の状態も初診時に比べると歯石が溜まりづらくなり、

歯磨きもしやすくなり、色も良くなったように感じます。

患者様にも満足していただいたので保定に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、3年です。

 

矯正に興味ある方、矯正やりたいと思っている方

ぜひカウンセリングにお越しください。

TEL0566−73−0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:700000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログはマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以後インビザライン)の症例をお見せします。

 

患者様は、26歳女性です。

主訴は、前歯が出ていることでした。

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

初診時の状態として、奥歯は噛んでいますが、前歯が噛めていません。

さらに上下とも前歯が前方に傾斜しているのがわかります。

 

診断:前歯部開咬・上顎前突

 

患者様は、舌側矯正またはマウスピース治療が希望でしたが、

分析した結果マウスピース治療の適応と判断し、

インビザラインにて治療をしていくことになりました。

前歯を内側に入れるためにはスペースが必要です。

そのスペースは、歯と歯の間を削るIPRで作ることにしました。

IPRは、歯を削るので少し怖いイメージがあるかもしれませんが、

1歯片側最大で0.25ミリなので、エナメル質を少し削るだけなので、

歯がしみたり、むし歯になることはありません。

1回目のマウスピースは、全部で29個でした。

1週間に1個ずつ交換していただき、

IPRをするために2ヶ月に1回くらいのペースで数回来院していただきました。

前歯部開咬ということで舌の癖の有無を確認したところ

舌癖があったので、毎来院時舌のチェックも行いました。

29個終わった時のお口の中のお写真です。

 

前歯が前方に傾斜していたのが治っているのがわかります。

また上・下の前歯が噛んでおらず隙間がありましたが、

今は噛んできていることがわかります。

しかし奥歯の近心傾斜(前に倒れている状態)を治すように

計画されていましたが、そこがうまく動かなかったため

奥歯の噛み合わせがうまく噛めていないことがわかります。

そこを修正するために2回目の型取りをしました。

2回目に届いたマウスピースは、17個でした。

アライナー17個終わった時のお口の中のお写真です。

 

 

写真を見てもらうと、さらに悪くなってない!?と

思われるかもしれませんが、下の3番目の歯から奥歯にかけての

近心傾斜(手前に倒れている状態)が治っています。

奥歯を立ててきたことによって咬み合わせに隙間ができてしまったので

もう一度リファイメントを行いました。

3回目に届いたマウスピースは、17個でした。

アライナー14番まで終わった時のお口の中のお写真です。

 

奥歯の咬み合わせは良くなりました。

正中は合い、出っ歯感もなくなりました。

これで保定期間に入っていくことになりました。

 

矯正にかかった期間は、1年と5か月です。

 

矯正に興味ある方、マウスピースで矯正をしたいと思っている方

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL0566-73-0311

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:800000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

10月12日に台風19号が上陸する可能性が高いため

患者様の安全を考慮し、臨時休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

後藤達也矯正歯科 院長

 

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン )の症例をお見せしたいと思います。

 

患者M様は、25歳女性です。

主訴は、受け口でした。

初診時のお口の中のお写真です。↓

 

 

初診時の状態として、左下の前歯が上の前歯よりも前にあります。

また右上の2番目の歯が完全に内側に入っています。

その歯が内側に入っていることにより正中が右側にずれています。

 

診断:下顎前突・前歯部叢生

 

患者様が抜歯に対して不安があったことと、

分析の結果インビザライン でなら歯を抜かずに治療できるということで

マウスピースで治していくことにしました。

最初に届いたマウスピースの数は、38個でした。

それを1個1週間ずつ使っていただきました。

終わった時のお口の中のお写真です。↓

 

 

右上の2番目の歯にねじれが少し残っていますが、

しっかり歯列の中に入れてくることができました。

しかし二番目の歯を入れてきたことによって奥歯の噛み合わせが悪くなってしまったので、再度iteroにてスキャニングを行いました。

2回目に届いたマウスピースの数は、15個でした。

 

15番まで終わった時のお口の中のお写真です。↓

 

 

前回より咬合が緊密になり、左上2番目のねじれもほとんどとれました。

あとは、細かいディテーリング をしていきます。

3回目のリファイメントをしました。

3回目は、マウスピースが全部で16個届きました。

16番まで終わった時のお口の中のお写真です。↓

 

 

右側の咬みあわせは良くなり、正中も合いました。

綺麗になりましたね。

これで矯正は終了になり、保定期間に入ります。

患者様は、見た目も咬み合わせもよくなり、

たいへん喜んでいただきました。

矯正にかかった期間は、2年でした。

 

矯正したいなと思っている方、マウスピース矯正に興味がある方

ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL 0566−73−0311

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:800000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは。

今回のブログは、カリエールモーションを併用したマルチブラケットの症例をお見せしたいと思います。

 

患者M様は、11歳男の子です。

主訴は、前歯が出ていることでした。 

初診時のお口の中のお写真です。↓

 

 

初診時の状態は、上の前歯に隙間があることと、奥歯の噛み合わせが1歯対2歯ではなく1歯対1歯になっていることがわかります。つまり出っ歯の噛み合わせです。

 

診断:上顎前突・前歯部空隙歯列

 

まず上が出ているのを治すためにカリエールモーションを使いました。

カリエールモーション2ヶ月後のお写真です。↓

 

上の前から3番目の歯を見ていただくと後ろに下がっているのがわかります。

下がったことにより前歯の隙間が大きくなっています。

下の3番と4番の間に上の3番目の歯が入る位置が正しい咬み位置ですが、

良い位置より少し多めに下げています。

オーバーコレクションといって少し戻ることを想定して多めに下げてあります。

 

ここでカリエールモーションを外し、マルチブラケットに移行しました。

できた隙間を使って前歯を下げました。

下の歯はもともと叢生(がたつき)がなく、下の前歯にあった隙間は

上の前歯を下げる時に自然に閉じてきてくれたので

下の歯にはブラケットをつけませんでした。

矯正終了後のお写真です。↓

 

  

矯正治療にかかった期間は、1年と3ヶ月でした。

お母様は、歯を抜かずに歯並びが良くなったことを大変喜んでおられました。

またK君は、矯正治療が早く終わったことが嬉しかったみたいです。

お子様の矯正を歯を抜かずにできたらなとお考えの方は、

まずは無料カウンセリングにお越しください。

TEL0566−73−0311

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

今回のブログはマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン)の症例についてお見せしたいと思います。

 


こちらの患者様S様は、30歳女性です。

主訴は、前歯が出ていることでした。

 
初診時のお口の中の写真です。

 

 

見て頂いて分かるように上の前歯が出ているのと、上の歯が右にずれています。また、上下の前歯のがたつきと全体的に歯が内側に倒れているのがわかります。

 

診断:前歯部叢生・上顎前突

 
その為、透明なマウスピースを使って治療をするインビザラインにて歯の凸凹また出っ歯の改善を行う事となりました。
右側の咬み合わせは1歯対2歯で噛めていて、右側の咬み合わせはいいのですが、左側だけ動かしたいので、左側にIPR(歯が並ぶスペースがない時に歯と歯の間を削ること)をしてスペースを作ります。
左の咬み合わせは出っ歯の咬み合わせの為、上の奥歯が前に来ているので上の奥歯を後ろに下げる必要があります。

歯が後ろに下がるようにゴムがけをします。
下顎は拡大とIPRをしてスペースをあけます。
1回目は全部で69個で、1個1週間ずつ使ってもらいました。
1回目のインビザラインが終わった時の写真です。↓

 

 

左上の奥歯が下がりきらなかったことで正中のずれがまだあります。

また左下の4番目、5番目のねじれがとれていないことがわかります。

修正のためにリファイメントを行いました。

2回目は全部で43個で9ヶ月かかりました。

下の写真が2回目が終わった時の写真です。

  

 

正中が合い左側の奥歯のねじれが改善され咬み合わせも左右1歯対2歯になりました。
左下の前から5番目の歯にねじれが少し残っていることと、

患者様が下の前歯のブラックトライアングルが気になるということで

もう1度リファイメントを行いました。
3回目は全部で28個で8ヵ月かかりました。
下の写真が矯正が終わった時の写真です。

 

 

 

矯正にかかった期間は3年5ヵ月です。
S様には出っ歯が治り、咬み合わせがきれいになったととても喜んでいただきました。

 

矯正が終わり、2年後の写真です。

 

 

歯並びは安定しており、むしろ終わった時より咬合が緊密化されています。

保定装置をしっかり装着していただければ歯並びは綺麗なままです。


インビザラインで矯正をしたい方、矯正にご興味がある方はぜひ、無料相談にお越しください。

TEL 0566-73-0311

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

矯正治療のリスク・デメリットについてはこちらのブログを参照ください。

https://gototatsuya.com/blog/2019/05/10/

こんにちは。

歯科医師の高柳です。

 

矯正治療のメリットはよく耳にしますが、やはり矯正治療にはデメリットもあります。

今日は矯正治療のデメリット・リスクについてお話したいと思います。

 

 

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

 

自分のお口の中の状態を自分で判断せず、まずは矯正歯科医院に行ってカウンセリングを受けてみて下さい。

 

後藤達也矯正歯科医院 0566−73−0311

こんにちは。

今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン)の症例をお見せします。

 

患者様は、24歳の女性の方です。

主訴は、歯のでこぼこでした。

初診時のお口の中の状態です。↓

 

   
                                 

   

お口の中の状態としては
⑴咬み合わせが深い。(上の歯がかぶさっていて、下の歯が見えません。)

⑵右下の前から2番目の歯が叢生で歯列に入っていません。

⑶右上の前から2番目の歯が下の歯より前にありません。

 

診断:上顎前突・前歯部叢生

 

患者様に装置の希望はなく、患者様の資料を分析した結果、歯を抜かずインビザラインにて治療することになりました。

 

これらを治すためにマウスピースを22個使って動かしていきます。

マウスピースを1週間にひとつのペースで使っていただき、フィットが良かったので
途中から加速装置を使って5日ずつ使いました。

22個のマウスピースで動かした期間は4ヵ月半かかりました。

 

↓お口の中の状態です。

 

   
                                 

  

 初診時からの変化と治すべきところは

⑴咬み合わせは下の歯が上の歯に隠れていましたが、見えるようになりました。

⑵右下の2番目の歯が歯列の中に納まってきましたが、まだ少しずれています。

⑶右上の2番目の歯は下の歯より前に出ましたが、咬み合わせが浅いです。

ここで新たな問題点が見つかりました。
⑷正中がずれているので、合わせるためにゴムかけをします。

⑴~⑷を改善するためにリファイメントを行います。

 

次のマウスピースは37個です。
ゴムかけは左のみで後方へ移動させていきます。
①~㉞のマウスピースを加速装置を使って4日ずつ使い、期間は4ヵ月半かかりました。

 

↓お口の中の状態です。

 

   
                                 

   
お口の変化は

⑴深かった咬み合わせがしっかりと改善されました。

⑵右下の2番目の歯のずれも治りました。

⑶右上の2番目の歯の咬み合わせがよくなりました。

⑷正中も綺麗に合いました。

これで気になるところが改善されたので矯正は終了です。

これからは保定期間に入ります。
綺麗になった歯並びを保つために保定はとても大切です。
↓↓保定についてブログに載せていますので、こちらもご参照ください。

保定装置(リテーナー)

マウスピースの装着とゴムかけを決められた時間しっかり使っていただけたので、
初回のマウスピース22個とリファイメント1回の37個で10ヶ月という短期間で動的期間を終えることができました。

歯並びに悩みがある方は一度無料相談にお越しください。

 

0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:800000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちは

私は普段受付の業務をさせて頂いております。(25歳女性)
当院に入社した頃は正直矯正に全く興味がなかったのですが…
たくさんの患者様が綺麗に治っていく姿を見させて頂いている内に
私の出っ歯や歯のがたつきも治したい!(主訴)と思うようになりました。
私は2017年1月から矯正を始め、2018年の8月に矯正治療を無事終える事ができました。
約1年8ヶ月の治療期間でした。
今回のブログはその症例を載せさせて頂きたいと思います。

 

こちらが当初の歯の状態です

 

見て頂いて分かるように上の前歯が出ているのと、
下の歯のがたつきが目立ちます。

 

診断:上顎前突・前歯部叢生

 
出っ歯は舌の癖で前歯を前に押してしまい年々出てきてしまうと聞いた事があったので それも矯正治療を始めたきっかけでした。
元々院長より、カリエールの装置を先につけて上の歯をさげた方が綺麗に並ぶよ。と アドバイスを頂いていたのですが、その当時カリエールの装置はシルバーのタイプで(今は透明な装置に変わりました!)旦那様が笑った時などに装置が少しでも見えるのが 嫌だということでマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン )のみで治療を行うこととなりました。

 

私はまず、①番と②番のマウスピースを2週間ずつつけ、
その後③のマウスピースにうつる時に歯が入る為のスペースを開ける「IPR」を8箇所行い、
その歯を重点的に力をかけ動かす為に歯に米粒位の大きさの樹脂「アタッチメント」もつけました。
そして、1週間毎の交換で使い続けました。
⑫番のマウスピースにうつる時に再度IPRを2箇所、⑯番で4箇所、
㉕番で2箇所、㉘番で1箇所の計17箇所行いました。

㉙番まで使い終わった後、再度微調整の為新しいマウスピースを作る為の
歯のスキャニング「ITERO」を行いました。

 

その時の歯並びの状態がこちらです↓

 

 

下の歯のがたつきが大分軽減されたのが分かります。
しかし、まだ前歯は出ているように感じます。
この時点で治療を始めて約7ヶ月と2週間が経ちました。

 

ここまでの治療で歯が動いていく様子を動画にしたものがこちらです

 

 

そして、約1ケ月後新しいマウスピースが海外から届いてきました。
マウスピースの数が全部で㉗個あったのでまだこんなにあるのか、と感じたのとこの時から咬み合わせを合わせる為歯が後ろに下がる様ゴムかけをする事になったので少し面倒くさいな、と思ったのを覚えています。(笑)
それでも、歯をきれいに並べる為!とモチベーションを保ち毎日ゴムかけを頑張りました。
ゴムかけの様子がこちらです↓

 


毎日ゴムかけをし、㉗番までマウスピースを使い終わった時の写真がこちらです↓

 

 

この時点で矯正を始めて約1年2ヶ月が経過しました。
下の歯はほぼ綺麗に並び、上の前歯も大分後ろに下がったのが分かります。
しかし、写真を見て頂いて分かるように右側の前から3番目の歯が2歯対1歯になっていない
つまりまだ出っ歯の噛み合わせである事が分かります。
その為、もうすこし歯を後ろにさげる為再度ITEROを行い
ゴムかけと⑲個のマウスピースを使いました。

 

こちらが最終的な歯並びの状態です。↓

 

まだ歯と歯の間が少し開いている所も数箇所ありますが、
そちらは保定用のマウスピースで少しずつ閉じる事ができるので
それで微調整を行うこととなりました。
今回で一応矯正の区切りはついたのですが、
せっかく治した歯並びが後戻りしてしまうのは残念なので
今後もしばらくは保定用のマウスピースをつけ続けます。

矯正にかかった期間は、1年と9ヶ月でした。

 
※マウスピースははじめの登録から5年以内であれば何度でもスキャニングをし 作製する事ができます!

