こんにちはsmiley
歯科医師の高柳です。

10月31日・11月1日と第77回日本矯正歯科学会に参加してきました。
この学会は年に一度開催され、今回の会場はパシフィコ横浜でした。
会場が3箇所に分かれており、とても大きく、すぐそばには海が見え景色が綺麗なところでした。





日本矯正歯科学会は、1926年に設立され日本の矯正歯科分野の中では一番メジャーで伝統のある学会になります。
全国に歯科医師は10万人ほどおり、その中で矯正治療を行っている歯科医師は2万人ほどです。
その中でこの日本矯正歯科学会に在籍している矯正科医は今現在約7000人、
さらにその中でも日本矯正歯科学会の認定医は3000人ほどになります。
当院の院長はその3000人の中の一人です。

今回の学会で、2つの講演を聞いてきました。
「上下顎前突の治療を再考する」
「エッジワイズ法の未来〜変革期を迎えて〜」
難しいですね
今回聞いてきた話の中で患者様にも知っておいて欲しいことをお話します。

睡眠時無呼吸症候群と不正咬合が関係していることは数年前の学会でも話題になっていましたが、
今回子供の睡眠時無呼吸症候群はMFTにより60%改善するというデータがでたことを聞いてきました。
子供の睡眠時無呼吸症候群は、睡眠が浅くなり、成長ホルモンの分泌が少なくなり成長の遅延に繋がります。
精神面での影響もあると言われています。
MFTとは口腔筋機能療法のことで、舌・口唇・頬筋・咀嚼筋などの口腔周囲筋の機能を改善し、
歯列に及ぶ筋圧のバランスを整えるためのプログラムのことです。
当院でもMFTは取り入れていますが、矯正治療のためだけではなくあらゆる疾患を改善させる効果が
あるのであればより一層MFTに力を入れていかなければいけないなと思いました。

この二つの講演の中で6人の先生方がお話されていましたが、私たち矯正医に共通のメッセージがありました。
「矯正終了後の歯並びをイメージできる矯正医になりなさい」
矯正治療をしていて私も感じますがイメージができていないと並び方も並んでいくスピードも全く違ってきます。
これから矯正を考えている方はカウンセリング時説明を聞いて自分の矯正後の歯並びが
イメージできる・想像できる矯正歯科をぜひ選んでください。


最後に矯正を共に学ぶ仲間たちと撮った写真を載せておきます。