近年、テレビやSNSでもよく耳にするようになったマウスピース矯正ですが、
マウスピース矯正にはインビザライン やアソライナー等いくつか種類があります。
その中でも世界で一番のシェアを誇るインビザライン を当院では扱っています。
当院にカウンセリングに来る方がよく
「インビザライン って失敗しないですか?」
「インビザライン は歯茎が下がるって書いてあったんですが、本当ですか?」
など質問が多くなってきました。
そこで今回のブログは、そんな質問、疑問にお答えします。
では、インビザラインで失敗するということはどういう場合なのでしょうか。
「歯茎が下がってしまった・・・」
どんな装置でも歯茎が下がるリスクはありますが、
マウスピース矯正で歯茎が下がる時は、
○マウスピースの装着時間が守れていない時
マウスピースの装着時間が守れないと
マウスピースが浮いてきて思わぬ方向に力がかかり、歯茎にダメージを与えることがあります。
装着時間は必ず守りましょう。(インビザライン の場合22 時間以上)
○治療経験が少ない歯科医師が設計した時
マウスピース治療は歯科医師なら誰でも行えるわけではありません。
特にインビザライン みたいに歯を1本ずつ動かす設計ができ、
無限に動かせることはメリットでもありデメリットでもあります。
しっかりとした診断と経験が必要です。
○骨の厚みが薄く、歯茎が下がるリスクが高い時
骨の厚みがもともと薄い方、特に下顎の前歯が埋まっている所の厚みが薄い方がいます。
そういう方は下の前歯を並ばせたり、下げたりすると
歯茎が下がってしまうことがあります。
「咬み合わせが悪くなってしまった・・・」
咬み合わせが悪くなる原因は、
○マウスピースの装着時間が短い
マウスピースの装着時間が少ないと治療計画通りに動かなくなってしまいます。
そうすると最終的に動かしたかったところまで歯が動かないので
もちろん咬み合わせは中途半端なところで終わってしまいます。
○治療計画に無理がある
インビザライン できれいに歯を並べるには
しっかりとした綿密な治療計画(クリンチェック)が必要です。
設計は無限に歯を動かせますが、
実際には骨のある場所の中でしか歯を動かすことはできません。
こういったことを考えられる歯医者さんを見つけるためのポイントがあります。
☆しっかりクリンチェック(治療計画)を説明してくれる。
シュミレーションを見せるだけでなく、なぜそういう治療計画にしたのかを説明してくれて、
矯正のリスク等もしっかり説明してくれるところを選ぶ
☆自分から質問できる、しやすい先生を選ぶ。
矯正は期間がかかります。
年単位のお付き合いになりますので何か疑問に思ったらすぐ聞ける環境の方が
良いと思います。
☆先生が治した症例を見せてくれる
自分と似た歯並びで治療が終了してる方の症例を見せてもらえるか聞きましょう。
目で見ると安心感が違います。
☆インビザライン の経験年数や症例数を確認する。
インビザライン はインビザライン 特有の歯の動かし方があります。
インビザライン 治療の経験が豊富な先生をお勧めします。
☆先生の経歴・職歴を確認する。
歯科の中には虫歯・歯周病・外科等様々な分野に分かれていますが
矯正は歯科の中でも特殊で、全ての歯科医師が治療できるわけではありません。
矯正歯科専門の病院を選ぶか
先生が矯正歯科専門の病院で勤務経験があることを確認してみて下さい。
インビザラインだから失敗するのではありません。
インビザラインを扱っている先生 が、矯正専門ではない先生が多すぎるのです。
病院が家から近いとか駅から近いからという理由だけで決めずに
長いお付き合いになりますので納得のいく病院を選んでください。
当院ではカウンセリング時に歯並びのシュミレーションをお見せしたり、
似た歯並びの症例をお見せしています。
無料ですので、お気軽にカウンセリングにお越しください。
TEL:0566-73-0311