 

今までは出っ歯な事を気にして笑った時に人の目を気にしたり、
また、写真にうつる自分を見て家族にも出っ歯だね、と言われていたのですが
それが改善されてとっても嬉しいです!
あの時矯正を始めて本当によかったなと思います。

 

始める前は少し勇気がいると思いますが、
私のように終わった時自分の歯並びを見てやってよかったな、と思って頂けたら幸いです。
皆さまも一歩踏み出してみてはいかがですか?
まずはお気軽に無料相談にお越しください。

 

後藤達也矯正歯科
☎0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

 こんにちは。


今回のブログも、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン)症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は、18歳女性です。

主訴は、歯のでこぼこでした。

 

初診時のお口の中の状態です。

 

 

上の前から2番目の歯が下の歯列より内側にあり叢生です。

側方の上下の咬合関係が理想の上1本に対して下2本の理想的な噛み合わせではない。

歯列の幅がせまい。

 

診断:上顎前突・前歯部叢生

 

まずは2番目の歯のスペースを確保するために上にカリエールモーションを使います。
下の歯はマウスピースで固定しておきます。

 

8ヶ月後のお口の中の様子です。↓
様々な理由がありゴムをあまりかけられず、ほとんど動きませんでした。

 

     


カリエールモーションはゴムかけしないと、ほとんど意味のない装置です。

(ブログのカリエールモーション症例4をご参照ください。4ヵ月でかなり効果がでています。)

            

次のステップはカリエールモーションを使わずにインビザラインのマウスピースのみで動かしていくことにしました。

↓上下マウスピースを1週間ずつ使い、

51枚中27枚目くらいでマウスピースが合わなくなった9ヶ月後のお口の中の状態です。

患者さんの左上の1番目と3番目の間に隙間ができてきて、2番目の歯が少し見えるようになりました。

 

 

まだまだ並ばせていかないといけないので、リファイメント1回目(マウスピースの作り直し)を行いました。

上下マウスピースを37枚最後まで1週間ずつ使い、6ヶ月後のお口の中の状態です。↓

 

 

① 左上の2番目の歯が歯列に入っていない

② 右上の2番目の歯が切端咬合と言って上下の歯の先端がぶつかっています。

③ 側方の上下の咬合関係が理想の上1本に対して下2本にはなっていません。

④ 左右の2番目、3番目あたりの噛み合わせがあまく、隙間がある。
                


このような症状を改善させるために、リファイメント2回目を行いました。

上下マウスピースを1週間ずつ、21枚最後まで使いました。
6ヶ月後、今回はだいぶ並んできました。

 

  

●改善点の結果
① 左上の2番目の歯は歯列に入りましたが、まだ少しねじれています。
② 右上の2番目の歯の切端咬合が、下の歯より上の歯が前方に出て、正常になりました。
③ 側方の噛み合わせが上1本に対して、下2本になりました。きれいに改善されました。
④ 噛み合わせがよくなり隙間がなくなりました。こちらも改善されました。

②~④の症状は解決したので、あとは①を改善するようにリファイメント3回目を行います。

上下マウスピース19枚を1週間ずつ使い、5ヶ月後のお口の中の状態です。↓

 

 

●改善点の結果 
①ねじれもすっかりきれいになりました。

これでこの方は矯正期間約3年で歯列矯正が終わりました。
カリエールモーションを装着していた時にゴムかけができていれば、もう少し期間を短くできたケースですね。
現在では加速装置も取り入れていますので、さらに期間を縮めることも可能です。

日本人は顎が小さいので、上の2番目の歯が下の歯より舌側にある方は結構います。
それでも矯正すれば治りますので、同じような歯並びでお悩みの方は一度ご相談ください。 

 

0566-77-0311 までお電話ください。

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちはsmiley

インビザライン キーワードの説明です。

パワーリッジ

切歯(前歯)に最適な力を加えることによってリンガル・ルート・トルクを補助する アライナーの機能。
パワーリッジ機能は自動的に治療計画へ組み込まれます。
更に、クラスII分類 2 症例の治療など、上顎切歯のリンガル・ルー ト・トルクとリトラクションが必要な場合、
唇側のパワーリッジとペアで舌側にもパワーリッジが設置されます。

※リンガルルートトルク・・・歯の根っこを骨の中に入れる方向に歯を傾けること
※クラスII分類2・・・クラスIIは、上が前に出ている状態で、分類2は上の前歯がが内側に倒れている状態
※リトラクション・・・前歯を下げること

Asian girl with sunglasses smiling

2018年7月26日のブログで詳しく説明しています。

ビベラ® リテーナー

インビザライン治療終了後の使用を目的として設計された熱可塑性の透明リテーナー。
PVS 印象(またはクリンチェックの最終ステージ)のデータを基にして作製されます。
インビザライン治療を受けた患者が対象です。
リテーナーは 3 セット一組として、ドクター宛で届けられる。

当院ではインビザライン 治療終了患者様でもビベラリテーナーではなく別の保定装置にする場合があります。
 患者様の終了時の状態によって保定装置を決めていきます。

プレシジョンカット

プレシジョンカットを利用することで、手作業によるアライナーの加工が必要なく、
ボタンおよびエラステッィクを使用できる。
プレシジョンカットを施したアライナーの装着感は快適で、クラスII/クラスIII不正咬合
アンカレッジコントロールのエラスティックの使用を容易にするものです。

※クラスIII・・・下が前に出ている状態
※アンカレッジ・・・ある歯を動かす時の固定源
※エラスティック・・・エラスティックゴムのことで、上と下でゴムをかけること

変更

クリンチェック治療計画の承認前に、先生が治療計画に対し変更を行うこと。
「変更」パネルより変更を指示する。

こんにちはsmiley

インビザライン キーワードの説明です。

治療経過ステータス

インビザライン・ドクターサイトの患者ファイルページに表示される一連の症例履歴またはステータス。
過去の履歴および次に必要なステップを確認することができる。

治療方針

歯科医師の提出する全ての症例に対し、アライン社がクリンチェック治療計画作成の際に
一律に参照する歯科医師による特定の指示。
インビザライン・ドクターサイトより指示の設定が可能。

追加アライナー

追加アライナーは、治療中にさらに歯牙の移動を必要とする場合または臨床経過が元の治療計画から逸れ、
アライナーが適合しなくなった場合に新しいアライナーを注文することができるオプションです。
追加アライナーは価格に含まれますが、治療完了日よりも前に提出する必要があります。

提出用ボックス

米国アライン社へ患者記録を発送するための専用ボックス。
患者の上顎 および/または下顎の全顎 PVS 印象の提出にこの提出用ボックスを使用する。

当院ではiTeroを用いて口腔内をスキャニングし、それをアライン社に送っています。
 PVS印象は、どうしてもiTeroで口腔内がスキャニングできなかった場合にのみ行います。

ディテールプライヤー

僅かな歯牙移動 (1mm 以下) の達成のために、アライナーに加圧の凸を形成する器具

パッシブアライナー

歯牙移動の組み込まれていないアライナーを指します。
治療中の片顎に対し、 治療の終了したまたは開始していない対顎に用い歯の移動を防ぎます。

バーチャル C チェーン

空隙閉鎖の症例に対して、治療の最後に歯間接触を完全に閉鎖するために用いられます。
バーチャル C チェーンは、従来の一般的な矯正治療 におけるエラスティック C チェーンを使用した効果を
シュミレートしたアライナーを用いたオーバーコレクション技術を意味します。

パーシャル症例

パーシャル症例とは、インビザライン エクスプレスパッケージまたはインビザライン・ライトパッケージ
治療オプションといった限定される治療ステージ内において、治療完了における臨床的な目標が
達成できない症例として定義されます。

2018年8月13日のブログにて詳しく説明しています。

こんにちはsmiley

インビザライン キーワードの説明です。

承認

クリンチェック画面の「承認」ボタンをクリックすることにより、クリンチェック 治療計画を最終的に決定すること。「承認」により、アライナーの作製は開始され、取引条件に基づき、アライナー料金の支払義務が発生します。

当院では、希望があれば診断時、クリンチェックを確認していただき、よければ『承認』ボタンを
 ご自身で押していただきます。

症例選択

患者の臨床状態から、インビザライン治療に適しているか、適している場合、
どのようなスキルと治療計画が必要かなどを、詳細に検討し選択すること。

当院では、インビザライン 治療の他にマルチブラケット治療、裏側矯正等行っております。
 相談時、まずどの治療法が適しているか相談させていただきます。

ステージ番号

特定のクリンチェック・ステージを指す番号です。
アライナー番号の中には、どのステージ番号から作製されたかの番号も含まれます。

スマートフォース機能

予測した歯牙移動の達成に必要なフォースシステムを提供するためにデザインおよびテストされたアライナー機能
およびアタッチメントを指します。
スマ ートフォース機能は、バーチャルモデリングおよびフォース測定技術を含むアライン社の最先端技術を
用いて開発されています。

製品

インビザライン・システムで使用する歯科医師の処方によってカスタマイズ作製される
透明プラスティック製の可撤式矯正装置
リテーナーおよびその他関連製品も含みます。

注文

インビザライン処方書および患者データの提出、クリンチェック治療計画 の承認を行い、
治療オプションまたは追加アライナーを発注することです。

治療完了日

治療完了日は以下の通り計算されます。

  1. i)  最初のアライナー出荷日から 5 年後インビザライン・コンプリヘンシブパッケージ対象

  2. ii)  有料リファインメント発生日に365 日を足した日: インビザライン エクスプレスパッケージ
     インビザライン・ライトパッケージ対象

治療完了日以降はアライナーの発注はできません。
治療完了日以降に 追加のアライナーの発注が行われた場合は、新規症例とみなされ、
治療オプションの現行価格が追加料金として発生します。
ビベラ・リテーナーおよび交換アライナーは治療完了日以降も発注することができ、現行価格が適用されます。
治療完了日には影響ありません。

インビザライン 治療を行なった場合、5年という有効期限があるので、一度治療が完了したが
 後戻りをした場合再度治療を開始することができます。

こんにちはsmiley

インビザライン キーワードの説明です。

コンプライアンス・インジケータ

およその装着時間を計測するために設計されたアライナーに形成される青色で円形物。
アライナーが適切に一日 20 時間から 22 時間、二週間にわたり装着された場合、
インジケータの色が徐々に薄くなるようにデザインされています。

尚、現在日本においては適用対象外。

当院では、アライナーを1週間または4日で交換していくためインジケータの色が
 変化する前に交換していくためあまり参考にはなりません。

最適アタッチメント

最適アタッチメントは、上下歯列弓の最適化された個々および複数の歯牙の移動に対して
アライナーが最適なフォースを与えることができるよう、
インビザラインアライナーと連動するように設計されています。

2018年7月28・30・31日 8月2・3・4日のブログで詳しく説明しています。

歯牙移動評価

歯牙移動評価では、補助装置や追加的矯正テクニックが必要となる可能性のある複雑な歯牙移動を
視覚的に目立たせて表示します。

写真

インビザライン治療の注文に必要な患者様の写真です。
以下の 8 種類になります。

・顔面写真・側面観
・顔面写真・正面観
・顔面写真・正面スマイル
・口腔内写真・前歯部正面観
・口腔内写真・右側頬側面観
・口腔内写真・左側頬側面観
・口腔内写真・下顎咬合面観
・口腔内写真・上顎咬合面観

これらの写真をインビザライン・ドクターサイトよりアップロードします。

出荷予定日

作製されるアライナーの出荷予定日です。

従来のバイトランプ

アライナーに形成される凸形の仮想アタッチメント 1。
過蓋咬合症例で咬合を開ける目的で使用します。
先生の指示に基づき設置されたバイトランプ は、クリンチェック®ソフトウェア上で確認できます。

注 1 : 仮想アタッチメントとは、口腔内に設置しないアタッチメントのことです。

2018年7月27日のブログにて詳しく説明しています。

こんにちはsmiley

最近涼しくなってきて過ごしやすい日が続いていますね
このまま秋に突入いてほしいものです

ではインビザライン キーワードの説明です。

クリンチェック® 治療計画

歯科医師の指示に基づき作成されるクリンチェック治療計画には、
クリンチェッ クモデルアタッチメントパワーリッジの設置、必要な IPR、アライン社からのコメント、
その他情報などが含まれます。
クリンチェック治療計画は、 クリンチェック・ソフトウェアを用いて確認し「承認」ボタンで治療計画を承認します。

当院では、診断時希望があればクリーンチェックの確認をしていただき、患者様自身に『承認』ボタンを
 押していただくこともできます。

クリンチェック® 動画

クリンチェック治療計画に基づくクリンチェックモデルの動きを表示する動画。
様々なクリンチェック操作を用いながら、歯の位置やアタッチメントなどをステージ毎に動画で確認が可能です。

当院では、クリンチェックを確認したいと言っていただければいつでもお見せすることができます。

クリンチェック® ファイル

クリンチェック・ソフトウェアを用いて再生可能な 3-D 動画ファイルのこと。
アライン社独自のフォーマットで、拡張子は .adf 。

クリンチェック® モデル

クリンチェック・ソフトウェアで表示される患者の歯列の 3 次元画像。

外科的 A-P 関係改善のシミュレーション

外科的治療による A-P 関係の改善を、クリンチェック治療計画の最終ステージで
クリンチェックモデルをシフトさせるシミュレーションのこと。

当院では、外科的治療は行っておりません。

交換アライナー

紛失または破損してしまったアライナーに代わる新しいアライナーを指します。

コンプライアンス

インビザライン治療の要件を準拠するための患者様に行っていただくこと。
以下を指すが その限りではない。

• 毎日規定された時間のアライナーの装着• アライナーの管理
• 歯と歯肉の衛生管理
• 指示に従ったエラスティックの装着
• 定期的な受診

※エラスティックとは、顎間ゴムのことです。
 アライナー同士、または歯にゴムをかけるためのボタンをつけてそのボタンとアライナーでゴムをかけます。

このようにアライナーやエラスティックなど患者様自身で行っていただくことが多い装置です。
インビザラインは、表側や裏側の矯正に比べてコンプライアンスがとても重要な矯正装置になります。

こんにちはsmiley

インビザライン キーワードの説明をしていきます。

過蓋咬合用最適アタッチメント

小臼歯に設置される過蓋咬合用最適アタッチメントは、スマートフォース機能の一つで、
前歯部の圧下に必要なアンカレッジが得られるよう設計されており、
ソフトウェアによって自動設置されます。
また、必要に応じ、小臼歯に挺出の力が加わるよう作用します。

機能の設定方法

過蓋咬合用最適アタッチメントは、以下の場合に小臼歯に設置されます:

  • 前歯部の圧下と併せて小臼歯部の挺出が指示されておらず、その他の移動のための最適アタッチメントが設置されていない場合にアンカレッジのために設置されます。

  • 前歯部の圧下と併せて小臼歯部の挺出が指示されている場合に挺出のために設置されます。


2018年7月28日の「過蓋咬合治療におけるアタッチメントについて」におブログで詳しく説明しています。

仮想抜歯

歯科医師の指示により、クリンチェック治療計画は、仮想的に抜歯を行い、
抜歯により生じる歯牙移動および歯牙の最終位置を表示することができる。
この機能を利用し、歯科医師は(および患者は)異なる治療計画および仮想抜歯によって
予想される結果を比較検討することができます。

クリンチェック® ステージ

クリンチェック治療計画における歯牙移動の一つ一つのステップのことです。
片顎または両顎の歯牙移動がステップ毎に達成されます。

クリンチェック® 3D 表示エリア

クリンチェック ウィンドウ内で、バーチャルモデルが表示されているエリア。

クリンチェック® ソフトウェア

アライン社により独自開発されたソフトウェアアプリケーションで、
インビザライン治療における歯牙移動を3次元画像で見ることができます。
また、この ソフトウェアを通じて、インビザライン治療の計画の変更に関する
ドクターとアライン社のコミュニケーションが可能で、最終的にはこのソフトウェア上で 治療計画の承認も行います。

こんにちはsmiley

インビザライン キーワードの説明です。

インビザライン® ドクターサイト

インビザライン・ウェブサイトのひとつ。
オンラインでインビザライン治療に関する情報を管理ができる
一人の歯科医師がもつ個別のインビザライン・ドクター・ホー ムページ。
各患者の症例提出(注文) および注文の内容や進捗のトラッキング、患者データのアップロード、クリンチェック治療計画へのアクセス等が可能です。

インビザライン® ドクター ホームページ

歯科医師専用の個別ホームページ。
このホームページから患者リストの閲覧、 およびインビザライン・ドクターサイトへアクセスでき、
インビザライン治療 に関する情報をオンラインで管理することができる。
各患者のアライナー 発注内容のトラッキング、患者データのアップロード、
クリンチェック治療計画へのアクセス等が可能。

インビザライン® プロバイダー

インビザライン・システム導入コースを修了した矯正医または歯科医を指します。

インビザライン臨床教育サイト

インビザライン® のウェブサイトのひとつで、
インビザライン・プロバイダー 向けのインビザラインに関する主に臨床の参考情報を掲載しているウェ ブサイト。

エラスティックを用いた A-P 関係改善のシミュレーション

エラスティック使用の場合の A-P 関係の改善を、
クリンチェック治療計画の最終ステージでクリンチェックモデルをシフトさせるシミュレーション。

コンプリヘンシブパッケージではインビザライン ドクターの判断により改善できます。
ライトパッケージでは2㎜まで改善することができます。
エクスプレスパッケージでは改善することができません

オート・リファインメント

オート・リファインメントは、インビザライン・ライトパッケージまたはインビザライン・エクスプレスパッケージ
に対して追加のアライナーを発注できるオプションです。

インビザライン・ライトパッケージまたはインビザライン・エクスプレスパッケージが、
それぞれのステージ数(7ステージまたは 14ステージ)の範囲内で治療完了の基準に達しなかった場合、
パーシャル治療として定義されます。
発注は治療完了日よりも前に行う必要があります。
オート・リファインメントは、当初の承認済みの治療計画を達成するために利用することもできます。
オー ト・リファインメントの発注に対して作成されるクリンチェック治療計画の変更または承認はできません。
オート・リファインメントは、ライトパッケージで2回エクスプレスパッケージで1回発注することが可能です。
オート・リファインメントは片顎または両顎の発注が可能です。

