こんにちは。
今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン )の症例をお見せしたいと思います。
患者M様は、25歳女性です。
主訴は、受け口でした。
初診時のお口の中のお写真です。↓
初診時の状態として、左下の前歯が上の前歯よりも前にあります。
また右上の2番目の歯が完全に内側に入っています。
その歯が内側に入っていることにより正中が右側にずれています。
診断:下顎前突・前歯部叢生
患者様が抜歯に対して不安があったことと、
分析の結果インビザライン でなら歯を抜かずに治療できるということで
マウスピースで治していくことにしました。
最初に届いたマウスピースの数は、38個でした。
それを1個1週間ずつ使っていただきました。
終わった時のお口の中のお写真です。↓
右上の2番目の歯にねじれが少し残っていますが、
しっかり歯列の中に入れてくることができました。
しかし二番目の歯を入れてきたことによって奥歯の噛み合わせが悪くなってしまったので、再度iteroにてスキャニングを行いました。
2回目に届いたマウスピースの数は、15個でした。
15番まで終わった時のお口の中のお写真です。↓
前回より咬合が緊密になり、左上2番目のねじれもほとんどとれました。
あとは、細かいディテーリング をしていきます。
3回目のリファイメントをしました。
3回目は、マウスピースが全部で16個届きました。
16番まで終わった時のお口の中のお写真です。↓
右側の咬みあわせは良くなり、正中も合いました。
綺麗になりましたね。
これで矯正は終了になり、保定期間に入ります。
患者様は、見た目も咬み合わせもよくなり、
たいへん喜んでいただきました。
矯正にかかった期間は、2年でした。
矯正したいなと思っている方、マウスピース矯正に興味がある方
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL 0566−73−0311
矯正費用
検査料:40000円(税抜)
基本施術料:800000円(税抜)
保定料:40000円(税抜)
調整料:4000円(税抜)
リスク・デメリットについて
・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。