こんにちは。

今日のブログは、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザラインとする)の症例を紹介します。

 

患者様は、18歳男の子です。

 

主訴は、歯のでこぼこでした。

 

初診時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせは悪くないです。

上下ともに前歯にがたつきがあります。

特に上の前から2番目の歯が下の前歯より内側に入っています。

 

診断:前歯部叢生(前歯のがたつき)

 

装置の希望がなかったことと分析の結果インビザラインなら

歯を抜かずに治せるのでインビザラインで治療していくことにしました。

 

1回目のマウスピース数は、全部で26個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

来院時歯と歯の間を削るIPRを行いました。(歯が並ぶスペースの確保のため)

マウスピースと併用して上と下でゴムかけもしていただきました。

アライナー番号26番の時のお口の中のお写真です。

 

 

上の前から2番目の歯は前に出てきました。

奥歯の咬み合わせが少しあまいところがあるので2回目のiTeroを行いました。

 

2回目のアライナー数は、全部で17個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号17番の時のお口の中のお写真です。

 

 

奥歯の咬み合わせもよくなりました。

上と下の正中が少しだけずれているので修正のために

3回目のiTeroを行いました。

 

3回目のアライナー数は、全部で15個でした。

1個1週間ずつ使っていただき、

アライナー番号15番目の時のお口の中のお写真です。

 

 

これで奥歯の咬み合わせも前歯のがたつきも良くなりました。

保定期間に移行しました。

 

矯正にかかった期間は、1年と5ヶ月でした。

 

矯正費用

検査料:40000円(税抜)

基本施術料:850000円(税抜)

調整料:4000円(税抜)

保定料:40000円(税抜)

※現在の料金とは異なる場合がございます


ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

TEL:0566-73-0311

https://gototatsuya.com/contact/

 

リスク・デメリットについて

・矯正調整後、歯の痛みが生じることがあります。基本的には一時的なものなので数日で慣れてきます。
 
・歯肉、頬及び唇に、矯正装置による擦り傷または痛みが生じる場合があります。当院では痛みを軽減できるワックスを渡しています。
 
・患者様が飲食後適切に歯磨及びフロス等の補助器具を行なわなかった場合、 虫歯・歯周病・歯肉炎・脱灰等が生じる可能性があります。当院では矯正の途中で虫歯ができた場合他院様を紹介させていただきます。 
            
・矯正装置装着により一時的に発音に影響を与える場合があります。
 
・咬合状態が治療過程全体を通して変化する場合があり、結果として患者様に一時的な不快感を与える可能性があります。
 
・矯正治療の最終段階で、咬合調整が必要となる場合があります。
 
・長期間にわたって重なっていた歯は、歯間接触下部の歯肉組織が失われている場合があり、歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
 
・矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合がありますが、臨床的に問題ないことがほとんどです。
 
・矯正中、歯の移動に伴い稀に歯の神経が壊死することがあります。その際歯内治療もしくは追加的な補綴修復処置等の追加的な歯科治療が必要となる可能性があります。
 
・稀に、治療中または治療後、顎関節に問題が生じる場合があり、それによって関節痛、頭痛または耳の障害が生じる場合があります。これらの症状と矯正治療との関係ははっきりしていません。
 
・稀に、金属・レジン等にアレルギー反応が発現する場合があります。