こんにちはsmiley

今日もインビザライン の専門用語の説明をしていきます。

インビザライン® クリニカルセットアップ規定

インビザライン治療オプションにおける症例の種類や可能な歯牙移動、矯正治療の処置を定めるものです。

インビザライン® システム

歯科医師が提出する処方書に基づいてカスタム製造される
透明プラスティック製の着脱可能なアライナーを使用した治療システムです。
インビザライン・システム には、幅広い治療オプション、専用のサービスおよび、治療プロセス
を可視化(クリーンチェック)したアライン社独自のソフトウェアが含まれます。

インビザライン® 処方書

インビザライン治療を行うための患者個々の臨床的な指示書です。
当院では検査の資料をもとに患者様に合った処方書を作成して提出します。

インビザライン® ソフトウェア

インビザライン・ソフトウェアには以下が含まれます。

  • クリンチェック・アプリケーション: クリンチェック治療計画の内容を確認できる。

  • インビザライン患者ビューア: 患者情報へのアクセスおよびオフライン でクリンチェック・アプリケーションへアクセスできる。

  • インビザライン・ドクターサイト: インビザライン・ドクターは公式サイトから、インビザライン治療に関連する情報を管理できる。

インビザライン® 治療

患者の歯列状態を改善するためにインビザライン・システムを用いることです。

インビザライン® 治療オプション

インビザライン・システムが提供する歯科矯正治療。
「コンプリヘンシブ・パッケージ」、「ライト・パッケージ」、「エクスプレス・パッケージ」
の 3 つの治療オプ ションがあります。
2018年08月07、09、13日のブログで詳しく説明しています。

インビザライン® 治療モニタリング

患者の歯牙が計画通りに移動しているかを確認するプロセスを指します。
このプロセスには、以下が含まれるがその限りではない:

  • アライナーおよびアタッチメントの状態および適合状態などの確認を行い、
    必要に応じて IPR(隣接面の削合)を行う。

  • 患者の実際の歯牙移動の状態とクリンチェック治療計画の内容を常に比較する。

  • クリンチェック・ソフトウェアを使用して患者への説明を行う。

  • 様々なテクニックを用いて患者の歯が常にアライナーと適合するよう治療を進め、

    追加アライナーの必要性を回避する。

  • 治療終了後、クリンチェック治療計画を再度確認し、治療の検証を行う。

    つまり治療モニタリングは、患者様が来院された際に私たちドクターが行う内容のことです。

こんにちはsmiley

インビザライン の専門用語の説明の続きです。

アライナー番号

それぞれのアライナーにレーザー印字された識別番号です。
それぞれのアラ イナー上の印字には以下が含まれます。

 患者番号
 歯列弓 番号 種類

  • 患者番号: 患者別の唯一の番号

  • 歯列弓: U (上顎) または L (下顎)

  • 番号: そのアライナーに該当するクリンチェック® ステージ。

       2 桁で表示されます。

  • 種類: 装置の種類で、N (通常アライナー)、T(テンプレート)、R(リテーナー)


    ※追加アライナーが発注された場合、アライナーのステージ番号は本治療の続き番号ではなく、
     01 から始まります。本治療のアライナーと追加アラ イナーの区別ができるよう、
     アライナー包装に治療タイプが印字されています。 

アンカレッジ用最適アタッチメント

アンカレッジ用最適アタッチメントは、SmartStage テクノロジーと連動し、
第一小臼歯(前から4番目)抜歯の空隙閉鎖において臼歯部のアンカレッジを最大化するようデザインされています。

アンカレッジ用最適アタッチメントは、マキシマムアンカレッジで計画される第一小臼歯抜歯症例に対して、
第二小臼歯、第一および第二大臼歯(前から5・6・7番目)上に設定されます。

アンカレッジとは、矯正にて歯を動かす時の固定源のこと
マキシマムアンカレッジとは、その固定源が最大であり、存在する空隙を一切無駄にしないこと

アンカレッジ用最適アタッチメント

インビザライン® 患者記録

インビザライン治療に関わる特定の患者のレントゲン写真口腔内写真顔面写真
PVS印象およびインビザライン 処方書を指します。
当院では、この患者記録は最初の検査時に資料取りさせていただきます。

インビザライン® 患者ビューア

インビザライン・ソフトウェアのひとつです。
このインビザライン患者ビューアを使用することで、インビザライン・ホームページにアクセスすることなく
(オフラインで)、患者のクリンチェック治療計画を閲覧することができます。
ビュ ーアソフトウェアは、クリンチェック・ソフトウェアのインストール時に
同時にコンピューターへインストールされます。

※このソフトウェアは患者様がインストールできるものではありません。

こんにちはsmiley

インビザラインの説明をする時にたくさんの専門用語が出てきます。

今日からは、インビザラインに関する用語を説明していきたいと思います。

アクティブアライナー

歯牙移動が組み込まれていないパッシブアライナーに対する歯牙移動が組み込まれているアライナーのことです。
オーバーコレクションアライナーもアクティブアライナーに含まれます。

アクティブサーフェス

歯牙移動に必要なフォースを生じさせるため、アライナーと接する最適アタッチメントの一部分のことです。
2018年7月28日の「過蓋咬合治療におけるアタッチメントについて」の投稿で詳しく説明しています。

アタッチメント

アタッチメントとは、歯面に接着させるもので、歯の表面にボンディング材を塗布し、
コンポジットレジン(歯の色と似た樹脂)を設置します。
2018年5月26日の「インビザライン アタッチメント」の投稿で詳しく説明しています。
アライン社がアライナーとともに送ってくる専用のカスタマイズドテンプレートを使用して、
精密にかつ確実に設置させます。
アタッチメントアライナーの適合により、アライナーの維持力が向上し、圧下挺出回転線的移動などに対し、
アライナーによる最適な歯牙移動を可能にさせるものです。
インビザライン による不正咬合の矯正治療の一部として、
アタッチメントは、予測実現性および治療結果の向上に大きな役割を果たすものになっています。

アライナー

歯科医師の処方に基づきカスタムメイドされた透明な可撤式歯列矯正装置です。
つまりマウスピースそのものです。
インビザライン® システムの核として、段階的に僅かな移動の組み込まれたアライナーで、
治療前の状態から治療計画で設定された理想的な状態へ歯を移動させて達成させていきます。

アライナー適合

アライナーが歯列とアタッチメントにしっかりとフィットすることです。
これは、確実に最適に歯牙を動かすのに重要なことです。
アライナー適合を良い状態に保つためには1日20時間以上アライナーを装着することが重要です。

こんにちはsmiley

今回はインビザライン の3つ目のパッケージについて説明したいと思います。

インビザラインは、歯並びの重症度でパッケージを分けます。

重症度の高い順から
コンプリヘンシブパッケージ
ライトパッケージ
そしてエクスプレスパッケージです。

インビザライン エクスプレスは、軽度の叢生(がたつき)、空隙、後戻り症例、審美的な改善またはパーシャル治療
が対象です。

アライナー数に制限があり、1回につき7アライナーまでです。

 ※1つのアライナーの移動量を多くすることができないので無理矢理7アライナーで
  おさめるような設計はできません。
  アライン社に患者様のデータを送り、その後届いたクリーンチェックで確認した上で
  7アライナー以内での治療が不可能であれば
  7アライナー以内の部分的な治療(パーシャル治療)として承認するか
  コンプリヘンシブパッケージまたはライトパッケージに変更します。 

インビザライン エクスプレスパーシャル治療とは、インビザライン・エクスプレスにおいて
7アライナー以内に臨床上の治療完了基準を達成できないものと定義されます。
インビザライン・エクスプレスパーシャル治療には、7アライナー以内に臨床上の治療完了基準を達成できる
インビザライン エクスプレス治療と同じ価格が適応されます。

この話は難しいので例をあげると・・・
例えば正中離開(前歯のど真ん中に隙間がある)の治療で、本来アライナーで隙間を閉じることが治療完了だとして
様々な理由でエクスプレス治療しか行えない時、できるだけ隙間を小さくした状態までもっていき、
その後詰め物をしたり、被せ物で治療完了の状態にするというものです。

追加アライナーは1回までは料金に含まれています。
 1回までは歯並びの微調整のためにアライナーを再設計・再作製することができます。

治療完了(有効期限)は、1年以内です。

 エクスプレスパッケージは、ライトパッケージ同様アライナー数に制限があるのと
 追加アライナーにも制限があるため何度も修正がきくわけではありません。
 なので、アライナーの交換は、コンプリヘンシブパッケージの時と違い
 確実に浮きなく動かしていくために1アライナー2週間で交換していきます。

エクスプレスパッケージの場合の料金

 検査料:  40000円(税抜)
 基本施術料:400000円(税抜)
 調整料:  4000円(税抜)
 保定料:  40000円(税抜)

 となります。

3つのパッケージすべての説明が終わりました。
みなさんの歯並びがどのパッケージでいけるのかは見てみないとわかりません。
ぜひ一度無料カウンセリングへお越しください。

TEL  0566−73−0311

こんにちはsmiley

インビザラインのパッケージは3つあります。

前回のコンプリヘンシブパッケージが一番歯並びの重症度としては高いものになります。
日本人はほぼ9割8分がこれになりますが(笑)
2つ目のパッケージである重症度中程度が、
今回説明するライトパッケージです。

インビザライン ライトパッケージは、M.T.M治療や軽度の不正咬合などに適応されます。

M.T.M治療とは、部分矯正(MTM…マイナー・トゥース・ムーブメント)のことで
 動かす歯を1本~数本に限定して矯正治療を行う方法です。
 通常の矯正は多数の歯を動かすため、治療に2~3年程度の歳月が必要とされていますが、
 部分矯正は、動かす歯を1本~数本に限定して矯正治療を行うので、
 補綴処置を組み合わせれば、半年程度で症状を改善できます。

アライナー数に制限があり、1回につき14アライナーまでです。

※1つのアライナーの移動量を多くすることができないので無理矢理14アライナーで
 おさめるような設計はできません。
 アライン社に患者様のデータを送り、その後届いたクリーンチェックで確認した上で
 14アライナー以内での治療が不可能であればコンプリヘンシブパッケージに変更します。 

追加アライナーは2回までは料金に含まれています。
2回までは歯並びの微調整のためにアライナーを再設計・再作製することができます。

治療完了(有効期限)は、2年以内です。

ライトパッケージはアライナー数に制限があるのと追加アライナーにも制限があるため
何度も修正がきくわけではありません。
なので、アライナーの交換は、コンプリヘンシブパッケージの時と違い
確実に浮きなく動かしていくために1アライナー2週間で交換していきます。

ライトパッケージの場合の料金

検査料:40,000円(税抜)
基本施術料:600,000円(税抜)
調整料:4,000円(税抜)
保定料:40,000円(税抜)

となります。

少しのがたつきが気になる方、カウンセリングへお越しください。

TEL  0566−73−0311

こんにちはsmiley

インビザライン は、歯並びの重症度によって必要なアライナー数が変わってきます。
そのためインビザラインにはいくつかのコースがあります。

今回は、コンプリヘンシブパッケージについて説明したいと思います。

comprehensive:包括的な、広い

という意味です。

インビザライン  コンプリヘンシブは、アライン社の歯科矯正治療の基本となる治療オプションです。

当院でもこのパッケージの適応が一番多いです。

アライナー数の制限はありません。(厳密に言うと1回につき99アライナーです。)

追加アライナー(リファイメント)は、期限内であれば何回でも注文することができます。

追加アライナー:追加アライナーとは、さらなる歯牙の移動が望まれる場合、または
臨床経過が当初の治療計画から逸れ、アライナーが適合しなくなった場合に、選択さ
れた治療オプションに基づき一定期間中に新たなアライナーを注文できるオプション
です。

治療完了(有効期限)は、5年以内です。
決して治療自体が5年かかるわけではありません
症例の重症度によりますが平均的には2年半から3年です。
治療完了の意味は5年以内であれば、何回でもスキャンニングしてアライナーを作成することができるということです。
もし治療が3年で終わったとして、その後保定期間に入ります。
保定期間中は、歯並びを安定させるためにマウスピースや取り外し式の装置をつける必要があります。
それが、何らかの理由でやれず少しがたつきが戻っても(後戻り)、
5年以内であればもう一度お金をかけず再治療することも可能です。(※当院の規定です)

また、一度治療は終わったけど、やっぱりここが気になるとかこうしたいなど出てきても
簡単に治療を再開することができます。

コンプリヘンシブパッケージの場合の料金

検査料:  40,000円(税抜)
基本施術料:800,000円(税抜)
調整料:  4,000円(税抜)
保定料:  40,000円(税抜)

となります。

カウンセリングに来ていただいた時にも詳しく説明していきます。

TEL  0566−73−0311

こんにちはsmiley

今回は、インビザラインの歴史についてお話ししていきたいと思います。

マウスピースを用いた矯正は、他にもいくつかありますが、
ほとんどのマウスピース矯正が数週間で来院していただき、その度に印象(歯型)をとって、
そこからまた少し動かすためのマウスピースを作成して、装着するというものです。
来院する回数が多いのと毎回型取りをしなければなりません。

そんな問題を解決しようと開発されたのが、アライナー・テクノロジー社インビザライン です。

インビザラインは、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の一つです。

このインビザラインの特徴は、治療がスタートする前に全ての治療計画を立ててマウスピースを設計することです。

インビザラインの歴史

1997年 <アメリカ>  アライン・テクノロジー社 設立

1998年 <アメリカ>  米国食品医薬品局(FDA)から医療品として承認

1999年 <アメリカ>  インビザラインの販売 開始

2001年 <ヨーロッパ> インビザラインの販売 開始 

2002年 <日本>    アライン・テクノロジー・ジャパン社 設立

2006年 <日本>    インビザラインの販売 開始

2011年 <アメリカ>  光学スキャンニング『iTero』 導入

2014年 <日本>    光学スキャンニング『iTero』 導入


1999年にアメリカで治療が開始され、日本では2006年にようやく治療が開始されました。
アメリカでの治療が始まってから7年後のことです。

また、アライナーを作るための印象(型取り)から光学スキャンニング『iTero』への変更(導入)も
世界では2011年ごろから導入されたのに対して、日本での導入開始は2014年です。
世界から遅れること3年です。

インビザラインだけでなく、歯科治療全体いや医療自体が世界から遅れをとっているのが現状です。
デバイスラグは深刻な問題です。

なにはともあれ・・・
今では日本でもマウスピース矯正治療は主流になってきているほどです。
アメリカでは矯正装置をつけていることがステータスです。
しかし日本人は恥ずかしがり屋さんです。
日本では矯正装置がついていることを嫌います。
やりたい方が増えないはずありません。
そのニーズに応えていけるよう、こうしてインビザラインのことをもっと知ってもらえるよう
頑張って配信していきます。

TEL  0566-73-0311

こんにちはsmiley

今回は、ルートコントロール用アタッチメントについて説明していきます。

まず、ルートとは「root」つまり歯の根のことです。
今までは歯冠(しかん)要は歯の頭の部分を動かすアタッチメントを紹介してきました。
今回は歯の根っこを積極的に動かすアタッチメントです。

素晴らしい治療結果を得るためには、歯根のアンギュレーション(歯を正面から見た時の傾き)と
配列の卓越したコントロールが必要です。
アンギュレーションを変えるには、歯の両側からの横の力(近心的または遠心的フォース)と、
2次モーメントから成るフォースシステムが必要となります。

ルートコントロール用最適アタッチメントを用いて、このフォースシステムを歯牙に適用することが可能となります。
ルートコントロール用アタッチメントは、頬側面に二つのアタッチメントが対角につきます。
一つのアタッチメントにつきアクティブサーフェスが一面あります。
アライナーは歯肉側アタッチメントへのフォースを歯根移動の方向に生み出すよう設計されています。
歯根移動のコントロールに必要な逆モーメントを与えるため、
咬合面側に設置された第二のアタッチメントに加わるフォースを、アライナーが生み出します。(下図)

  

歯牙が小さすぎて2つのアタッチメントを接着できない場合は、
アタッチメント一つプレッシャーポイント1つを設置して、このフォースシステムを生み出します。

プレッシャーポイントは前回の説明でも出てきましたが、アライナーの形状を変化させたもので、
歯牙のある特定の位置にフォースを集中させることができます。

アタッチメントは、私たち矯正歯科医が指示したクリーンチェックの設定通り、つまり指示した歯牙移動を
ソフトウェアが決定し、その移動に適したフォースシステムを生み出すよう、アタッチメントをすべて設定してくれます。

