こんにちは。

今回も、カリエールモーションを併用したインビザライン症例をお見せしたいと思います。

初診時のお口の中の状態です。

上の前から2番目の歯が下の歯列より内側にあり叢生です。

側方の上下の咬合関係が理想の上1本に対して下2本の理想的な噛み合わせではない。
歯列の幅がせまい。

        

                                       

           

まずは2番目の歯のスペースを確保するために上にカリエールモーションを使います。
下の歯はマウスピースで固定しておきます。


↓8ヶ月後のお口の中の様子です。
様々な理由がありゴムをあまりかけられず、ほとんど動きませんでした。

   

              

     

カリエールモーションはゴムかけしないと、ほとんど意味のない装置です。
(ブログのカリエールモーション症例4をご参照ください。4ヵ月でかなり効果がでています。)
            👇
カリエールモーションを併用したインビザライン症例4

次のステップはカリエールモーションを使わずにインビザラインのマウスピースのみで動かしていくことにしました。

↓上下マウスピースを1週間ずつ使い、
51枚中27枚目くらいでマウスピースが合わなくなった9ヶ月後のお口の中の状態です。
患者さんの左上の1番目と3番目の間に隙間ができてきて、2番目の歯が少し見えるようになりました。

  


             


  


まだまだ並ばせていかないといけないので、リファイメント1回目(マウスピースの作り直し)を行いました。

↓上下マウスピースを37枚最後まで1週間ずつ使い、6ヶ月後のお口の中の状態です。

   
   

             

  

① 左上の2番目の歯が歯列に入っていない
② 右上の2番目の歯が切端咬合と言って上下の歯の先端がぶつかっています。
③ 側方の上下の咬合関係が理想の上1本に対して下2本にはなっていません。
④ 左右の2番目、3番目あたりの噛み合わせがあまく、隙間がある。
                

このような症状を改善させるために、リファイメント2回目を行いました。

↓上下マウスピースを1週間ずつ、21枚最後まで使いました。
6ヶ月後、今回はだいぶ並んできました。

  

              


  


●改善点の結果
① 左上の2番目の歯は歯列に入りましたが、まだ少しねじれています。
② 右上の2番目の歯の切端咬合が、下の歯より上の歯が前方に出て、正常になりました。
③ 側方の噛み合わせが上1本に対して、下2本になりました。きれいに改善されました。
④ 噛み合わせがよくなり隙間がなくなりました。こちらも改善されました。

②~④の症状は解決したので、あとは①を改善するようにリファイメント3回目を行います。


↓上下マウスピース19枚を1週間ずつ使い、5ヶ月後のお口の中の状態です。


   

             

   

               

●改善点の結果 
①ねじれもすっかりきれいになりました。

これでこの方は矯正期間約3年で歯列矯正が終わりました。
カリエールモーションを装着していた時にゴムかけができていれば、もう少し期間を短くできたケースですね。
現在では加速装置も取り入れていますので、さらに期間を縮めることも可能です。

日本人は顎が小さいので、上の2番目の歯が下の歯より舌側にある方は結構います。
それでも矯正すれば治りますので、同じような歯並びでお悩みの方は一度ご相談ください。 

                   0566-77-0311 までお電話ください。