こんにちは。
今回のブログは、カリエールモーションを併用したマウスピース型カスタムメイド矯正装置
(以下インビザライン とする)の症例をお見せしたいと思います。
患者様は、16歳女の子です。
主訴は、歯のでこぼこでした。
初診時のお口の中のお写真です。
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![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/07/02.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
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上下の前歯にがたつきがあります。
上の三番目の歯が上の方にあります。
診断:前歯部叢生・上顎左右側犬歯低位唇側転位(八重歯)・上顎前突
上の3番目の歯が入るスペースがないので
カリエールモーションで上の奥歯を遠心移動(後ろに下げる)させて
その後前歯のがたつきをインビザライン にて改善する計画を立てました。
まず上にカリエールモーションを装着し、
下には固定源としてリンガルアーチを入れました。
ゴムを20 時間以上装着していただき、
4ヶ月やっていただきました。
その時のお口の中のお写真です。
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/07/05-1.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
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上の3番目の歯が下に降りてきているのがわかります。
3番が下におりてきたことによって
前歯部のがたつきも少しだけ改善されています。
この状態で上下マウスピースに移行していきます。
1回目に届いたマウスピース数は、29個でした。
1個1週間ずつ使っていただき、
26番のマウスピースが終わるタイミングで来院していただきましたが、
その時にはマウスピースが合わなくなっており、
何番まで使ったかわからないということでした。
今の歯並びから動かなくするために簡易的なマウスピースを当院で作製し、
そのマウスピースを新しいマウスピースが届くまで使ってもらいました。
その時のお口の中のお写真です。
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/07/05-2.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
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![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/07/08-2.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
マウスピースが浮いていたことにより前歯のがたつきが改善していません。
2回目のiTero(アイテロ)を行いました。
2回目に届いたマウスピースの数は、17個でした。
1個1週間ずつ使っていただき、
14番の時のお口の中のお写真です。
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/07/05-3.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/07/02-3.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
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かなり前歯のがたつきが改善されました。
右上の2番目の歯に少しだけねじれが残っているのと
上の左右の3番目の歯が少し外側に傾斜しているので
3回目のiTeroを行いました。
3回目に届いたマウスピースの数は、13個でした。
1個1週間ずつ交換していただき、
13番の時のお口の中のお写真です。
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/07/05-4.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/07/02-4.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
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前歯のがたつきが改善されました。
奥歯の噛み合わせも良いので、
これで保定に移行しました。
保定装置は上下マウスピースを使っていただいています。
矯正にかかった期間は、2年と4ヶ月でした。
矯正費用
検査料:40000円(税抜)
基本施術料:800000円(税抜)
調整料:4000円(税抜)
保定料:40000円(税抜)
インビザライン に興味ある方、歯を抜かないと治らないと診断された方
一度無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566ー73−0311
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
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https://gototatsuya.com/contact/
リスク・デメリットについて
・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。