ソフトウェアが設置したものとは別の機能を使用したい場合は、ソフトウェアが持つインターフェースにより、
そのアタッチメントを除去して他のものを設置することができます。
私たち矯正歯科医は治療に使用する装置の設計を、全面的に終始コントロールできます。

ソフトウェアが設計してきたアタッチメントを全く変えないということはほとんどありません。
信用できないわけではなく、より動きやすい方法を考え、良い結果となれば、
その結果がまたソフトウェアに蓄積されていくのです。

アライン社も矯正医も考えることをやめてはいけないということです
頑張ります

TEL 0566-73-0311

こんにちはsmiley

気温が最近また上がってきましたね
体調管理をしっかりしましょうね

今回は、またまた最適アタッチメントについて説明していきたいと思います。

前回までは、圧下する時のアタッチメント挺出するときのアタッチメント回転する時のアタッチメント
一歯につき一つの動きをさせるアタッチメントについて説明してきました。
しかし一歯につきさせたい動きが一つとは限りません。

例えば、治療中の上顎側切歯(上の前から二番目の歯)の移動は、挺出唇舌側傾斜回転
組み合わせるということもあります。
アライナー治療における大きな進歩は、多くの移動からなるこうした複雑な歯牙の動きに対して
最適な力のかけ方が決定され、
次に必要な力のかけ方を生み出すのに必要な機能の組み合わせが決められる、ということです。

ソフトウェアが決定した通りに最適アタッチメント歯牙唇側面(表側)の1カ所に設置され(下図のピンクのポッチ)、
アライナーの舌側面に第二のフォースを生み出すため(赤丸)、
アライナーにプレッシャーポイントが加工させる。(アライナーが一部くぼんでいる)

二つの機能が組み合わさり、複雑な3次元移動に適したフォースシステムが生み出されます。
ソフトウェアで可能となったこの最適アタッチメントは、上顎側切歯の3次元移動を目的にしており、
マルチプレーン挺出用アタッチメントと呼ばれています。

    

しかしこんなにも考えられたアタッチメントでも上顎の側切歯を思い通りに動かすのは難しいのです
日本人は特に上顎の一番目の歯に比べて著しく二番目の歯が小さいことが多いです。(下図)

さらに二番目の歯が一番目の歯よりも後ろに生えてきて一番に隠れていることも多いです。(下図)

そうなると、歯の重なりによってアタッチメントのつけれる場所が限定されます。
また、歯が重なっているとその歯だけをアライナーで囲い込むことができず、
どうしてもフィットが悪くなってしまいます。
そういう時は、補助装置を使ったり、もう一度お口の中をスキャンし直して設計し直したりします。
補助装置についてはまたいつか説明していきます。

次回は、最後の最適アタッチメントについて説明していきたいと思います。

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こんにちはsmiley

今回は、回転用最適アタッチメントについて説明していきます。

回転とは、歯のねじれのことであり、専門用語では捻転(ねんてん)と言います。
捻転は、実際に歯がねじれている形をしているわけではなく、
歯の長軸を中心にして回転した状態で生えてしまっていることです。

捻転歯をほかっておくと・・・
1、見栄えが悪い
2、虫歯や歯周病になりやすい
   歯がねじれていると歯ブラシの毛先がどうしても届きにくいところが出てきます。
   そうすると歯垢がたまり、歯と歯の間が虫歯になり、横の歯も虫歯になってしまいます。
   歯垢がたまると歯肉炎になり、歯周病へと進んでいきます。
   口臭の原因にもなります。
3、歯並びが悪くなる
   歯はお互いに少し押し合いながら今いる位置を維持しています。
   隙間があれば隙間の方に歯は移動していきます。
   捻れている歯は隣在歯と接触している部分がなかったり、少なかったりするので
   捻転歯の方に動こうとします。
   歯がそうやって少し動くだけで歯並び全体に影響してきます。

捻転には種類があります。
 近心捻転:前歯の正中に近い方に向かって捻れている
 遠心捻転:前歯の正中に遠い方に向かって捻れている
 翼状捻転:上の前歯が近心捻転している状態

断面が丸い歯牙の回転をアライナーで実現することは困難だと長い間考えられていましたが、
基本的な生物学を利用することで改善されてきました。
下図に示すように、犬歯(前から3番目)および小臼歯(前から4番目と5番目)の回転も、
回転用最適アタッチメントを用いて、今ではより高い予測性をもって実現されています。
ソフトウェアが、頬側面上の歯牙長軸からもっとも遠い位置に回転用最適アタッチメントのアクティブ・サーフェスを
自動的に設置し、この平面にフォースが働くようアライナーを設計します。
その結果、フォースが大きなモーメントを生み出し、歯牙を望む方向に回転させます。
捻転をとっていく際にアタッチメントと別の歯牙またはアタッチメントとアタッチメントが干渉することはありません。
治療のプロセスも予測し、それが再現させるようにソフトウェアが設計しているためです。

                        

最後は、やはり難しい話になってしまいました。
要は難しいとされてきた回転という動きが最適アタッチメントのおかげでできるようになったということです。

次回も最適アタッチメントについて説明していきます。

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こんにちはsmiley

前回は開咬の原因と治療すべき理由を説明しました。
今回は開咬治療でのインビザライン の特徴を説明していきます。

前歯の開咬治療は基本的に過蓋咬合とは反対の作用を歯に与えればいい。

つまり・・・前歯の挺出と奥歯の圧下である。

ここで前回登場した最適アタッチメントについて少し説明していきたいと思います。
インビザラインの「スマートフォース・最適アタッチメント」製品ラインは、2009年に発売されました。
これらのアタッチメントは、求められる移動(例えば挺出や圧下)に適したフォースシステムを生み出すよう
設計されていて、アライン・テクノロジーで行った研究では、アタッチメント形状を決定する際には、
歯牙の形状を考慮すべきと報告されています。
コンピュータ技術のおかげで、必要に応じて、患者様の治療計画に沿ったそれぞれ特有の歯牙移動に
カスタマイズされたアタッチメントが提供できるようになってきました。
このスマートフォース・アタッチメントの種類は、挺出用アタッチメント、
前歯部マルチトゥース挺出用アタッチメント、回転用最適アタッチメント、
マルチプレーン・アタッチメント、およびルートコントロール用アタッチメント
から構成されています。

開咬治療で使われるのが、前歯部マルチトゥース挺出用アタッチメントです。

4本の前歯すべてを挺出する場合、それぞれの歯にほぼ等しいフォースが確実に加わるよう、
アタッチメントのデザインは歯牙によって変更されます(マルチトゥース挺出)。
このフォースシステムは、1つのかたまりとして前歯4本すべての挺出を行う場合に
その成功率が高まると考えられており、開咬の治療において効果的に用いられています。
写真の通り、前歯に挺出力(青矢印)が加わると、
奥歯の方のアライナーは上の方に上がる力(白矢印)が加わります。(圧下)

つまり、前歯部マルチトゥース挺出用アタッチメントは、
『前歯の挺出』と『奥歯の圧下』の両方に作用してくれます。

症例でお見せしたいところですが、ここだけの話・・・本当にインビザラインは開咬治療得意なんです
また症例あげるのでチェックしてみてください。

TEL  0566-73-0311

こんにちはsmiley

今回から開咬治療時におけるインビザラインの特徴を説明していきます。

まず開咬とは、奥歯は噛んでいるのに前歯が噛み合わず、
常に上下前歯に隙間がある状態のこと
です。(下図)

開咬の原因は、
1、舌の癖
   舌を前に出すクセがあると常に前歯を押してしまうため開いてきてしまいます。
2、指しゃぶり
   指しゃぶりがいけないわけではないですが、学童期(前歯が生え変わってから)になってからも
   長く指しゃぶりが続けば続くほどリスクは上がります。
3、口呼吸
   口で息をしていると、常に口を開けていることになるので、舌の位置が口蓋についておらず
   下にあったり、前に出てきたりします。
   さらに口呼吸は口の周りの筋肉を弛緩させるので舌の筋肉の力が勝り、開咬に繋がります。
4、遺伝
   両親、祖父母が開咬なら骨格的に開咬になることもあります。

などが挙げられます。

開咬をほかっておくと・・・

1、顎関節に支障をきたす
   開咬の方は、奥歯しか噛めないので顎関節症を引き起こすこともあります。
2、歯周病になりやすい
   奥歯しか噛めないので奥歯の負担が大きく、奥歯の周りの歯周組織にダメージを与えます。
3、虫歯になりやすい
   前歯が開いていると口の中が乾燥しやすくなり唾液が循環しなくなるため(唾液には抗菌作用がある)
   菌が繁殖し歯周病や虫歯になりやすくなります。
4、発音障害
   前歯が開いていると、空気が抜けてしまい、発音に支障をきたします。
5、胃腸障害
   前歯で咬みちぎったり、すりつぶすことができなくてあまり咀嚼せずに食事をすると
   消化不良になるなどの胃腸障害を起こす可能性があります。
6、口呼吸による病気のリスクの上昇
   呼吸は本来鼻でします。鼻には菌やウィルスを防御する機能が備わっています。
   口にはその機能はなく、直接菌やウィルスが体内に入っていくので風邪などの病気のリスクが上がります。

などたくさん悪いことが起こる可能性があります。

開咬も過蓋咬合同様治療すべき歯並びです

今回は開咬についてだけお話ししました。
次回インビザライン における開咬治療を説明していきます。

TEL  0566-73-0311

こんにちはsmiley

今回は過蓋咬合の治療の際に必要なアタッチメントについて説明していきたいと思います。

おさらい
過蓋咬合で重要な歯の移動は・・・

前歯の圧下奥歯の挺出です。

挺出移動は、アライナーが挺出する力を加えられる面が歯牙にない移動の一例です。
例えば、歯を内側に入れたければ外側から歯を押せば動きます。
歯を骨の中に沈みこませたければ(圧下)咬む面から押せば動きます。
しかし挺出させたければ根っこ側から押す力が必要ですが、
根っこは骨に埋まっているので押す事が出来ません。

そこで、挺出の方向にアライナーのフォース(力)が加わるように、
歯の表面に人工物を設置しなければなりません。
この歯の表面の人工物をアタッチメントと呼びます。(下図)

 過蓋咬合用最適アタッチメント(小臼歯挺出)

アタッチメントのデザインはすべて「アクティブサーフェス」という平らな面になっていて、
そこにアライナーのフォースが働きます。
アタッチメントのアクティブサーフェスは一つのアタッチメントに対して一つしかない重要な平面です。
この平面がアライナーと咬み合います。
アタッチメントの残りの部分は、アクティブサーフェスを定位置に固定するためだけに存在しています。

一方、アライナーは、アタッチメントの他の面との接触が緩和されるよう設計させます。
そうすることで、歯牙の特定の場所に、特定方向のフォースを加えることができます。

アタッチメントといっても、いろんなアタッチメントがあります。
上図のアタッチメントは過蓋咬合を治すための小臼歯部(前から4番目と5番目の歯)につく最適アタッチメントです。
青の矢印の方向に力が加わると、アライナーは真ん中から突き上げられます。
そうするとその反作用で前歯に下方向の力(緑の矢印)が加わります。(圧下)

つまりこの最適アタッチメントは、「臼歯部の挺出」と「前歯の圧下」両方に作用してくれます。

過蓋咬合を治すだけでもいろんな機能が出てきましたね。
プレッシャーポイント・バイトランプ・小臼歯部の挺出用アタッチメント
この機能は最初から備わっていたわけではありません。
研究を重ね、インビザライン の弱点を見つけ、それを限りなくゼロにするために
インビザラインも成長してきました。
私たち矯正科医も一緒に成長して行かなければ・・・

次回もアタッチメントの説明をしていきます。

TEL  0566-73-0311

こんにちはsmiley

前回、プレッシャーポイントを説明した際にディープバイトの話を交えながらお話しさせていただきました。
今回はディープバイト(過蓋咬合)の治し方をもう少し詳しく説明していきます。

過蓋咬合とは、噛み合わせが深く、下の前歯が上の前歯で隠れて見えない状態のことを言います。

過蓋咬合の原因は、上顎が下顎に覆い被さるくらい上顎と下顎の大きさが違ったり、
奥歯の噛み合わせが悪くて起こることもあります。

過蓋咬合は、下顎が後方に押させるので、顎関節が窮屈になり、
顎関節症を引き起こすこともあります。
また噛み合わせが深いと下の前歯が上顎の前歯の裏側の歯茎に噛み込んできて
歯肉炎を引き起こすこともあります。

過蓋咬合は、治療すべき歯並びと言えます

過蓋咬合を治すためには、奥歯の挺出(歯を骨から引っ張る)と前歯の圧下(歯を骨の中に押し込む)が必要になります。
前歯の圧下は前回説明したパワーリッジ機能とプレッシャーポイント機能が役に立ちます。
奥歯の挺出には、バイトランプが役に立ちます。

バイトランプとは、上顎アライナー(マウスピース)の前歯の裏側にあるでっぱりのことです。(下図)
歯には何も施しません。
アライナーだけがボコッと出ています。
そこに下の前歯があたることで奥歯の噛み合わせを浮かせることができます。
イメージは、噛んだ状態で下顎を少し前に出してみてください。
前歯だけがあたって、奥歯は浮いていますよね?
その状態をアライナーを装着して作り出すのです。

バイトランプがなぜ作られたのか。

人は口を閉じている時、奥歯は噛まずほんの少しだけ開いているのが理想です。
しかしほとんどの方が普段から上下の奥歯があたっていて噛みしめています。
そういう方がアライナーを装着するとアライナーに厚みがある分さらに奥歯では強い噛みしめが起こります。
そうすると、噛む力の方が強すぎてアライナーの厚み分奥歯が離開してしまうのです。
アライナー装着時、前歯があたって奥歯を浮いた状態にすることで、
奥歯は噛む力の影響を受けずに動かすことができます。

このバイトランプのおかげで奥歯の挺出がより行いやすくなりました。

そしてさらに奥歯の挺出をよりしやすくするのがアタッチメントです。
次回はアタッチメントの作用についてお話ししたいと思います。

TEL 0566-73-0311

こんにちはsmiley
今日は少しだけ涼しいですね。
気温を見ると33℃
最近暑すぎて感覚が麻痺しています。

今日は前回のお話しの続きです。

インビザラインの二つ目のシステムはアライナー(マウスピース)に
特別な形状を施し、ある特定の力を与えるというものです。

ではどういう形があるのか説明していきたいと思います。

まず歯が動くと言っても様々な動きがあります。
傾斜圧下、挺出、回転、歯体移動、歯根移動
この中でも比較的動きとして簡単なのは、傾斜です。
傾斜移動は一つ目のシステムで実現できます。
その他の動きをさせる場合、特別な形状が必要です。

それがパワーリッジ機能プレッシャー・ポイント機能です。

パワーリッジ機能は、歯の根っこを骨の中に入れるように設計されています。
アライナーの前歯の裏側または表側に部分的に溝がほられています。
歯それぞれの形が異なるため、
上顎中切歯(上の歯の中心から一番目)、上顎側切歯(二番目)、下顎前歯には個別のデザインがあります。(下図)

Asian girl with sunglasses smiling

プレッシャー・ポイント機能とは、 パワーリッジ機能を補います。
前歯が著しく外側か内側に傾斜している場合、歯がそれ以上傾斜しないようになっています。 (下図)

(ブログ) 「インビザラインG5」2

ディープバイト(噛みあわせが深い)の改善は、ここに挙げた2つの機能の両方が重要となります。
ディープバイトは、噛み合わせが深いため、
前歯を圧下(歯を顎骨内に沈めるように力をかけること)させて噛みあわせを浅くしなければなりません。
その際に、適切な傾斜コントロールがなければ、望ましくない前歯の干渉が生じ、
臼歯部オープンバイト(上下の奥歯が噛まない状態)につながる場合があります。
なので、圧下中に切歯の不要な唇舌的な傾斜を避けるよう、
各歯の長軸に沿って圧下力のベクトルが加わるようデザインされています。

今回は二つ目のシステムについて詳しく説明しました。
少し難しかったと思います。
もしカウンセリングに来ていただけたら、
ご本人の様の口の中を見ながらこういったことも説明していけます。
ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

TEL 0566-73-0311

こんにちはsmiley
暑い日が続いていますね
水分はこまめにとって熱中症には気をつけてくださいね

今までインビザラインの症例等をのせてきましたが、
頻繁に患者様から「よくマウスピースだけで歯が動きますね。」と
聞かれます。
なので、今日は、そもそもなぜマウスピースを交換していくだけで歯が動くのか。
を説明していきたいと思います。

