舌の癖とは?
● 飲み込む時に舌が前の方に出て歯を押している
● 上下の歯で舌を挟んでいる、または下の方にある
● 口をポカンとあけている、唇をよくなめている、または咬んでいる
これが舌の癖です。
舌や口唇の癖が残っていると舌で歯を押してしまうので、歯並びが安定せず、後戻りの原因になります。
舌の癖を改善するために、舌の正しい位置、正しい飲み込み方を身につけましょう。
いきなり正しい飲み込み方をしようとしても舌に筋力がなくコントロールが出来ないと思います。
筋力をつけるために、舌の筋トレも必要です。
舌の位置をチェックしてみましょう
体の力を抜いて自然に口を閉じます。歯は噛みしめず、口唇だけを軽く閉じます。
この状態で舌の位置をチェックします。
あなたの舌は正常な位置に舌がありましたか
舌の筋トレをしてみましょう
① スポットポジション から 吸い上げ
↑ ☆の位置に舌の先をつけて、 ↑ 舌をきゅーっと吸いあげる
② ポッピング
上の画像の状態から舌を勢いよくおろして、大きな音を鳴らしてみましょう。
③ えんげ(唾を飲み込むこと)
スポットポジションから歯を閉じてイーの口にします。歯の隙間から舌が見えないように唾を飲み込む。
〇 ×
↑ 舌が見えないので成功 ↑ 舌が見えているので失敗
ポッピング や えんげ の練習を朝、晩、入浴中に30回くらい行いましょう
次に口唇力が弱いといろいろな弊害が
弊害 ① 歯並びの後戻りの原因になる
口唇を閉じる力があると、口唇が天然のワイヤーの役割を果たしてくれてます。
多少舌の癖が残っていても、外側から歯が動かないように押さえてくれます。
しかし、口唇の力が弱いと歯を外側から押さえられず、歯の角度が戻ったり隙間があいてきてしまいます。
弊害 ② 顔、口元のたるみの原因になる
口唇の筋肉は他の表情筋と連動しています。口唇の筋肉が衰えれば衰える程、
表情筋全体が硬くなって、顔のくすみやたるみの原因になります
弊害 ③ 鼻呼吸ができなくなる
鼻呼吸の場合、吸いこんだ空気中には、いろいろな病原菌が含まれていますが、
その50~80%は鼻の粘膜に吸着され除去されます。
口呼吸は、口から吸った空気はそのまま喉までいってしまうために、
喉の粘膜がいろいろな病原菌に侵されることになります。
そのため、身体の免疫力が下がってしまします。
弊害 ④ 口臭がでやすくなる
口呼吸で口腔内が乾燥して、唾液がでづらくなり、口臭が出てしまう。
弊害 ⑤ いびきをかきやすくなる
口呼吸をしている人は睡眠中あごや口の位置が定まっていません、
さらに常に口をあけているので口の周りの筋肉がゆるみ、
舌が喉の方に落ちるため気道をふさいでしまう事があります。
更にひどい症状になると睡眠時無呼吸症候群になる危険性があります。
今度は口唇の筋トレをしてみましょう
一つ目は、お口をギューッとすぼめて ”ウー” と、横におもいっきり広げて ”イー” の口を繰り返しましょう。
二つ目は、お口をギューッとすぼめたまま グルグル 回してみましょう。
☟動画があるのでクリックしてください。
練習の効果
口元の印象がよくなります!
口唇の訓練開始から約1年後の画像です。 右の方が輪郭がハッキリしています。
舌や口唇の筋トレの効果がでてきました
舌や口唇の癖は、人それぞれです。
基本的なトレーニングとその人にあったやり方がありますので、
より良い改善策を一緒に探すこともできます。
ご相談したい方はこちらまで ⇒ 0566-73-0311