こんにちは。

今日は、当院でもカウンセリング時や治療の途中で質問の多い

「保定装置」についてお答えしていきます。

 

保定装置とは、矯正終了後に綺麗になった歯並びを維持させるための装置です。

当院では、何の装置で矯正を行ったかによって使う保定装置もかわってきます。

 

表側矯正(マルチブラケットを用いた矯正)では基本的に

上顎には可撤式の「サーカムリテーナー」を

 

下顎には固定式の「フィックスリテーナー」を

 

使用していきます。

使用時間は、矯正終了から歯並びが安定するまでの数年間は

1日中(食事以外)装着していただきます。

定期検診時に歯並びをチェックし、

安定していれば夜間のみになっていきます。

 

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(以下インビザライン とする)では

基本的にはマウスピースで保定していきます。

 

保定期間中もアタッチメントがついていないアライナー(マウスピース)を

1番から使っていただき咬合をより緊密にしていきます。

 

 

 

インビザライン には5年という期限があるので

その間何回でも保定用アライナーを作り直すことができます。

また後戻りしてしまった時やもう少し治したいところがあったり、

やっぱりここ気になるなぁ・・・という時も5年以内なら再治療が可能です。

 

保定期間は、患者様によって違いますが

基本的には矯正期間と同じくらいの期間は

毎日1日中マウスピースを装着していただきます。

その後安定していれば「夜のみ装着」等装着時間が減っていきます。

もし5年経ち、インビザライン の有効期限が切れても

マウスピースが破損したり、なくしてしまっても

インビザライン のマウスピースではないですが、

型取りしてマウスピースを作ることも可能です。

 

またインビザライン の方は、保定装置がマウスピースなので

ホームホワイトニングの薬剤を買うだけでホワイトニングができます。

※他の装置で矯正された方もマウスピースを作製し

ホワイトニングすることもできます。(別途費用必要)

 

保定装置はたくさん種類があるので

当院で使う装置と他院で使っている保定装置は全く違う可能性もあります。

カウンセリング時に確認してください。