インビザラインアライナー(マウスピース)は、大きく分けて二つのシステムによって
歯を動かしています。

一つ目は、実際の歯の位置とは少し違う位置でマウスピースを作製し、それを装着することで
マウスピースの歯の位置まで歯が動くというシステム。
ですから、一つ一つ微妙に形が異なるマウスピースを決められた順番に
装着していくことで最終的な目標とする歯並びになっていきます。
これはマウスピースがパカッとはまる場所、つまり歯の頭の部分に作用します。
この力だけでは歯を根っ子から動かすことは難しいのです。

そこでもう一つのシステムが役に立ちます。

二つ目は、マウスピースに特別な形状をつけることである特定の場所だけに力(フォース)
加え、より力強く・より細やかに歯が動くというシステム。
これは歯の根本に近い部分に作用し、根っこから歯を動かします。

ちょっと難しいので・・・

例えば引越しや模様替えで大きい家具や重たい物を動かす時に
上の方を押してもその物自体は動かしにくく、頭だけが動きます。(一つ目のシステム)
ですが、下の方を少しずつ押してあげれば重たいタンスでもその物自体が動きますよね。
二つ目のシステムはこんなイメージ

そしてこの二つ目のシステムの歯の動く「」については
歯科矯正の世界で50年以上にわたり検討され、
世界中の大学で今なお研究課題となっています。
インビザライン治療において歯を動かしていけるのは、
歯科矯正の世界でずっと大切に積み上げられてきたものに基づき、
作られているいるからだと私は思います。

次回は二つ目のシステムについて特別な形状とは
どういう形があってそれがどう歯に作用するのか説明していきたいと思います。

TEL   0566-73-0311

こんにちはsmiley

前回はアウトカムシュミレーションについて説明させていただきましたが、
今回はアウトカムシュミレーションでインビザラインの治療計画をスマートフォンまたはPCで確認する方法を説明させていただきます。

アウトカムシュミレーションとは
インビザラインによる治療後の歯並びや噛み合わせを、治療開始前に確認できるシステムです。
そのため普段鏡越しでしか見る事のできない自分自身の歯並びをより鮮明に見る事ができます。

アウトカムシュミレーションを見るための手順

手順① カウンセリング時にメールアドレスを入力していただきます。

手順② 2通のメールが届きます。
1通目はアウトカムシュミレーションを見ることができるサイトを案内するメールです。
2通目はアウトカムシュミレーションを確認するためのパスワードが記載してあるメールです。

                           

1通目のメール                            2通目のメール

手順② パスワードをコピーする
最初にパスワードが記載してある方のメールを開きます。
ご自身でパスワードを入力していただくか、パスワードをコピーして使用していただきます。

パスワードをコピーする

手順③ 専用サイトに移動する。

次に、専用サイトを案内する方のメールを開きます。
専用サイトへ誘導するボタンもしくはアドレスが書かれた部分を選択します。
アウトカムシュミレーションが見られるサイトに移動します。

 いずれか選択して、専用サイトに移動する

手順④ パスワードを入力してログインする

移動した専用サイトには、パスワードを入力する部分があります。
ご自身で入力していただくか、あらかじめコピーしていたパスワードをペースト(貼り付け)し、「結果のシュミレーションを確認する」のボタンを選択します。

パスワードをペーストしてログインする

アウトカムシュミレーションの操作方法

左上の水色のボタンの説明をしていきます。
左端から
ROTATE  画像の回転 ⇄ TRANS 画像の移動
NUM   歯の番号
IPR   後に説明していきます。
UPPER  上顎の歯列
LOWER 下顎の歯列
MAXIL  上顎(咬合面)
RIGHT  右側
ANTER 正面
LEFT    左側
MAND  下顎(咬合面)

「治療前」と「治療後」の切り替え
画像を切り替えるには、画面下にある棒グラフを操作します。
左端を選択すると、治療前の画像が表示されます。右端を選択すると、治療後の画像が表示されます。

  


治療前の画像


治療後の画像

IPRの数字を消す

治療後の画像を表示した際、たくさんの数字が表示されることがあります。
この数字はIPRといって歯と歯の間を削る量が表示されています。
※このシュミレーションは簡易的に作成したものなので実際のIPRの部位、量は異なってきます。
数字を消す時は、画面の左上にある青い「IPR」のボタンを使用します。
「IPR」のボタンを押すこと数字を簡単に消すことができます。


アウトカムシュミレーションの最大の特徴は自宅で見ることができるということです。

自分で画像を動かしたり、いろんな方向や角度から歯並びや噛み合わせの状態を確認することができます。
本来イメージするのが難しい矯正後の歯並びをシュミレーションで見る事で、
安心して矯正治療を受けることができると思います。
シュミレーションを送りたい方はお気軽にスタッフまで

TEL 0566-73-0311

こんにちは

先日iTEROについてご説明させて頂きましたが、
今回はiTEROの新機能「アウトカムシミュレーション」についてご説明させて頂きます
当院では無料相談時にご希望の患者様に矯正治療前、治療後の
歯並びのシュミレーションを行っています。
15分ほどのスキャニングであっという間に映像化できるシステムです。
実際アウトカムシミュレーションが以下の写真です。

写真左側に映っているのが矯正”治療前”、右側に映っているのが矯正”治療後”です。
この患者様は元々歯のがたつきがありましたが、
治療後の映像を見るとがたつきが改善され咬み合わせがよくなっている事が分かります。

更にシステムを使うと映像を回転して見る事ができる為
前だけではなく横や内側からも歯並びを見る事ができます。

<横から見た映像>

<内側から見た映像>

その為、普段鏡越しでしか見る事のできない
自分自身の歯並びや咬み合わせをより鮮明に知ることができます。

矯正相談に来られる患者様の中には
治療を行う前に自分の歯並びがどんな風に治るのか、
歯を抜く必要があるのか、口元がどれくらい下がるのか、
本当に自分の歯並びがよくなるのか、など
疑問に思われる方も多くいらっしゃいます。

今までは矯正相談時、先生が説明する事を頭でイメージしながら
何となくこういう事かな、と考えられる患者様も多かったと思いますが
このシステムを使う事で更に自分の矯正後の歯並びをイメージしやすくなっております。

※実際には精密検査を受けてレントゲン撮影をし今後の治療方針を決めていきますので
シミュレーション通りにいくとは限りません。
また、当院でアウトカムシミュレーションが可能なのは成人の患者様に限ります。

当院では、矯正を始める前から少しでも不安をなくし
前向きに矯正治療に臨んで頂きたいという思いからこのシステムを導入致しました。
シミュレーションご希望の方は、矯正相談ご予約時その旨お伝えください。

また後藤達也矯正歯科では、スタッフ全員インビザラインの矯正経験を持っておりますので
小さな事でもお気軽にご相談下さい。

お電話お待ちしております。
TEL:0566-73-0311

今回のブログは子供の矯正でカリエールモーションを使った症例をお見せします。


患者Yちゃんは、9歳女の子です。

主訴は、歯のがたつきでした。

 

初診時の写真です。

 


初診時の写真を見ると、左上2番目の歯と下の歯左右3番目の歯(犬歯)が入るスペースがありません。

 

診断:上顎前突・前歯部叢生

 


そのスペースを確保するために上顎はLA(リンガルアーチ)という装置を使います。

LAの写真です。↓
※この患者様の口腔内写真ではありません。

 

 

上の前歯の1本中に入っている歯を唇側に出すために、
上の歯の3番目に生えている乳歯を抜いて、空いたスペースにむかって
リンガルアーチを1ヵ月に1回来院していただき約6ヵ月かけて唇側に出していきます。
LAと併用して下顎の犬歯の萌出スペース確保の為に拡大床という取り外し式の装置を使います。

 

拡大床の写真です。↓

 

 

拡大床は、寝る時とお家にいる時に着けてもらいます。
拡大床は子供の歯が永久歯に生え変わるまで使います。
左上の2番目の歯が出たところで、八重歯(3番目)の萌出スペースがないので、
そのスペースを確保するために、上顎の奥歯を遠心(後ろ)に移動させます。
当時遠心移動装置はHGが一番有効な装置だったためHG(ヘッドギア)という装置を使いました。
上顎の前から6番目の歯にバンドをつけて、寝る時に装置をつけて使用します。

 

HGの写真です。↓

 

 

HGは装置が大きいのと、寝る時しか使わないので、動くのに時間がかかります。
カリエールモーションという新しい装置がでたので、HGからカリエールモーションに装置を変更しました。
こちらの装置は20時間以上、食事と歯磨き以外はゴムをつけてもらいます。
ゴムをしっかりやってもらえば、約6ヵ月で遠心移動ができます。

 

CMの写真です。↓

 

 

5ヵ月後の口腔内写真です。↓

 

 

八重歯(3番目の歯)の萌出スペースの確保ができたのでCMをはずします。
上下マルチブラケットに変更し、最後の調整を行いました。
期間はカリエールから1年8ヵ月かかりました。

 

矯正が終わった時の写真です。↓

 

   
              

   

HGからカリエールに装置を変更していなかったらもっと期間がかかっていました。
Yちゃんはがたつきが治ったと、とても喜んでいました。

 

今回は子供の矯正について説明してきました。
今回のように八重歯の入るスペースが全くなくても歯を抜かずに治療できる場合もあります。
患者様によって治療方法、使う装置、期間等様々です。
お子様の歯並びが気になる方、矯正を考えていらしゃる方は
ぜひ無料相談にお越しください。

 

TEL0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:300000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

こんにちは

今回は当院の矯正相談の流れを紹介させていただきます。

まずは電話かメールで問い合わせをいしていただき、矯正相談が可能な日時を予約します。

予約当日は保険証(中学生以下なら受給者証)をお持ちください。

来院したら受付で問診票を記入してもらいます。            ↓                 カウンセリングルームに入っていただき、口腔内観察、説明用の写真を5枚か7枚撮影します。          ↓ 必要であれば、レントゲン写真を撮ります。(親知らずの有無、歯の根の長さの確認の為)                      ↓          ↓     これらの資料を元に、院長が矯正のプランを提案させていただきます。

ご希望の装置や、期間、料金等、納得するまで相談してください。

 矯正歯科医院の選び方をご紹介させていただきます。

     ①歯科医師が矯正の認定医を持っている

   ②院長がカウンセリングを行う

      院長が直接カウンセリングをすることでどのような人物で治療に対しての考え方や人柄が感じられる

   ③複数の治療法を提案してくれる

 ④治療期間についての説明をしてくれる    年齢や症状によって治療期間はさまざまですが治療期間をある程度明確に答えることができる先生は経験が   あると考えてよいと思います。

 ⑤総額について説明してくれる

     概算の提示とお支払いの方法の提案    Ex)一括払い、分割払い、カード、振り込み、現金、デンタルローン

     ⑥通いやすい場所であること

 ⑦先生に好感が持てること    最低でも治療期間は2年から3年かかるので、院長先生、スタッフ、クリニックの雰囲気に好感が持てない場合は自分に合っていないと思って違う先生を探しましょう

   ⑧クリニックが清潔であること

 ⑨複数の矯正歯科医の話を聞く        先生によって治療方針はさまざまです。ご自分に合う先生を見つけてください。

 ⑩希望する治療法の症例が豊富である事    特に、マウスピース矯正や裏側矯正、外科矯正は経験が重要になります。

   ⑪支払い方法を複数提案してくれる

 ⑫矯正のリスクを説明してくれる

 ⑬院長の職歴が明確であること

         参考にしてみてください

矯正治療についてご相談したい方はこちらまでお電話ください。        (0566)73-0311

 

こんにちは。
今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン)症例をお見せしたいと思います。

 

患者W様は、14歳女の子です。
主訴は歯がでこぼこしていることでした。 
初診時の写真です。

 

 

前歯にはがたつき(叢生)がみられ、奥歯は上の歯と下の歯が1歯対1歯で噛んでいることがわかります。
つまり出っ歯の噛み合わせです。

 

診断:上顎前突・前歯部叢生

 

 
上の奥歯を後ろに下げる(遠心移動)必要があります。
その遠心移動させる装置がカリエールモーションです。

 

インビザラインをスタートする前にカリエールモーションを6か月やってもらいました。
カリエールモーションが終わった時の口腔内写真です。

 

 

上の奥歯が後ろに下がったおかげで前歯には隙間ができています。
左の噛み合わせを見ると下の歯と歯の間に上の歯が入り込んでいることがわかります。
1歯対2歯の関係です。
右の噛み合わせを見ると左の噛み合わせより少し多めに奥歯を後ろに下げていることがわかります。
オーバーコレクションといって少し戻ることを想定して多めに動かしておくことを言います。

この後インビザラインスタートです。
アライナー数(マウスピース数)は全部で21個。
1アライナーを1週間ずつ交換していきます。
この時、重要なのが上下マウスピースに変わってもカリエールモーションをやっていた時同様ゴムがけを20時間やってもらったことです。
カリエールモーションで強い力でゴムでひっぱっていたのでマウスピース治療の時 後戻りしないようにゴムがけする必要があります。
最後のアライナーが終わった時の口腔内写真です。

前歯のがたつきはなくなり、カリエール後にできていた隙間もなくなっています。
奥歯も1歯対2歯の関係で咬めていることがわかります。
通常は歯の並びを微調整するために口腔内を再スキャンし、歯の並びを再設計すること(リファイメント) を2,3回行いますが今回のケースは一回目で満足のいく結果が得られたのでここで保定期間に入りました。

患者様には気にされていた歯のでこぼこがなくなり、喜んでいただきました。
矯正にかかった期間はなんと1年です。
これも患者様がカリエールモーションのゴムかけやマウスピースを20時間以上装着するということを
がんばれたからこその結果です。
歯並びを治すのは治したいという気持ちがとても大事になってきます。
歯並びが気になっている方、今治したいと思っている方ぜひ一度相談にお越しください。
治したいと思っているときがやり時です。

TEL0566-73-0311

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

こんにちは

今回のブログもマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン)にて治療をされた患者様の症例をご紹介いたします。

 

この患者K様は、32歳女性です。

主訴は、前歯が出ていることと咬み合わせでした。

 

こちらが初診時の口腔内写真です。

 

 

上の歯と下の歯の中心がずれています。
また、通常「下の歯2歯に対し上の歯が1歯」というのが正常な歯並びですが
この患者様の場合、右側のみ下の歯が1歯に対し上の歯が1歯になっている事が分かります。

 
つまり右の咬み合わせは出っ歯の咬み合わせなので上の歯を後ろに下げる必要があります。

 

診断:上顎前突・上顎前歯部叢生・下顎左側切歯先天欠如

 

まず、カリエールモーションにて奥歯を下げる治療を行いました。
ゴムかけを始めて半年ほど経っても中々思うように動かなかった為
右の親知らずのみ抜歯をしそのスペースを使って奥歯を後ろに下げました。
結果的に約1年程期間がかかりました。
途中ゴムかけができていなかったことも期間が長引いてしまった
原因と考えられます。

 

こちらがカリエールモーション終了時の口腔内写真です。

 

 

正中のずれが治ってきているのと、
上の前歯のがたつきが少しよくなっているのが分かります。
また、右の奥歯が1歯分後ろにさがっている事が分かります。

 

この状態まできたら、カリエールモーションの装置をはずし
今度はインビザラインにて治療を行っていきます。

 

歯に米粒位の大きさの樹脂をつけその歯を重点的に動かす(アタッチメント)と
歯を削り歯が並ぶ為のスペースを確保しました。(IPR)
また、カリエールモーションで後ろに下げた奥歯が前に戻らないように
インビザラインでのゴムかけも一緒に行いました。
インビザラインでゴムかけする場合は、写真のような方法でゴムかけをします。

 

(こちらの写真は当院スタッフの口腔内です)

 

下の奥歯にボタン(ゴムをかける為のフック)をつけ固定します。
上のマウスピースはゴムがかけられるような仕組みになっているので
下のボタンと上のマウスピースにゴムをかける事で遠心力で上の奥歯を後ろにさげます。

 

そして、約1年後に再度微調整を行う為の新しいマウスピースを作製する為
お口の型取りを行いました。(リファイメント)
リファイメントする前と後と合わせて合計82個のマウスピースを使用しました。

 

現在インビザラインの治療を始めてから1年半ほどかかりましたが、
順調に治療が進んでおり約6ヶ月後くらいには保定の段階へ進める予定です。
こちらが現在の口腔内写真です。

 

                                       

歯並びの事が少しでも気になる方、
どんなことでも構いませんのでお気軽にお問い合わせ下さい。

 

☎0566-73-0311

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

今回はマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン)の症例についてお見せしたいと思います。

 

こちらの患者様F様は、20歳女性です。

主訴は、噛み合わせが悪いことでした。

 
初診時の写真です。

 

