Eラインとは、美しいとされる横顔の基準になるラインです。鼻の先端と顎の先端を直線で結んだEライン上、または、Eラインより内側に唇がある横顔が美しいとされています。

前回のブログでは、

①歯科矯正で噛み合わせを整えることで本来あるべき正しい位置に顎が戻る
②顎の位置の正常化により、歯科矯正でEラインの横顔にアプローチすることが可能

というところまでお話ししました。

今回は、「マウスピース矯正のインビザラインで「Eライン」の横顔になれる?」についてご紹介します。

■インビザラインで「Eライン」の横顔になれるの?


◎インビザライン矯正で「Eライン」の横顔にアプローチすることが可能です ただし 条件があります


マウスピース矯正のインビザラインで「Eライン」の横顔にアプローチすることは可能です。ただし、インビザラインでアプローチできるEラインの横顔には以下の条件があります。

条件①顎の位置を数mm程度、動かすことでEラインにアプローチできる

インビザラインを含め、歯科矯正によって噛み合わせが整うことで顎の位置を動かせる可能性があります。ただし、歯科矯正で動かせる顎の位置には限りがあります。

歯科矯正で動かせる顎の位置は最大でも数mm程度です。

歯科矯正により噛み合わせを整えることで顎の位置のズレ(顎が後ろにひっ込んでいるor顎が前に突き出ている)を数mm程度、動かせると予測される場合は、インビザライン矯正でEラインの横顔にアプローチできる可能性があります。

条件②顎の骨格そのものの位置がズレていない

インビザライン(マウスピース矯正)、ワイヤー矯正など矯正方法を問わず、顎の骨格そのものが原因の歯並びの乱れ・顎の位置のズレ、1cm以上の顎の位置のズレは歯科矯正のみでは治せません。

・顎の骨格による歯並びの乱れ
・顎の骨格による顎の位置のズレ
・1cm(10mm)以上、顎を動かさなければならない顎の位置のズレ

上記のケースでは、顎の骨切り手術などの外科的矯正、または、美容外科での整形手術が必要になります。

条件③ある程度、鼻に高さがある

Eラインの横顔になるには、ある程度、鼻に高さがあることが前提条件です。

鼻が低い方の場合、顎の位置を正常化しても鼻の低さが原因でEラインの横顔になれない場合も。

上記の理由から、鼻の低さを改善するため(Eラインの横顔を得るため)には、外科手術による美容整形が必要になるケースがあります。

■歯科矯正でEラインの横顔にアプローチするなら、ワイヤー矯正・マウスピース矯正、どっちがイイの?


◎抜歯をして歯を大きく動かす必要がある場合は、ワイヤー矯正の方が効率的に歯を動かせる可能性があります


矯正方法を問わず、上記3つの条件をクリアしていれば、歯科矯正でEラインの横顔にアプローチできる可能性があります。

歯科矯正でEラインの横顔にアプローチするとき、悩んでしまうのが「ワイヤー矯正・マウスピース矯正、どっちがイイの?」という点ではないでしょうか?

結論から申しますと、ワイヤー矯正・マウスピース矯正、どちらでもEラインの横顔にアプローチできます。ただし、抜歯をして歯を大きく動かす必要がある以下のような重度の歯並びの乱れの場合は、ワイヤー矯正の方がより効率的に歯を動かせる可能性があります。

・重度の出っ歯
・重度の受け口
・重度のガタガタ歯

■アタッチメントや補助処置を用いることで、インビザラインで重度の歯並びの乱れに対応できるケースも


◎アタッチメントの付与で歯を動かす力を高められます


金属製のワイヤーでギュッと強く歯を締めるワイヤー矯正は歯を動かす力が強く、効率的に歯を移動できます。

マウスピースを用いるマウスピース矯正は歯を動かす力がマイルドです。矯正力がマイルドなため、マウスピース矯正では歯を大きく動かす必要がある重度の歯並びの乱れに対して効率的に歯を動かせない場合があります。

一般的に、重度の歯並びの治療には適さないこともあるマウスピース矯正ですが、例外も存在します。

インビザラインです。

インビザラインは独自技術のアタッチメントを用いることで歯を動かす力を高められます。

アタッチメントの付与により、インビザラインであれば、抜歯をして歯を大きく動かす必要がある重度の歯並びの乱れに対応できるケースも。

◎アンカースクリューなどの補助処置を行う、または、ワイヤー矯正を併用する方法もあります


重度の歯並びの乱れに対してインビザラインで治療を行う場合は、アタッチメントのほかにもさまざまなアプローチの仕方があります。

アンカースクリューなどの補助処置を行う、または、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を併用する方法もバリエーションの一つです。

歯を大きく動かすのが苦手とされるマウスピース矯正(インビザラインを含む)ですが、アタッチメント・補助処置・ワイヤー矯正の併用など、やり方次第では、マウスピース矯正でも重度の歯並びの乱れの改善&Eラインの横顔にアプローチできます。

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後藤達也矯正歯科

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