こんにちは。
今回のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)を
用いた症例をお見せしたいと思います。
患者様は、24歳女性です。
主訴は、歯のでこぼこと咬み合わせでした。
初診時のお口の中のお写真です。
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![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/11/02.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/11/08.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
上の3番目の歯を見ると前方に傾斜しているのが分かります。
上下ともに前歯にがたつきがあります。
診断:上顎前突(出っ歯)・前歯部叢生(がたつき)
患者様は、マウスピース治療が希望だったため
インビザライン にて治療していくことにしました。
さらに痛み軽減、治療期間短縮のため光加速装置を用いました。
最初に届いたマウスピース数は、全部で41個で、
1個3日交換していただきました。
上の前歯を並べるためにはスペースが必要だったため
歯と歯の間を削ってスペースを作りました。(IPR)
さらにそのスペースを前歯を下げるためにも使いたかったため
上の3番目の歯と下の6番目の歯に小さいボタンをつけ、
そこにゴムをかけてもらいました。(アライナーと併用)
アライナー番号32番の時に来院していただいた時に
マウスピースの浮きがあったためその時点で2回目のスキャニングを行いました。
その時のお口の中のお写真です。
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/11/05-1.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
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32番のアライナー時にはもっと並んでいるはずが
上の前歯にまだがたつきがかなり残っています。
2回目のマウスピース数は、全部で57個でした。
今度は1日20時間装着をしっかりお約束していただき、
再び1個3日交換でいくことにしました。
アライナー番号57番の時のお口の中のお写真です。
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/11/05-3.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
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下の前歯のがたつきは改善しましたが、
上の前歯のがたつきがまだ少し残っています。
3回目のiTero(口腔内スキャニング)を行いました。
3回目のマウスピース数は、全部で20 個でした。
1個3日交換していただき、
アライナー番号20番の時のお口の中のお写真です。
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/11/05-4.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/gototatsuya.com/wp-content/uploads/2020/11/02-4.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
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上の前歯のがたつきも綺麗になりました。
上の前歯が下がったため、上と下の前歯もしっかり咬むようになりました。
これで保定期間に移行していきます。
保定期間は、安定するまで上下マウスピースを続けていただいています。
矯正にかかった期間は、1年と4ヶ月でした。
矯正費用
検査料:40000円(税抜)
基本施術料:850000円(税抜)
OrthoPulse:70000円(税抜)
調整料:4000円(税抜)
保定料:40000円(税抜)
ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311
https://gototatsuya.com/contact/
リスク・デメリットについて
・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。