 

上下ともに前歯に叢生(歯のデコボコ)がみられます。

 

診断:前歯部叢生

 
叢生を治すためには歯が並ぶスペースが必要です。
奥歯の噛み合わせは1歯対2歯で噛めていて、奥歯の噛み合わせはいいので奥歯を動かさず、前歯だけ動かしたいので前歯にIPR(歯と歯の間を削る)をして右上の完全に中に入っている歯を外に出してこれるようにスペースを作ります。
下顎は拡大とIPRをしてスペースをあけ歯を出します。
1回目は全部で40個で、1個1週間ずつ使い期間は10ヵ月かかりました。
1回目のインビザラインが終わった時の写真です。

 

 

前歯の大きながたつきはなくなりましたが、下の前歯に叢生が残っており奥歯の噛み合わせが少しゆるい気がします。
もう少し噛み合わせを整えるために、アタッチメントを一度全部取り微調整のお口の型どり(リファイメント)を行います。
下の前歯に叢生があるので、スペース確保のため、再度IPRをしました。
上の歯を基準にして見ると下の正中が右にずれているので、右下の叢生が残っている歯を中に入れながら正中を合わせます。
2回目は全部で20個で5ヵ月かかりました。
2回目が終わった時の写真です。

 

 

正中が合い、下の前歯のがたつきもほぼなくなったことがわかります。
しかし奥歯の噛み合わせをもう少し噛ませたいので、もう一度リファイメントを行いました。
奥歯を噛ませるために、歯に透明なボタンをつけて1日中ゴムをかけてもらいました。
下がゴムをかけていた時の写真です。

 

 

3回目は全部で16個で期間は7ヵ月かかりました。
2回のリファイメントを終え、矯正にかかった期間は2年4ヵ月です。
下の写真が矯正が終わった時の写真です。

 

 

F様には噛み合わせがきれいになってとても喜んでいただきました。
噛み合わせが気になる方、また目立ちにくいマウスピースがご希望の方はぜひ無料相談にお越しください。

 

TEL0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

矯正治療のリスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

こんにちは!  今回は鼻呼吸をする為に当院でお勧めしている鼻洗浄の サイナス・リンス の紹介をします。

  

~特徴~

   ●  簡単 鼻うがい

   使い方は簡単、一袋を120mlのお湯(36℃程度)で溶かして、かるく振れば準備OK。    あとはボトルを鼻にあてるだけです。    電子レンジを使って温めることもできます。

   ●  鼻の奥まで優しく丸洗い

         大容量の洗浄液で丸洗い、ラージボリューム&ロープレッシャー・システム(LVLP)を採用、    鼻の奥までしっかり洗い流すことができます。   

  ●  ツーンとこない 痛くない

   サイナスリンスの洗浄液は、PHバランスと人の体液に近い浸透圧を調整した生理食塩水です。     鼻がツーンとしたり、痛くなったりすることはありません。               ※体温と同じ位の温度にしないと、ツーンとしますので、ご注意ください。

  注意事項

 ●  鼻腔が完全に閉鎖してる場合や、中耳炎、耳詰まりの症状がある場合は使用しないでください。

 ●  直近で耳鼻科関連の手術を受けた方は、洗浄前にかかりつけ医師にご相談ください。

~ 使用方法 ~

 ①  はじめに手をきれいに洗い、キャップを開けます。

 ②  体温(36℃程度)に温めたお湯を用意してください。(電子レンジも可)加熱し過ぎにはご注意ください。

 ③  適温のお湯120mlをボトルに入れ、次にサッシェ(洗浄液の素)を入れてください。

 ④  キャップをボトルにしっかり取り付け、キャップ穴をふさぎこぼれないようにボトルを振ってください。

 ⑤  頭を下げ、口で息をしながら、ボトルをゆっくり握り液を押し出すと、     もう一つの鼻孔から洗浄液が流れ出る。

 ⑥  反対側からも同じ手順で行い、終わったら鼻をティッシュ等でやさしくかみます。    (強くかむと耳に水が入る恐れあり)

舌やお口の周りの筋トレをしても、なかなか鼻呼吸ができない方は、サイナス・リンス を一度試してみてはいかがでしょうか

9月より当院では  i Tero (口腔内スキャン)という機械を導入致しました。

こちらは取り外し可能なマウスピース型矯正装置インビザラインを作製する為の光学スキャニング機械です。

患者様お一人お一人に合ったマウスピースを作製する為に、従来は粘土の様なシリコン材料を使用して

歯型取りを行ってきました。

こちらは、流動性があり、おう吐反射を起こしやすい、シリコンが硬化するまでの間息がしづらい、

口が開きにくい、型取り後、口の中がにがく不快な味がする・・・等々難点がありました

こういった難点を解決し、より精密により快適に歯型取りを行う事ができるのがこちらのi Teroです。

~それではどの様な機械でどの様に型取りを行っていくのかをご紹介します~

上下一歯ずつスキャンします

かぶせ物がしてある歯の取り込みや、唾液量の多い方、お口が大きくあけにくい方、奥歯の撮影

には少しお時間を要する場合もありますが、平均すると約5~10分位で型取りは終了となります

スキャンが終了すると画面上に立体的に歯型が写し出されます。

全てがデジタル管理されていますので、データはその場でアメリカへ送られます。

約3~5日でインビザライン作製の為の治療計画がデータで当院へ届きます。

それをもとに、Drが患者様お一人お一人のご要望に合った治療計画を作成し再度

データをアメリカへ送ります。

その後約二週間でアメリカコスタリカ工場から製作されたマウスピースが当院へ届きます。

従来は、シリコンで型取りを行ってマウスピースが届くまで六週間のお日にちを頂いていましたが、

i Tero導入により四週間以内に患者様にお渡しする事が可能になりました。

さらにi Teroは矯正を始めようか検討中の患者様にもとても有効的な機械です。

初回無料カウンセリングにいらっしゃった際に口腔内をスキャンさせて頂き、

ご自身の歯が治療過程でどの様に動くのかを見て頂きます。

それによって治療後の状態を容易にイメージして頂く事が可能になり、

矯正を始めようか迷われている方にも一歩踏み出すお手伝いができれば幸いです。

インビザライン矯正治療料金一覧

初回カウンセリング¥0 検査料¥43,200 装置代¥864,000 調整料¥4,320 保定料¥43,200

ご興味のある方は是非一度お気軽に無料カウンセリングへお越しください。 TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/ リスク・デメリットについて    ・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。   ・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。   ・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。               ・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。   ・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。   ・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。   ・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。   ・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。   ・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。   ・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。   ・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。   リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

こんにちは

今回は「インコグニト」という装置を使って矯正をされた 患者様(27歳)の症例をご紹介いたします。

インコグニトについての詳細は4つ前のブログタイトル 「裏側矯正インコグニトについて」に書いてありますので是非ご一読下さい。

主訴:前歯の凹凸・出っ歯      診断名:叢生・上顎前突

この患者A様は、カウンセリング時歯の凸凹と出っ歯を気にされておりました。 歯を抜く事に対して抵抗がなかった為上下左右4番目の歯を抜く インコグニトにて治療を行う事になりました。

また、A様は左上と右下の親知らずが既に萌えており、 治療途中で歯茎が腫れてしまうのを防ぐために先に歯を抜きました。 患者様によって異なりますが、親知らずが萌えている事により 矯正治療の邪魔になる場合は状況によって先に抜く場合があります。

こちらが初診時のお口の写真です。

           

 

          

歯のがたつきはもちろんの事、横顔の写真を見ると出っ歯の為口元が出ているのが分かります。 また、正面の口を閉じている写真を見るとあごにくしゅっとしたシワが入っています。 これは、出っ歯の方特有で無理に口を閉じようとするからできてしまうのです。

インコグニトの治療は大きく③つに分かれます。

第①段階・・・歯のがたつきをとる 第②段階・・・前歯をさげる 第③段階(最終)・・・噛み合わせを作る まず、第①段階の歯のがたつきをとる為の治療ですが 初めに歯の型取りをした物を海外へ送り 海外からその人その人にあった形の装置が届きます。(約2ヶ月)

↑このようにまとまりで届く為フィットが悪くならない様に すぐに上と下をつけなければいけません。

インコグニトの治療は、フル・ハーフと二種類あり フルの場合は上下の歯どちらとも歯の裏に装置を付けていく治療、 ハーフの場合は上の歯のみ歯の裏に装置を付け、下の歯は表に装置を付ける治療となります。 下の歯は、上の歯ほど話すときや笑う時に装置が目立ちにくく 料金的にもフルよりもお安くなっておりますので、 ハーフを選ばれる患者様もいらっしゃいます。

ここまで来たら、次は第②段階の前歯を下げる為の治療へ移っていきます。 上の歯の裏側に写真のようなゴムをかけて歯を後ろへ下げていきます。

また、前歯をさげる為にインプラントOPEという歯茎に小さいネジを打ち込み ゴムをかける事により遠心力で奥歯を後ろに下げるという治療も一緒に行っていきます。 詳細については、題名「インプラントOPEについて」のブログをご一読下さい。

そして、最終段階の噛み合わせを作る為 奥歯から装置をはずしていきます。

以上がインコグニトの治療の流れとなります。

実際にA様は2年と10か月治療期間がかかりました。 (期間は個人差がありますので患者様によって異なります。) こちらが最終的なお口の写真です。

 

            

 

                       

あごのシワがなくなりました!口元もさがったのが分かります。

今回はA様に実際にインコグニトで治療をしてみて どう感じたか、つらかったこと、よかったことをインタビューしてみました。

つらかった事 →食事など物を噛む時に痛みがあった。 食べかすが装置に挟まる為、歯磨きが通常よりも大変だった。

よかった事 →以前よりも自信を持って笑えるようになった。 人前に出る事に抵抗がなくなった。

矯正というと歯の表にワイヤーを張るイメージをもたれている方も 多いと思います。 インコグニトは裏側に装置を張る為、 装置をつけている事が気づかれず、従来の常識を覆す矯正治療です。

気になる方はぜひお問い合わせください。 無料でカウンセリングを行っております。

https://gototatsuya.com/contact/ 電話:0566-73-0311   矯正料金 検査料:40000円(税抜き) 基本施術料:800000円(税抜き) 保定料:40000円(税抜き) 調整料:4000円(税抜き)      リスク・デメリットについて    ・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。   ・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。   ・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。               ・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。   ・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。   ・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。   ・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。   ・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。   ・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。   ・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。   ・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。   リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

今回のブログはマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン)の症例についてお見せしたいと思います。

 

こちらの患者様N様は、20歳女性です。

主訴は、前歯のデコボコでした。

 

初診時の写真です。

 

 


叢生(デコボコ)と上下ともに顎に対して歯が内側に倒れていることがわかります。
叢生を治すためには歯が並ぶためのスペースが必要です。

 

診断:前歯部叢生

     

スペースを作る方法は3つあります。

 
拡大
あごに対して歯が内側に倒れているので、歯を立たせながら右上の完全に中に入っている歯を外に出してこれるようにスペースを作ります。
下の歯も同様に歯が内側に倒れているので、広げる必要があります。

 

②抜歯
この患者様は上顎前突(上の前歯が出ている状態)ではないので、歯を抜いてしまうと口元が下がり過ぎてしまうので抜歯を選ぶことはできません。

 

IPR
歯と歯の間を削り、歯の幅を調整することです。
この患者様の場合は拡大だけでなくIPRをして少しスペースを作る必要があります。

 

インビザラインの流れを説明していきます。
下の歯のねじれを取りたいので、1番ガタガタしている左前歯を中心にIPRをしました。
上の歯が1本中に入っている歯があります。
その歯を歯列の中に入れるために、拡大をしながら左側の歯を1本ずつ奥にずらし、中に入っている歯を出します。
1回目は全部で25個で、1個1週間ずつ使い期間は7ヵ月かかりました。
下が1回目のインビザラインが終わった時の写真です。
気になっていたデコボコはきれいになりました。

 

 

もう少し噛み合わせを整えるために、アタッチメントを一度全部取り、微調整のお口の型どり(リファイメント)を行います。
初診時、噛み合わせが深く、バイトランプの効果があまり得られず、まだ歯が内側に倒れていることがわかります。
バイトランプとは上の前歯の裏側に噛み合わせを上げるためのでっぱりです。
また上の歯を基準に正中を見ると、下の歯が左にずれているのがわかります。
下の歯をもう少し右にもってくると正中が合うので、下の歯の右側にIPRをしてスペースをつくり正中を右にもってきます。

 

2回目のインビザラインが終わった時の写真です。

 


2回目は全部で12個で期間は3ヵ月かかりました。
矯正にかかった期間は1年5ヵ月です。

 

N様には歯並びがきれいになってとても喜んでいただきました
患者様によって治療方法、使う装置、期間等様々です。
歯並び気になる方、またマウスピース矯正が気になっている方はぜひ無料相談にお越しください

 

TEL  0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:800000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

矯正治療のリスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

舌の癖とは?

            ● 飲み込む時に舌が前の方に出て歯を押している
      ● 上下の歯で舌を挟んでいる、または下の方にある
      ● 口をポカンとあけている、唇をよくなめている、または咬んでいる

                                                                                これが舌の癖です。

 舌や口唇の癖が残っていると舌で歯を押してしまうので、歯並びが安定せず、後戻りの原因になります。
 舌の癖を改善するために、舌の正しい位置、正しい飲み込み方を身につけましょう。
   いきなり正しい飲み込み方をしようとしても舌に筋力がなくコントロールが出来ないと思います。
 筋力をつけるために、舌の筋トレも必要です。

  舌の位置をチェックしてみましょう 

 体の力を抜いて自然に口を閉じます。歯は噛みしめず、口唇だけを軽く閉じます。
 この状態で舌の位置をチェックします。

                ×       ×
    
  上の前歯の裏            上下の歯の間          下の前歯の裏

あなたの舌は正常な位置に舌がありましたか

 舌の筋トレをしてみましょう

 ①  スポットポジション から 吸い上げ

   

               ↑ ☆の位置に舌の先をつけて、       ↑ 舌をきゅーっと吸いあげる

 ② ポッピング

  上の画像の状態から舌を勢いよくおろして、大きな音を鳴らしてみましょう。

 ③ えんげ(唾を飲み込むこと)

  スポットポジションから歯を閉じてイーの口にします。歯の隙間から舌が見えないように唾を飲み込む。

           〇        ×
   
   ↑  舌が見えないので成功              ↑  舌が見えているので失敗

ポッピング や えんげ の練習を朝、晩、入浴中に30回くらい行いましょう

  次に口唇力が弱いといろいろな弊害が

 弊害 ①       歯並びの後戻りの原因になる

       口唇を閉じる力があると、口唇が天然のワイヤーの役割を果たしてくれてます。
       多少舌の癖が残っていても、外側から歯が動かないように押さえてくれます。
       しかし、口唇の力が弱いと歯を外側から押さえられず、歯の角度が戻ったり隙間があいてきてしまいます。

  弊害 ②        顔、口元のたるみの原因になる

       口唇の筋肉は他の表情筋と連動しています。口唇の筋肉が衰えれば衰える程、
       表情筋全体が硬くなって、顔のくすみやたるみの原因になります 

 弊害 ③   鼻呼吸ができなくなる

  鼻呼吸の場合、吸いこんだ空気中には、いろいろな病原菌が含まれていますが、
  その50~80%は鼻の粘膜に吸着され除去されます。
  口呼吸は、口から吸った空気はそのまま喉までいってしまうために、
  喉の粘膜がいろいろな病原菌に侵されることになります。
  そのため、身体の免疫力が下がってしまします。

 弊害 ④   口臭がでやすくなる

  口呼吸で口腔内が乾燥して、唾液がでづらくなり、口臭が出てしまう。

  弊害 ⑤   いびきをかきやすくなる

  口呼吸をしている人は睡眠中あごや口の位置が定まっていません、
  さらに常に口をあけているので口の周りの筋肉がゆるみ、
  舌が喉の方に落ちるため気道をふさいでしまう事があります。

  更にひどい症状になると睡眠時無呼吸症候群になる危険性があります。

 今度は口唇の筋トレをしてみましょう

一つ目は、お口をギューッとすぼめて ”ウー” と、横におもいっきり広げて ”イー” の口を繰り返しましょう。

二つ目は、お口をギューッとすぼめたまま グルグル 回してみましょう。

☟動画があるのでクリックしてください。

IMG_0403       IMG_0405

練習の効果

口元の印象がよくなります!

