「イタッ… また 口内炎? 歯の矯正中なのに… 気が滅入るなあ…」

歯の矯正中にできる、口内炎。患者様によっては、歯の矯正中、くり返し、口内炎ができるケースも。

噛むときに食べ物が口内炎にふれて痛んだり、ヒリヒリと口内炎がしみたり、口内炎って“イヤな感じ”、ですよね。

お悩みの方も少なくない口内炎ですが、ブラケット矯正をはじめとして、マウスピース矯正など、歯の矯正中には口内炎ができることがあります。

今回は、矯正中の口内炎を起こす主な原因・対処方法のご紹介です。

■矯正中の口内炎を起こす主な原因・対処方法


以下のような原因により、歯の矯正中に口内炎ができることがあります。

1.矯正装置や補助装置が原因で口腔内の粘膜が刺激を受け、口内炎ができる


[口腔内の粘膜を刺激することがある矯正装置・補助装置の例]

矯正装置

  • ・ブラケットの角(ブラケット矯正)
  • ・装置から飛び出してしまったワイヤーの先端(ブラケット矯正)
  • ・マウスピースのフチ(マウスピース矯正)
  • ・マウスピースの切り込み(ゴムをかけるための切り込み)(マウスピース矯正)


補助装置

  • ・歯に接着したアタッチメントの突起
  • ・歯に接着したボタン(フック)(ゴムをかけるためのボタン)
  • ・歯槽骨(歯を支えている顎の骨)に取り付けたアンカースクリューの先端部分


上記のような矯正装置や補助装置が原因で口腔内の粘膜が刺激を受け、口内炎ができることがあります。

≪対処方法≫

矯正装置

  • ・ブラケットの角に矯正用ワックスを塗る
  • ・歯科医師にブラケットの中にワイヤーの先端を入れ直してもらう、または、必要に応じてワイヤーの先端を折り曲げるor切る
  • ・マウスピースのフチを滑らかにカットする
  • ・マウスピースの切り込み(ゴムをかけるための切り込み)を滑らかにカットする


補助装置

  • ・食事と歯磨き以外の1日20~22時間以上、マウスピースを装着し、口腔内の粘膜にアタッチメントがふれる時間をできるだけ短くする(マウスピース矯正)
  • ・歯に接着したボタン(フック)に矯正用ワックスを塗る
  • ・歯槽骨に取り付けたアンカースクリューの先端に矯正用ワックスを塗る


2.矯正中のストレスが原因で口内炎ができる


  • ・矯正装置で力をかけることによる、歯・顎の違和感・痛み
  • ・固定式の矯正装置(ブラケット&ワイヤー)の装着
  • ・飲食ごと(水を除く)のマウスピースの脱着+歯磨き


上記のように、歯の矯正中は違和感・痛みを感じたり、守らなければならないルールも多く、ストレスを感じる場面もあるかと思います。

患者様によっては、矯正中のストレスが原因で口内炎ができる場合も。

≪対処方法≫

  • ・矯正装置を装着している状態を「いつものこと(当たり前のこと)」と認識する
  • ・食後と就寝前に歯磨き(+歯間清掃)を行い、できる限り、口腔内を清潔にしておく
  • ・睡眠を十分に取る(1日7時間以上、眠ることが望ましいです)
  • ・様々な栄養素(たんぱく質・炭水化物・脂質、ビタミン、ミネラルなど)をバランス良く摂り、日頃から免疫力を高めておく
  • ・口内炎の状態に応じて、市販の口内炎の薬(塗り薬、スプレー、パッチ、飲み薬など)を用いる(※)
  • ・矯正中、ストレスを感じている・矯正を続けるモチベーションが下がっているときは、歯科医師に相談する


(※)市販の口内炎の薬を用いる際は、事前に、矯正を担当している歯科医師に

薬の種類を伝え、「市販の口内炎の薬を用いても良いか」と尋ねましょう。



【矯正中、ストレスを感じたり、矯正を続けるモチベーションが下がっているときは、ご遠慮なくご相談ください】


「歯の矯正中の口内炎の原因・対処方法」のお話をさせていただきました。

矯正装置・補助装置による口腔内の粘膜の損傷のほか、矯正中のストレスは口内炎の大きな原因の一つです。

後藤達也矯正歯科では、矯正中、いつでも、歯科医師が、患者様からのご相談・お話をお伺いしています。

矯正中、ストレスを感じたり、矯正を続けるモチベーションが下がっているときは、歯科医師までご遠慮なくご相談ください。

最後まで矯正を続けるために、歯科医師・スタッフが、全力で患者様をサポートさせていただきます。
後藤達也矯正歯科

歯科医師


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