    
       訓練前                        1年後

口唇の訓練開始から約1年後の画像です。 右の方が輪郭がハッキリしています。
舌や口唇の筋トレの効果がでてきました

舌や口唇の癖は、人それぞれです。
基本的なトレーニングとその人にあったやり方がありますので、
より良い改善策を一緒に探すこともできます。

ご相談したい方はこちらまで ⇒    0566-73-0311   

インプラントopeと言われると
痛いのでは?怖い。どんな事をするの?と不安に思われる患者様がよくいらっしゃいます。

そこで今回は、インプラントopeとは何?どういったことをするのか?等
ご説明させて頂きたいと思います。

まず、インプラントopeとは…
矯正治療の場合、別名 アンカースクリュー治療 と言います。

図のように、矯正歯科用に作られたインプラントを動く事のない骨の部分に埋め込む為
それを固定源として他の歯へ強い力をかける事ができます。
その為、今までの矯正治療では難しかった歯の動きを可能にします。

<例>


インプラントを埋め込み、インプラントと動かしたい歯にゴムをかける事により
前歯を後ろに引っ張ります。

また、治療期間の短縮や外科手術(顎を切る等)が必要な患者様の
治療も可能にしたり、非抜歯矯正の可能性の拡大にもつながります。
因みに、歯がなくなった後に歯の代わりとして埋め込む
デンタルインプラントと今回ご説明する矯正用インプラントとは全く異なります。

こちらが当院で使用しているインプラントになります⇩

右図の本体はインプラントを埋入する時に使用する道具で
左図の釘のように小さい物(約1㎝程)がインプラントとなります。
当院では二種類使用しており、上側がカリエールという歯の表に付ける装置にて矯正をしている患者様用、
下側が歯の裏側に針金をつけるインコグニートという矯正をしている患者様用となります。
基本的に下の小さいインプラントを使用することがほとんどです。

材料はアレルギーを起こす可能性が最も少ないと言われているチタン合金ですので
安心してつける事ができます。

それでは、実際に埋入方法をお見せします。
IMG_0391
IMG_0393
↑上記URLをクリックすると動画が見られます。

動画は一部短縮しておりますが、実際埋入にかかった時間は
45秒程です。(麻酔する時間は除く)

患者様も全く痛みを感じる事なくあっという間に終わったと
おっしゃっておりました。

ここで、実際にインプラント治療をした際のメリット・デメリットをご紹介します。

<メリット>
先ほども申し上げたように、
・矯正治療期間が短くなる事が多い
・抜かない治療の幅が広がる
・外科手術が必要な患者さんでも手術なしでの治療が可能になる

<デメリット>
・インプラントを埋入する必要がある
※埋入部分は骨に埋め込む為、太い血管や神経等がない所ですので
大量に出血したり神経を傷つけるなどの危険性は非常に低いです。

患者様がよく不安に思われる痛みはあるのか?という質問に関してですが、
施術中は麻酔をする為痛みはほとんどありませんが、
術後は歯を抜いた後程度の腫れや痛みが伴うこともあります。
(当院にてお薬をお出しします。)

違和感もすぐに慣れてしまいますので、
日常生活においてもほとんど問題ありません。
ただ、歯石等で不衛生にすると感染により歯茎が腫れる場合がありますので
日ごろよりも気を付けてブラッシングをして頂く必要があります。
また、インプラントを外した後の穴も自然と元に戻っていきますので問題ありません。

今回ご説明した事でこれからインプラントopeを受けられる患者様に
少しでも安心して治療を受けて頂けたら幸いです。

また、その他にも気になる点などございましたら
お気軽にお問い合わせくださいませ。

◇後藤達也矯正歯科
TEL:0566-73-0311◆

こんにちは

私は歯科助手をしています。(19歳)
私は前歯がねじれていることが気になっていた(主訴)ので、
今マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン)にて矯正治療中です。
まだ治療中ですが、今回は私の症例をお見せしていきたいと思います。

 

初診時の状態です。
初診時の奥歯の噛み合わせは上の歯と下の歯が1歯対1歯で噛めているので、奥歯はそのまま動かさず、

ねじれている前歯を動かしていきたいのですが、スペースがないので、そのスペースをつくらなければなりません。

 

  

スペースをつくる方法は3つあります。
①拡大
 左側が私の歯列です。
 右側の歯列と比べてみると広いのがわかります。
   歯のアーチが狭いわけではないので拡大には限界があります。

 

 
②抜歯
 前歯がすごい出ているわけでもなく、前歯の位置はそのままで、ねじれだけとりたいので歯を抜くほどのスペースは必要ない。

 
ディスキング
 歯と歯の間を削り、歯の幅を調整することです。私の場合はディスキングだけを行い並べていきます。

 

 ここでディスキング(IPR)について詳しく説明します。
インビザラインではディスキングのことをIPRとよびます。
IPRとは歯が並ぶスペースがない時に歯の表面のエナメル質を削る処置です。
エナメル質の厚さは1~2mmあり、IPRで削るのは約0.2mmから0.5mm程度でエナメル質の厚みのおよそ3分の1以下です。IPRが原因で虫歯やしみる可能性は低いと言われています。事実、当院の患者様からはそういった症状はでていません。
IPRの量が多い時は虫歯を削るような太いバーでは削らず、削りすぎや虫歯、しみるのを防ぐために専用の細いバーで削ります。
左が虫歯を削るバーで、右が専用の細いバーです。↓

 

 

さらにIPR量が少ない時は削りすぎないように特殊な糸鋸で削ります。
下の写真が糸鋸です。

 

 

IPRの時期、削る量、削る部位は患者様によって異なります。
そのため当院では、あらかじめ患者様のクリーンチェックを確認し、患者様別に治療計画をたてます。
患者様には事前にIPRの時期等をお伝えするようにしています。

 

私のインビザラインの流れを説明していきます。
前歯のねじれをとりたいので、前歯を中心にIPRをしました。
IPRをしてスペースを作って、前歯を動かしていきます。
1回目は全部で25個で1個1週間ずつ使い期間は7ヶ月かかりました。
下が1回目のインビザラインが終わった時の写真です。気になっていた前歯のねじれはきれいに並びました。
  

 

 

もう少し噛み合わせを整えるために、アタッチメントを一度全部とりリファイメント(微調整)のお口の型どりをおこないます。
6週間後に新しいマウスピースが届いたので、アタッチメントをつけて再スタートします。
2回目もIPRの足りなかったところは、もう少し隙間をあけます。
2回目のインビザラインのクリーンチェックです。最後のアライナーの12番です。
上のクリーンチェックでは前歯に隙間は空かない予定でしたが、

下の写真は舌癖で前歯の所に隙間が空いてしまいました。
  

 

私は、舌癖(舌を前に出してしまう)があることがわかりました。
舌を前に出してしまうと、前歯を押してしまうためインビザラインで動かしていくときに妨げになってしまいます。

 

 

ここで舌を常に上あごにつけること、

舌を前に出さないように舌癖訓練を開始しました。
行った訓練は、ポッピング スポット 嚥下(えんげ) です。
ポッピングは舌全体を上あごに吸い上げ、‘‘ポン”と音をだします。
嚥下は舌を上あごに吸い上げて奥歯を噛み舌が出ないように唾液を飲み込みます。
スポット(上の写真)は前歯の少し後ろのプクッとしている所に舌の先をつけ、舌全体を上あごにつけます。
 

 

舌の訓練を続けながらリファイメントをして噛ませていきます。
治療はまだ続く予定ですので、矯正が終わったらまたブログにのせます。

 

舌癖は歯並びを悪くする原因のひとつです。
舌癖による不正咬合(悪い歯並び)は、「うまく発音できない」「食べ物をよくこぼす」等あらゆる症状を引き起こします。
自分の舌の位置が正しいかどうかは判断できないと思うので、舌癖の有無の診断も行いますので、一度歯並びのご相談にお越しください。

 

 TEL 0566-73-0311

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矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

矯正治療のリスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

(さらに…)

smiley こんにちは smiley

今回はインビザライン治療の アタッチメント についてお話しさせて頂きます。

アタッチメントとは、インビザライン治療の際に歯の表面に付く  米粒より小さな歯科用樹脂  です。

個人差はありますがおよそ上下合わせて 20個程 歯に付きます。

 なぜこの様なものを歯に付けなければいけないのかをご説明します。

 アタッチメントが付く事で歯に力が加わり歯を動かし易くします。

 歯のねじれを取ったり、出すぎてしまっている歯を圧下させたり、

 逆に歯を下へ降ろしてくる役割をします。

 また、ある歯を固定源として、他の歯を動かす為のストッパー

 の役割もします。


 
次にどの様に歯にアタッチメントをつけていくのかをご説明します。

上の写真の様にアタッチメントを付ける為の専用アライナーを使用していきます。

歯に接着剤を塗布していきます。

アライナーに樹脂を注入します。

接着剤を注入したアライナーを歯に装着し、光照射をして接着剤を固めます。

固まったらアライナーを取り外します。

上の写真はアタッチメント専用アライナーを取り外し、アタッチメントが付いた

後の歯の状態です。

捉え方は様々ですが ほとんど目立たない 様に思いますがいかがでしょうか?

 次にもしもアタッチメントが取れてしまったらどうすればよいかご説明します。

 めったにアタッチメントが取れる事はございませんが、固いものを噛んだ時や、

 アライナーを無理やり取り外した際などごくまれにアタッチメントが外れてしまう

 事があります。

 アタッチメントが数個取れて数ヶ月経っても支障ありませんので、

 次の来院時にアタッチメントが取れた旨をスタッフにお申しつけ下さい。

 再度付け直しさせて頂きます。

 もしもアタッチメントが大量に取れてしまった場合は一度当院へ

 お電話下さい。ご予約日前のお日にちで来院が可能でしたら

 早目に来て頂き、付け直しさせて頂きます。
 

 インビザライン治療をお考えの方や、今すでに治療中でアタッチメントについて

 何かご質問などございましたらいつでもお気軽にお近くのスタッフ又はお電話にて

 お尋ね下さい。

 後藤達也矯正歯科  TEL (0566)73-0311

 

こんにちは。歯科医師の高柳です

  

今回のブログは、咬み合わせが深く、出っ歯が気になっていた患者様の症例を紹介していきたいと思います。

 

患者様は初診時14歳、女の子でした。

主訴は、出っ歯と前歯の凸凹です。

 

初診時のお口の中のお写真です。

 

 
下の歯に対して上の前歯が少し出ています。
また下の歯にがたつきがあることと下の歯が内側に倒れていることがわかります。
また正面から見ると下の前歯に上の前歯がかぶっていることがわかります。
こういう状態を 過蓋咬合 と言います。

過蓋咬合は前歯が大きく見えてしまったり、顎関節症を引き起こしたりとお口の中に様々な症状を引き起こします。
過蓋咬合は治療すべきかみ合わせです

 

診断:上顎前突、叢生、過蓋咬合

 

過蓋咬合はマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン)で治すことができるので、まず出っ歯を治すためにカリエールモーションから始めました。

  

 

カリエールモーションの期間は 4か月 です。
装置がついている歯の前に隙間ができていることがわかります。
下の写真がカリエール終了時の写真です。

 

 

この状態からカリエールモーションをはずし、インビザラインに移行しました。
インビザラインの印象(型取り)をしてから約6週間でインビザラインが届きました。

 

この患者様のアライナー数は28個で、1週間ずつ使っていただくと約7か月です。
だいたい1か月半から2か月おきに来院していただき、
アタッチメント(歯の表面につける樹脂)がはずれていないか、
アライナー(マウスピース)に浮きがないかなどチェックしていきます。

 

この患者様の場合、IPR(歯と歯の間を削ること)を途中で行っていかないといけなかったため
指示された番号の前に来院していただきIPRを行いました。

 

28個終わった時に来院していただき、並びはきれいになっているか、咬み合わせはどうか、
患者様が今の状態に満足しているかどうか確認し、
まだ微調整が必要であればリファイメント(マウスピース作製のための型取り)をし、
満足のいく状態であれば、保定(今の歯並びの状態を維持するための期間)に入ります。

 

インビザライン終了時のお写真です。

 

 

叢生(がたつき)もなく、出っ歯も治り、
下の歯が隠れていましたが、咬み合わせが上がり、下の歯がしっかり見えています。
この患者様の場合、満足のいく状態であったため、インビザライン専用のビベラリテーナーを使って
保定していくことにしました。

 

矯正にかかった期間は、1年半 でした。

 

患者様には矯正期間が短かったこと、歯を抜かずに出っ歯が治せたことにとても喜んでいただけました。

過蓋咬合は、若い時は特に問題がなくても将来的に様々な症状を引き起こします。
一度、ご自身の歯を鏡で見てみてください
もしそうかもと不安に思ったり、すでに矯正をお考えの方、
ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください

  

TEL0566-73-0311

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矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

矯正治療のリスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

 

今回のブログはマウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例についてお見せしたいと思います。

 

こちらの患者様は、26歳女性です。

主訴は、前歯のガタつきと出っ歯でした。

 
また、非抜歯での治療を強く望まれていました。
その為、透明なマウスピースを使って治療をするインビザラインにて 歯の凸凹また出っ歯の改善を行う事となりました。

  

<初診時の口腔内写真>

 

 

通常2歯対1歯の噛み合わせが理想的な歯並びですが、
写真の通り特に左側が1歯対1歯の噛み合わせ,
つまり上の歯が出ている歯並びとなります。
従来の治療法では歯一本分前に出ているので一本抜かないと並ばせれなかったのですが、
インビザラインでは一本一本奥歯を後ろに下げていくことが可能なので
インビザラインにて歯を抜かずに治療していくことにしました。

 

診断:上顎前突・前歯部叢生

 

インビザラインで歯を動かしていくにあたって、個々の歯を大きく動かす為に
歯に米粒大の白い樹脂のような 少し出っ張ったものをつけ(以後アタッチメント)患者様に1~10のマウスピースをおわたしし
1週間毎に替えてもらうようお伝えしました。
その後の流れについては簡単にご説明させて頂きます。
  10週間後
11~25マウスピースおわたし
  15週間後
更にアタッチメントをつける
26~35マウスピースおわたし
  
10週間後
36~48マウスピースおわたし
前歯をより後ろに下げるため、歯を少し削り歯と歯の間に隙間を作る(以後IPR)

 13週間後
49~54マウスピースおわたし
IPRする
  
6週間後
55~59マウスピースおわたし
IPRする アタッチメントをはずす
  
5週間後
今より理想的な歯並びにする為新たに歯の型を取りマウスピースを作り直します。(以後リファイメント

リファイメントする前の歯の動きを画像で見てみます。

 

 インビザライン スタート時↓

 

15番のマウスピースお渡し時↓

 

 

左上の一番奥の歯から順に後ろに動いているのが分かります。
28番のマウスピースお渡し時↓

一番奥と奥から二番目の歯が動ききった状態です。
手前の5番目・4番目と順に後ろに動かしている事が分かります。

<リファイメント時の口腔内写真>
                                             
ほとんど並んでいるように見えますが、左の噛み合わせが完全に奥に動かしきれていません。
右の噛み合わせも少し噛めていない状態ですので、
再度型を取り新しいマウスピースを作成する事になりました。

  6週間後
作り直したマウスピースを実際にセットし
1~8のマウスピースをおわたし(新たに作り直した為マウスピースの番号は1番に戻ります)
アタッチメントを再度つけ、IPRをする
 
 
8週間後
9~16マウスピースおわたし
  
8週間後
最終的なリファイメントを行う

<最終的なリファイメント時の口腔内写真>
                  

2歯対1歯の咬合関係にありますが、左上の三番目の歯がまだ少し前にあるのが分かります。
また右の噛み合わせはよくなりましたが、左がまだ噛めていないので
もう一度微調整の為の型取りを行いました。
  6週間後
新しいマウスピースをセットし1~6をおわたし
2週間毎にマウスピースを替えて頂く
アタッチメントを追加

  12週間後
7~12マウスピースおわたし
1週間毎に替えて
頂く
  6週間後
最終的な保定装置の型取り
  6週間後
型取りした保定装置を歯にセット

こちらが最終的な歯並びの状態です。
                  

2歯対1歯の咬合関係にあり理想的な歯並びとなりました。

患者様には歯を抜かずに治せたことをたいへん喜んでいただきました。
矯正期間は、2年2ヶ月でした。 人によって個人差はありますが、A様のように出っ歯でお悩みの方、
また目立ちにくい矯正装置がご希望の方はぜひご相談ください。
(TEL:0566-73-0311)

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

ぜひ無料カウンセリングお越しください

電話:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

  

矯正治療のリスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

こんにちは

今回のブログは、従来の矯正なら歯を抜いて治していた症例を歯を抜かずにカリエールモーションとマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)を使って治療した症例をお見せしたいと思います。

 

患者様は男性、初診時16歳でした。
主訴は前歯が出ていることでした。

 

初診時のお口の中のお写真です。

 


真ん中の歯から数えて3番目の歯を見ていただくと上の歯と下の歯が1歯対1歯で噛んでいるので、

この状態は上の歯が前に出ていることを意味します。

 

診断:上顎前突

 

 
上の歯を後ろに下げることができれば出っ歯は治せます。
なので今回カリエールモーションを使って上の歯を後ろに下げます。
初めは弱いゴムから使い段階を踏んで強いゴムにしていきます。

  

ここでカリエールモーションの説明を少ししていきたいと思います。
カリエールモーションに使用するゴムは、2種類あります。
カリエールモーションは1日20時間以上上下でゴムをかけます。
1日1回ゴムを換えていただき、お食事の時と歯を磨く時以外は、
基本的にずっと付けていただきます
カリエールモーションを使用する期間は約6ヶ月~8ヶ月です。
この期間はあくまで目安ですので患者様によって動かす量も部位も違ってきますのでゴムをかける期間は異なります。

 

初診時とカリエールモーション終了時の比較写真です。

 

 

初診時(左の写真)が上の歯と下の歯が1対1で噛んでいる事がわかります。
カリエールモーション後(右の写真)の写真を見ると、

下の歯と歯の間に上の歯が 入り込んで噛んでいることが分かります。
カリエールモーションにかかった期間は 6か月 でした。
その後カリエールモーションをはずしてマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)に移行しました。
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)をスタートしてから5ヶ月目ぐらいの時にマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)の治療計画通りにいっていないことがわかり、
患者様に確認したところマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)の間ゴムをつけていなかったことがわかりました。
カリエールモーションで短期間で動かした歯は戻りやすいため、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)の間もゴムをかけるのは必須です。
一度マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)+ゴムを中止し、再びカリエールモーションを装着しました。
インビザライン中に少し戻ることを考慮し、最初のカリエールモーション使用の時よりも多めに奥歯を下げておくことにしました。
期間は6か月かかりました。

 

2回目のカリエールモーション終了時の写真です。

 

 

その後インビザラインを使用しました。
インビザラインのシュミレーションの治療前後の写真です。

 

 

インビザラインの数は26個、期間は半年でした。

 

治療終了時のお口の中のお写真です。

 

 

この患者様の矯正にかかった期間は2年8ヵ月でした。
患者様とお母様はゴムがやれなかったので、

少し期間はのびてしまったけど
歯を抜かずに出っ歯が治ったことをとても喜んでいました。

 

患者様によって治療方法も治療方針も様々です。
もしかしたら歯を抜かずに矯正ができるかもしれません。

悩んでいる方、矯正に興味がある方ぜひ一度相談に来てください

 

TEL 0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:700000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

矯正治療のリスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

 

こんにちは 歯科医師の高柳です
前回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)治療の検査からマウスピースが届くまでの流れを説明しました
今回のブログは、マウスピース治療の流れを実際に患者様を例に挙げて説明していきたいと思います

 

患者様は女性で、初診時15歳でした。
主訴は、 前歯のがたつきです。
初診時の写真です。

 

上下ともに叢生(がたつき)があり、正中が上と下で合っていないことが
わかります。

 

診断:前歯部叢生(がたつき)

 

検査をしてから6週間後にマウスピースが届きました。
アライナー(マウスピース)は治療終了までのマウスピースが全て届きます。
まずは、アライナーを使用するにあたっての注意事項を説明し、1つ目のアライナーの取り外しの練習等を行っていきます。
クリーンチェックシュミレーションを使って今後の治療計画の説明もしていきます。

 

アライナーを二つお渡しし、一つを2週間ずつ使っていただきます。
次回の来院は1か月後になります。

1か月後、3番目のアライナーの時にアタッチメントと呼ばれる樹脂を歯の表面につけていきます。
これは患者様によってつく位置も形も大きさも異なってきます。

 

 

また患者様によって治療の途中で,ディスキング(IPR)を行うことがあります。
ディスキングとは、歯が並ぶスペースがない時に0.2ミリから0.5ミリくらいエナメル質を削ります。
これも行うタイミングや量など患者様によって様々です

 

 

アライナー3番目からは基本的に1週間ずつの交換になっていきます。
ここからは基本的に2か月から3か月に1回の来院になっていきます。
よく見る歯の表側に装置をはる矯正は針がねの調整が必要になりますので1か月に1回の来院ですが、
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)は来院回数が少ないので、調整料も少なくて済みます
忙しくて毎月通えない方にはおすすめです

 

この患者さんの場合アライナー数が50個あったので、10か月ほどですべてのアライナーが終了します。

 
その時の写真です。

 

がたつきはほとんどなくなり、上と下の真ん中が合っていることがわかります。
しかし前歯に少しがたつきが残っているのと嚙み合わせの微調整が必要なので、
アタッチメントをすべて除去し、もう一度型取りをしました。
これをリファイメントと言います。
リファイメントはだいたいの患者様に必要になってきます。
またリファイメントは患者様によっては2、3回行っていきます。

6週間後、また新しくアライナーが届きました。
今回は15個です。約3ヵ月と3週間で終了予定です。
リファイメントの時は1番からアタッチメントをつけていきます。
この期間中2回の来院のみです。

 

全てのアライナーが終了したときのお口の中のお写真です。

 

 

がたつきもなく、かみ合わせもバッチリです。

この状態で矯正が終わりというわけではありません。
ここから今の歯並びを維持するために保定期間に入ります。
この患者さんの場合、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)専用の保定装置であるビベラリテーナーを使っていただいています。 

 

治療期間は1年4か月です
患者様には歯並びがきれいになってとても喜んでいただきました
歯並びが気になる方、マウスピース矯正が気になっている方
一度無料相談に来てみて下さい
お待ちしております

 

 TEL0566-73-0311 

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矯正料金

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矯正治療のリスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

   3月9日に ”ディズニー アカデミー” に参加させて頂きました 

 少しですが、学んできたことを紹介させていただきます。

   ディズニーテーマパークのコンセプト  

 ファミリーエンターテイメント( 親と子が一緒に楽しめる場所 ) 

   東京ディズニーリゾートテーマパークのゴール  

 ゲストに  ハピネス ( 幸福感 ) を提供する  

    ハピネス は嬉しい楽しいといった人の気持ちですから、形として確認できず、

    生み出された瞬間に消費され、保存することができません。

    こうした品質管理の難しい ハピネス を提供するため、

    直接ゲストに接する表舞台のキャストも、裏舞台のキャストも、すべてのキャストが

    同じゴールを目指して日々仕事に取り組んでいるそうです。

隠れミッキーも

地面に描かれたスティッチも

捕獲されたドリーも

ハピネスの一部ですね  

  後藤達也矯正歯科医院のコンセプトはディズニーのようにファミリーエンターテイメント・・・

  ではないですが、名前の通り 矯正治療 です 

   そして後藤達也矯正歯科医院のゴールは

  治ったらお祭りだね  
 

  だと、思っています。

   実際私も後藤先生に歯並びを治して頂いて、自信をもって笑えるようになりました 

  このよろこびをより多くの方と共感したいです 

   矯正治療を始めた年齢が36歳で、こんな年齢から始めることに不安がありましたが、

  3年の治療を終えてみると、それほど苦痛もなく過ごせました。  (個人的な感想です。)

   ウォルト ディズニー の 言葉に 

ディズニーランドは永遠に完成しない。

この世界に想像力が残っている限り、

成長し続ける。


 このウォルト・ディズニーの考えと同じように、後藤達也矯正歯科医院もカリエールモーションなど、

 最新の治療で患者さんにとって最適であるものは、どんどん取り入れて進化していきたいと思います。

こんにちは

まず初めに カリエールモーション とは…
大臼歯の遠心移動を簡単に痛みなく効率的に行う事で
短期間での遠心移動を可能にする装置の事です。

それでは、一つの症例を例にご紹介させて頂きます。

 


10歳の男の子です。

主訴は、上の前歯が出ていることと歯の凸凹でした。

この患者様は初診時永久歯が完全に生えていなかったため機能的矯正装置を使いながら少し生えて来るのを待ってからカリエールモーションをスタートしました。


まずこちらが、 カリエールモーション スタート時の写真です。↓

  


噛み合わせが1歯対1歯になっていることが分かります。↑
つまり、出っ歯の噛み合わせです。(右側)

診断:上顎前突(出っ歯)

 

 

 
更にこの患者A様は、上の歯と下の歯の真ん中がずれていることが写真から分かります。↑

 

 


このように1歯対2歯の状態が良い噛み合わせです。(左側)

⇩3か月後⇩

 

 


ゴムを使い始めて 3ヶ月 が経ちました。
以前に比べて3番目の歯が下がっているのが分かります。

 

 


また、前歯に少し隙間ができており、上の歯と下の歯の真ん中が合ってきています。

⇩6か月後⇩

 

 


カリエールモーションを使い始めて、 6ヶ月 が経ちました。
下の歯と歯の間に上の歯が入り込んでいます。
つまり、 1歯対2歯の関係 になっていることが分かります。

 

 

 


前歯に隙間ができてきたので、前歯4本に装置をつけました。
正中のズレがほとんどなくなっていることが分かります。
これは、 カリエールモーション の特徴の一つで、メカニズムはまだ解明されていませんが、
上の前歯が自然に正中を合わせるように歯がスライドしていきます。

この後、 カリエールモーション を外してできた隙間に向かって上の前歯を下げる治療を開始しました。

今はまだ治療中ですが、期間として カリエールモーション をつけてから今 1年 が経過したところです。
今後、半年もかからず終われる予定です。

患者A様とお母様は歯を抜かずに治療ができた事、
また早く治療が終われる事にとても喜んでおられました。

患者A様のように出っ歯等で悩まれている方は、
何かお力になれる事があるかもしれませんのでお気軽にご相談下さい。

 

 TEL  0566−73−0311

 

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 ぜひ無料カウンセリングお越しください

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矯正治療のリスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

こんにちは 歯科医師の高柳です。


今回は、上の前歯のスペース不足のためカリエールモーションを使って奥歯を後ろに下げた症例をお見せしたいと思います。

患者様は初診時11歳女の子でした。

主訴は歯のガタつきです。

初診時のお口の中のお写真です。

 

上の前歯の前から2番目の歯が完全に奥に隠れてしまっています。

診断:前歯部叢生(ガタつき)

 

当時カリエールモーションという装置はなく遠心移動に有効的な装置が限られていました。
その中でGMDという装置を選択しました。
GMDという奥歯を後ろに下げる装置を生え変わりを待つ間(約6か月)使用し、
その後カリエールモーションに移行しました。

 

カリエールモーション4か月目です
2番目の歯が入るスペースができたので、カリエールモーションをはずしました。
奥歯を後ろに下げると前歯に徐々に隙間ができてきます。
その隙間を閉じるために前歯6本に装置をつけました。

 

前歯に装置をつけて2か月目です。
下の前歯より後ろにあった左上の前歯は前に出てきています。
見た目もかなり整ってきました。

あとは下にも装置をつけて今まだ治療中ですが、
カリエールモーションにより治療期間は格段に短縮され、歯を抜かずに治療できたことを患者さんも喜んでいました。

 

 

今回は4か月と短期間で動いたケースにはなりますが、
この装置のすごいところは老若男女問わず動くということです。
前に紹介した様々な遠心移動装置は基本的には子供の時しか有効ではありません。
カリエールモーションは、年齢を問わず動くことが本当にすごいことなのです。
なので、大人の方で今までは歯を抜いて治すことしかできなかった症例が
歯を抜かずに治せるようになったのです。
大人の方でもだいたいの患者様が6か月から8か月くらいで動きます。
しかしそれには条件があります。
ゴムを1日20時間以上かけることです。
歯並びを治したいという強い意志が必要です。
歯並びを治したいと思ったその時がやり時です。
しかしカリエールモーションは患者様によって動かす部位も量も違います。
まずは相談に来ていただいてお口の中を見せてください。
もしかしたら諦めていたことが…

 

TEL  0566−73−0311

 

矯正料金

検査料:40000円(税抜き)

基本施術料:600000円(税抜き)

保定料:40000円(税抜き)

調整料:4000円(税抜き)

 

ぜひ無料カウンセリングお越しください

電話:0566-73-0311 

 https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

  

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。

 

・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。

 

・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 

            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。

 

・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。

 

・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。

 

・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。

 

・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。

 

・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。

 

・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。

 

・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。

 

リスク・デメリットを列挙しましたが、必ず起きるわけではありません。

こんにちはsmiley歯科医師の高柳です

今回は、上顎臼歯遠心移動装置のひとつで当院で最も使用している装置

”Carriele Motion”(カリエールモーション)  について説明していきます。

まず、上顎の臼歯遠心移動がなぜ必要なのかですが、

正常咬合と呼ばれれる咬み合わせは、一歯対二歯の咬合様式です。

では出歯はどういうのかというと、一歯対一歯の咬合様式です。

一歯対一歯の咬合様式を正常な位置にする為に上顎を遠心移動させます。

Carriele Motion の特徴は とてもシンプルで短期間で(個人差あり) 遠心移動を行うことができる点です。

Fig01:
上顎第1大臼歯のローテーション補正とアップライトをします。
アップライトとは、歯が手前に倒れているのを立たせてあげることです。

Fig02:
上顎第1大臼歯の遠心移動とローテーションコントロールにより上顎犬歯をⅠ級関係に導きます。
Fig03:
上顎第1大臼歯の近心ローテーションは犬歯のⅠ級関係に影響を及ぼします。

   Fig04:

犬歯から大臼歯、小臼歯から大臼歯を一塊として歯体移動します。

一般的に出歯と呼ばれている咬み合わせは、上顎第一大臼歯(6歳臼歯)が近心に捻転(ローテーション)しています。

まずこれを遠心に回転させることにより第一大臼歯を正常な咬み合わせ(classⅠ と言います)にしていきます。

その時、犬歯ないし小臼歯がひとかたまりで遠心に移動していきます。

この一連の動きを Carriele Motion のみで行っていきます。

この装置をつけるだけで遠心移動するわけではありません。

この装置は、前から3番目の歯と6番目の歯につきます。

3番目の歯のところがフックになっていて、さらに下の奥歯に装置をつけて上下でゴムをかけます。

ゴムをかけることによって上の奥歯を後ろに下げる力がかかります。

こうして遠心移動を行います。

歯を抜かずに上顎前突を治す時、奥歯の遠心移動は必須です。

しかし抜かないと治せない時もあります。

ご自身の歯並びが歯を抜かずに治せるのか気になる方はぜひカウンセリングへ

今回は、上顎臼歯部の遠心移動についてお話したいと思います。

上顎臼歯の遠心移動装置にはいろいろな装置が存在します。
いくつか例をあげていきます。

1) Head gear           
          一番古い上顎臼歯遠心移動装置になると思います。
     上顎大臼歯に金属のバンドを装着し、夜間Face bowと呼ばれる装置をBandに装着し使用します。
     夜間のみの使用なので遠心移動するのに時間がかかる傾向があります。

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2) ペンデュラム
     主に上顎第1大臼歯が近心傾斜している状態にきわめて有効です。
     上顎全体に装置がつくので歯磨きのしにくさと違和感は多少あります。

     *上顎第1大臼歯が近心傾斜というのはその歯の前にある第2乳臼歯と呼ばれる子供の歯が
      むし歯などの理由で小さくなってしまい大臼歯萌出時に前に倒れて生えていることです。

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3) GMD
     大臼歯を遠心移動させる顎内装置の中で一番の移動量が望めます。
     装置が比較的大きいことと一歯ずつしか遠心移動が行えないことが欠点です。

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4) Carriel Motion(カリエール・モーション)
     比較的容易に遠心移動が行える装置です。
     上下に装置を装着して食事と歯磨き以外は顎間ゴムをつけてもらいます。
     ゴムの装着がしっかりできれば最短で遠心移動を行うことができる装置です。
     当院では、ほとんどの上顎臼歯部の遠心移動にはCarriel Motionを使っています。
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5ヵ月でこんなに動きます

これはすごいことなんです
ヘッドギアを使うと、これだけの量を奥歯を後ろに下げるとなると年単位になります。
カリエールモーションは、それを数か月で行うことができます。
まさに治療期間の短縮につながります
今後カリエールモーションを使った症例をお見せしていくつもりです。
ぜひチェックしてみて下さい。

現在当院で積極的に取り入れている、
上顎前突(出っ歯)改善の為の装置
ご紹介させて頂きます。

カリエールモーション

この装置はスペインの矯正専門医である
カリエール先生により発明されました。

従来に比べ、大臼歯の遠心移動を簡単に
痛みなく効率的に行う装置で、
短期間での遠心移動を可能にします。